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火曜日, 10月 03, 2006

2002年の釣果

12月28日,午後2:00-4:00,晴れ,田尻浜,釣果:サヨリ1
釣り納めはボーズも気にせず新天地開拓ということで田尻浜に出かけた.釣り人はゼロ.だいぶ前のイソメがまだかろうじて生きていたので,懲りずにヒラメ狙いのルアーとイソメを投げる.ジェット天秤が根にとられたのでブラクリに切り替える.するとエンピツサヨリの背中にブラクリの針が刺さって上がってきた.残念ながらサヨリの仕掛けは用意していない.その後周囲を移動するがフグ1匹.結局最後の釣果は,新規来店者への粗品進呈のようなものだろうか.
ところで崖を背にテトラで釣っていた時,背後で「バン!」というものすごい音がして土煙が上がっていた.最初は,誰かが銃砲を打ったのかと思った.しかしよく考えて見ると崖の一部が崩落したようだ.いずれにしろ崖には気をつけたい.
今年も1年ありがとうございました.来年もよろしくお願いいたします.

12月21-23日
今週の釣行はありません.
21日に釣り仲間の飲み会があった.この時期は,気温が下がってくると,魚だけでなく人間も活性が下がってくる.他の元気な釣り仲間の様子をみると自分も「また頑張って釣るぞ!」という気分になってくる.しかし飲み過ぎてしまった.翌日は頭痛と吐き気で半日活動できず.体質的に弱いのについつい飲み過ぎてしまう.困ったものだ.
今年もあと1週間.何か良いものを釣って,2002年のフィニッシュをフィッシュで飾りたい.

12月14日,午前9:30-12:00,晴れ,日立北,釣果:ボーズ
午後5:30-8:00,晴れ,会瀬,釣果:メバル1,ドンコ2
午前中の釣行は,ワームでヒラメチャレンジ第三段.しかし何の反応もない.たまに重さを感じても海藻を回収しているだけだ.そろそろヒラメは断念して来期の夢にとっておこう.帰りに会瀬に立ち寄った時,赤灯に10人近い人がいた.会瀬にこれだけの人が集まっているというのは,例の日立港沖の影響かも知れない.遠方から見たので釣れているかどうか判らなかったが,例の根掛かりアクションは確認できた.人が集まってもやはり会瀬は会瀬のままのようである.
とうとうヒラメに見切りをつけ,アオイソメを持って夕方会瀬に出かけた.メバルの仕掛けを2本出し,投げ竿を1本出した.ずっと魚が釣れなかったので,ドンコでも何でもいいからまずは1匹釣りたい.6時頃電気ウキが水中に消えている.巻き上げるとググッという引きが竿を通して伝わってくる.23cmのメバルだった.魚の重みが何とも嬉しい.しかしメバルはこれで終了.7時を過ぎてドンコ2匹が,投げ竿で釣れた.20cm強のメバルは,一人前の刺身としてちょうど良い.残ったアラとドンコは白菜などと一緒にミニ鍋にした.
ところでいわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で人工飼育日数の世界記録を更新していたメヒカリ(マルアオメエソ)の最後の一匹が最近死んだ.記録は百二十三日だったそうだ.メヒカリはいわき市の「市のさかな」に1年ほど前に指定された.メヒカリに決まったときには,「ヤナギガレイやアンコウなどもっと良い魚があるのではないか」との不満もあったようだ.日立でもメヒカリは入手可能で,私も大好きである.

11月30日,午前9:30-12:00,晴れ,高萩,日立北
釣果:ボーズ
ワームでヒラメチャレンジ第二段.まずは,どこにポイントがあるか?車を止められるか?といった調査を兼ねた釣行である.今回は日立北部,高萩周辺を3カ所ほど回ってみた.波も穏やかでサーフ日和のはずである.しかし魚信らしいものは全くない.釣果がないと辛い.早くもくじけ始めている.帰りに長靴を買った.これで少しは海の中に攻めて行けるだろう.ヒラメが釣れるのが先か,挫折が先か,微妙なところである.

11月23日,午後2:00-4:00,曇り,大甕周辺
釣果:ボーズ
ヒラメは,私にとってささやかなロマンである.ヒラメでないヒラメ「黒シタビラメ」「赤シタビラメ」「タマガンゾウビラメ」なら釣ったことはあるが,本物のヒラメが釣りたい.この冬をどう過ごすか考えたとき,思い切ってヒラメにチャレンジしてみることに決めた.ヒラメを手に入れるにはどんな方法があるか?(1)買ってくる,(2)釣り場でもらう,(3)船に乗る,(4)生き餌で釣る,(5)冷凍イワシで釣る,(6)ルアーで釣るなど.実は(2)は過去に一度経験済みである.「すごいなー」「あげるよ」
私としては,ルアー(ワーム,ジグなど)で何とかこの冬に1匹でもヒラメをあげたい.一番良いのは師匠を決めて2,3度付いて歩くことだろう.でも,まずは自力でチャレンジしてみたい.今回は入門編として,大甕周辺砂浜でルアーを投げてみた.波が少し高かった.場所を変えながら2時間投げた.魚信らしいものは無かった.最初はこんなものだろう.
新しいプロジェクトの始まりである.「ボーズを恐れては,何も始まらない」

11月16日,午後3:30-7:30,曇り,会瀬漁港
釣果:Hカニ×4,イシモチ(22cm)×1
予定では,暗くなるまで会瀬赤灯で古イソメを消化して,その後久しぶりのカニに挑戦するつもりだった.しかし,会瀬先端部は工事中で入れない.3月頃までは入れないとのこと.仕方なく港内の別の場所で竿を出すが,根掛かりのみ.4時過ぎに砂浜に出て,カニ釣りを始める.カニはいた.4匹中1匹は妊婦だったのでリリースした.
今回はカニ以外にも網にかかってきた.巻き上げると重く,最初はカニかと思ったら,人の手である.もっとよく見たら軍手だった.しかし中が詰まっている.おそるおそる確認すると中は砂だった.よく「釣り人が第一発見者で..」なんていうのがあるし,あたりは真っ暗だったので結構怖かった.
続いては,網にイシモチが掛かった.しかも22cmのまあまあの型である.投網のようだが,結構嬉しい.

11月10日,午後2:00-4:30,晴れ,久慈川
釣果:ハゼ8
まず会瀬にサヨリの状況を見に行ったが,サヨリは全く釣れていない.そこで数年ぶりに川でハゼを釣ることにした.
私は川釣りはほとんどしない.農薬や環境ホルモンの影響が気になるからである.しかしよく考えてみれば,数十匹とか釣れるわけではない.ワタを取って,子供に食べさせなければよいのだ.それに正直なところ,湾内の魚と川の魚とでどちらが安全なのかよく分からない.(湾内で釣るときにはなるべく外海との潮の流れが良さそうな場所を選ぶようにしている.)
前置きが長くなったが,とにかく久慈川沿いは初めてである.道も分からない.最初に着いたのが,国道6号の下.しかしハゼのいる気配がない.即移動.道に迷いながらもJR鉄橋のちょっと下流に移動した.ハゼはいた.型は13cm前後.
川には,海と違ってゆっくりと時間が流れているような気がする.海の場合常に波音に包まれているが,川は静寂である.静けさの中で,時々電車や対岸の家族の笑い声,鳥の鳴き声などが聞こえてくる.釣果としては毎度のごとく貧果だったが,いつもとは違う贅沢な時間を過ごせたような気がする.
帰りにお魚センターに寄った.日が短くなると,お魚センターのちょうど閉店間際の安売りタイムに買い物ができる.最近お気に入りの柳カレイ生(最近の相場では中型が10匹で800円程度)を割引で手に入れ,帰宅し,さっそく干物にした.

11月4日,午前6:00-8:00,晴れ,久慈漁港
釣果:キス1(17cm),イシガレイ1(17cm)
私は,熱いのは構わないのだけれど,寒いのは大嫌いである.今期初めてラクダの上下を着用することになった.トレーナーも2枚着て,ジャンパーも.まるで相撲取りのようである.ポットにはホットコーヒー2杯分を詰め込む.波が2m前後の予報だったので,会瀬をあきらめ,久慈漁港に行ってみる.今回はアオイソメの投げに絞った.結果としては上記のように,キスとカレイが1匹ずつ.他はフグが2,3匹.
最近また魚の一夜干しを始めた.買ってきたメヒカリやヤナギガレイを塩水に漬けて干すだけで,簡単で非常に美味である.市販のメヒカリの干物は,はらわたが鬱陶しいが,自作の場合,頭とはらわたを取っておけば,丸のまま食べられ大変気に入っている.

10月26,27日
今週の釣行はありません.
日曜日は,「晴れるが風が強い」という予報だったので家族サービスに徹した.
(カブト虫のその後)
最初に「幼虫発見!」と思ったものは,違う虫だった.何なのかは不明.
9月6日「まだチャンスがあるかも」と思い,産卵条件を色々と調べて,産卵場所を用意し最後の♀1匹を移す.3日間に潜ったままだった♀が,浮上して☆になった.マット内を確認すると今度は正真正銘の卵が5個確認できた.やはり産卵用のマットは,充分に湿らせ,厚さも最低10cmは必要なようだ.マットも幼虫の餌とならないものがあるので注意が必要だ.16日後,1匹の孵化を確認した.残りの卵が全滅したのは,最後の♂が死んで1週間経ってから♀に産卵させたので,無精卵だったのかも知れない.
10月27日腐葉土掘りをして,3匹の幼虫を発見した.そのうち2匹は元気な三齢だ.もう1匹は小さくて動かない.死んでいるのか,三齢に脱皮するのか?
ということで現在我が家には,交尾産卵を経た1匹と,最近発見した3匹(もしかすると2匹)が生息中である.

10月19日,午前5:00-8:30,曇りのち雨,東海某所
釣果:アジ1(+バラシ1),ヒイラギ1,ハナダイ1(その他フグ,ヒトデ)
皆さん豆アジをどう定義しているのだろうか?私は10cm以下を豆アジだと思っているのだが,他の人のページを見ると15cmくらいまでを豆アジと呼んでいる人もいる.「20cm以下は豆だ.リリースだ.」という人もいるだろう.
今回は久しぶりに東海方面へ出かけてみた.工事が進みずいぶんと釣り場の様子が変わっていた.ポイントよりも周りに人がいないことを優先に考え釣り座を決める.釣果よりは,お祭りを気にせずゆっくりと釣りたい.まずは浮きサビキでアジを狙う.アオイソメの投げ竿も1本出す.そしてその合間に,メタルジグやらスキップバニーやらを投げる.周りもほとんどはアジ狙いのようだがアジがなかなか上がらない.時々小さいナブラのようなものも現れるのだが,ルアーの方には何の反応もない.最初の1匹はフグ.嫌な予感がする.しかし30分ほど過ぎ,アジが釣れる.すごく大きい.後で計量したら21cmだった.20cm以上のアジは久しぶり,いや初めてかも知れない.しかし後が続かない.もう1匹釣れたのだが,ポトンと足元に落ち,ビヨンと跳ねて海に戻った.こういうのは釣った数にカウントしていいのだろうか?投げ竿の方は,10cmちょっとのハナダイとヒイラギが1匹ずつ.アジ,ハナダイ,ヒイラギを干物にしたが,ヒイラギが一番美味しかった.

10月12-14日
今週の釣行はありません.今週は高波による犠牲者がでました.ご冥福をお祈りします.現場にいた人のコメントで「ここは,台風でも釣りができる場所だった.」というのが印象的でした.過信は禁物で,釣りは常に危険と隣り合わせだと言うことを肝に銘じたいと思います.

10月5日,午前5:00-9:00,晴れ,会瀬漁港
釣果:アジ5,ドンコ1
10月6日,午前5:00-9:00,曇り,会瀬漁港
釣果:子メバル1,ハゼ3
今週は久々の週2度の釣行だった.先週は満足できる釣果があったので,今週はホームグラウンド会瀬に久々に凱旋した.土曜日は赤灯でアジサビキと投げ釣り.サビキの方は6時くらいまでポツリポツリと小アジが釣れたが,明るくなると釣れなくなる.アオイソメとサンマ切り身で投げ釣りに専念するのだが,魚の気配は全くなく,根掛かりだけが続く.結局投げではドンコ1匹に終わった.
日曜はこちらも久々の会瀬南突堤でイシモチを狙ってみる.しかし...魚の気配が全くない.周囲でも全然釣れていない.3時間ほど粘った後に,漁港の湾内で真ハゼ率(釣れた全てのハゼのうち真ハゼの占める割合)の調査を行う.最初に小メバルが釣れたのでこれは計算外.その後3匹立て続けに真ハゼが釣れ「今年の会瀬の真ハゼ率は高いかも」と思ったが,その後は5匹ほど他のハゼ(クツワハゼ,スジハゼ,アカオビシマハゼなど)が釣れて終了.アカオビシマハゼは,他の漁港ではあまり見られないが会瀬では遭遇する頻度が高い気がする.

9月29日,午前5:30-9:00,晴れ,ときどき曇りやにわか雨,久慈漁港
釣果:キス(15-18cm)7,手乗りカレイ2,ハゼ2,ヒイラギ2,メゴチ1(その他フグ,サビハゼ)
気がついたら9月も終わりである.今期は回遊魚ボーズに終わっただけではなく,9月の釣果はアジ2+ハゼ1と引退前のプロ野球選手のような成績である.では9月最後の釣りはどこに行くか?ボーズを避けて某人気ポイントという考えも頭にあったが「釣れなくてもいい.原点に戻ろう!」ということで会瀬に出かける.すると波が高く赤灯には出られない.
気を取り直して久慈漁港に向かう.荷物を降ろしたときにはすでに日が出ている.アジは諦めてアオイソメの投げに専念する.遠,中,近と3本竿を出す.最初にかかったのはサビハゼである.ちょっと不安になる.釣りの女神はこちらを向いてくれないのだろうか?竿出しをして約30分,ブルッと遠投の竿に魚信があった.巻き上げると15cm以上のシロギスである.私の場合,親指と人差し指を目一杯広げた長さが15cmで,それ以上のキスは良型と定義される.その後8時くらいまでキスが釣れた.他にも手乗りカレイ2,ハゼ2,ヒイラギ2,メゴチ1と久々に食べられるもの五目を達成した.私自身の記録としても,これだけのキスが釣れたのは初めてである.ということで,今回は久々の大漁旗であった.晩にはキスの刺身も楽しめた.淡白で美味であった.釣りの女神がくれたキスに感謝!

9月23日,午後4:00-6:00,曇り,久慈漁港
釣果:真ハゼ1+その他のハゼ多数
今週末は家族サービスでいわき方面へ出かけた.中之作港などの漁港は素通りして,子供と海岸で砂遊びをする.ちょっと悲しい.子供と砂浜を掘っていたらゴカイがたくさん出てきた.「うーん,釣りがしたい」それに,普通砂浜を掘るとトビムシがたくさん出てくるが,今回はトビムシに混じって2mmほどの子エビ(プランクトン)がたくさんいた.10000匹くらい捕まえれば,食べられる量になるかもしれない.
休みの最後にちょっとだけ釣りの時間ができた.台風のため外海を避けて,数年ぶりに久慈漁港の湾内でハゼ釣りをした.しかし次から次ぎへと外道ハゼの嵐.外道を10数匹釣って,最後に1匹だけ真ハゼが釣れた.暗くなったのでアジ釣りに切り替えたが,人が1匹釣ったのを目撃しただけだった.ということで9月の釣果はトータルしてもアジ2+ハゼ1である.寂しい.

9月15,16日
今週の釣行はありません.最近食べて美味だったもの.
(1)冷奴に葱を山盛りに乗せ,ごま油とめんつゆと七味をかけて食べる.
(2)イカのわたを油でいためて味噌,酒で味付けし,ゲソを加えて炒める.最後に葱を乗せる.(これは東北地方の何とかという名の料理で,私のオリジナルではありません.)

9月7日,午後4:00-6:00,曇り,日立港
釣果:アジ1
図書館に行って「虫の味」(篠永哲,林晃史(著)八坂書房)という本を見つけた.昆虫衛生の専門家がありとあらゆる虫を食べまくる本である.ハエの子,カブトムシ,ムカデ,カマキリは言うにおよばず,ゴキブリの刺身やシラミをあぶったふりかけなど,よくもまあこれまで食べられるものだと感心する.キャッチアンドイートを心がける方々にも読んでもらいたい.この本を読んでいるとイソメなどは高級食材のように思えてくる.
釣りのほうは特筆すべき内容はない.青物シーズン終盤に入り何とか1匹だけでもと出漁した.カンパチはアジを釣って,泳がせてと,順を追って釣るのが確実だとは分かっていてもルアーの一発勝負に賭けてしまう.それに某人気釣り場に行けば確率がぐんと上がることも分かってはいる.自分のやりたい釣り方でボーズなら仕方がない. 今回はアオイソメの投げ竿を1本出しておき,並行してメタルジグとバーニーを投げつづけた.その結果ルアーの方は反応なし.投げ竿を巻いたときに飛びついたアジ1匹が釣果となった.

8月31日,午後4:00-7:00,晴れ,久慈漁港
釣果:アジ3
8月の思い出。東京湾にタマちゃんがやってきた。アザラシが東京湾まで流れてくるということは,それだけ寒流の勢いが強いのだろうか。おかげで今期はまだ青物をゲットできていない。今年の夏は例年になく家族サービスに精を出したので,トータルの釣行時間も短かった。
先日我が家のカブトムシの雄が激しく執拗に交尾をしていた。と思ったら次の日に息絶えていた。生き物の生に対する執着を感じさせられた。しかし彼の行為は無駄ではなかったようで,我が家で始めて3mmほどのカブトムシの幼虫が生まれていることが確認された。少なくとも10匹はいる。さっそく幼虫の寝床の準備だ。(こうやって釣りの時間が減っていく。)クヌギマットを買って,充分に湿らせ,虫カゴに敷き,幼虫を移植した。来年の夏にうまくカブトムシになれるか楽しみだ。店では,おがくずの昆虫マットを2種類売っていた。1つはクヌギのおがくずで,もう1つは何だかわからない木の屑である。不明の屑の方が安いのだが裏に「幼虫の餌にはなりません。」と書かれてある。成虫を飼うためのマットとしては良いのだろうが,注意が必要である。
前置きが長くなったが,釣りの方はパッとしない。混雑を避け,歩くのを避け,久慈漁港に行った。ところで多賀のJ州屋が無くなったので,我が家の近くで進行方向に対し左にある釣具屋が無くなってしまった。私のつたない運転テクニックでは,道路右の店に車を入れ餌を調達するのは,すごく面倒なことである。(早朝など車の少ないときには問題ないのだが。)ということで今回もイソメなしで,メタルジグとか色々と試しては見たが,結局アジ3匹で終わった。ちょっと寂しい。

8月25日,午前5:00-8:00,晴れ,日立港
釣果:アジ3
今年の夏はなかなか釣りに行けなかった。子供が夏の思い出を作ったら,父親にも楽しい夏の思い出が欲しいものだ。
今回は久々の釣行ということで,どこに行こうか?できることなら青物が釣りたいが,ボーズは避けたい。かと言って日曜の午前中に某堤防に行ってお祭り騒ぎをするのもいやだ。
まずは,第3埠頭に寄ってみると,アジ釣り人が等間隔に並んでる。京都の鴨川では,夏の夕方に,アベックが等間隔で並ぶのが観察されるが,それを思い出した。アジ釣りだけなら竿を出せるかも知れないが,ジグを投げられる雰囲気ではない。
ここを諦め新堤防に行ってみる。ここなら十分なスペースがあり,浮き釣りとルアーが同時にできそうだ。浮きサビキにさっそくアジがかかり幸先がよい。そのうちプチナブラが立つのが見えた。ジグサビキと1年ぶりのバーニーを交互に投げては巻く,投げては巻く,投げては巻く....一度だけジグに魚が飛びついたが,それだけ。結局アジの仕掛けは構ってやれず,アジ3匹で終了となった。アジに専念していたら10以上は釣れていただろうが,しょうがない。

8月17,18日
今週末も家族サービスなどで釣行はありません。
今期は子供に刺激され魚より虫の方に気合いが入っている。茨城町,水戸市,山方町などでカブト虫10数匹,ノコギリ,ミヤマを各3匹ほど,コクワ,ヒラタを6匹ほど捕まえた。茨城の山にも自然が残っていることを実感できるが,逆にこの自然を子や孫に残していきたいと思う。家で飼える分以外は,近所の子にやったり,リリースした。水戸周辺でもカブト,ノコギリのオスが600円,メスが200円で売っているので,獲物の市場価値という意味では釣りよりも大分効率が良いようだ。
虫に関してはまだまだ超初心者なのだが,ポイントをまとめてみた。
時間帯は夕方6-9時頃が一番良いようだ。朝も良いが,街灯に集まったカブトムシの多くは,早朝にカラスに腹だけ喰われてしまうので注意が必要である。昼でも,運が良ければ,木の根元や地面で休んでいる虫を見つけることができる。場所は,やはり樹液の出ているクヌギ系の木が一番だ。林の中で蝶が舞っている木を見つければ良いが,なかなか樹液の出ている木は少ない。樹液には,スズメバチ,アブも集まっているので注意が必要である。他には,やはり林近くの街灯や自販機の照明が狙い目である。

8月10日,午後5:00-7:00,晴れ,ポケットファームどきどき(茨城町)
(昆虫大漁番外編)
私は田舎育ちの割には,恥ずかしいことに,木に付いたカブトムシ,クワガタムシを捕まえたことがない。(建物の壁などにへばりついたものをゲットしたことはあるが。)
今週末は実家の近くで家族サービスをしたら,初の昆虫大漁ゲットとなった。まずは現場に着く前にコンビニに寄ったらアスファルトの上をコクワガタ(オス)が歩いていた。幸先がよい。
茨城町に「ポケットファームどきどき」というJA関連の施設がある。ミニ農場,直売所,レストランなどがある。入場料は無料で直売所には色々と珍しい野菜がおいてあるのでみるだけでも楽しい。ここでは夏休みシーズンには金を払ってネットハウスに入りカブトムシ,クワガタムシのつかみ取りができる。先日初めてここに来て,ノコギリクワガタを買ってしまった。
実はこの場所は,裏にクヌギ林が広がっていて「いい時間帯ならこの林で虫がゲットできそうだ」とは思っていた。8月10日は,肝試し,スライド上映などのイベントがあって,通常6時閉園のところ8時過ぎまで解放していた。薄暗くなってからクヌギ林を歩き回ると,「いた!」メスのカブトである。そしてゴマダラチョウやカナブンが集まっている樹液も発見,オスが2匹もいた。体内のアドレナリンがぐんぐん上昇する。その後も林の中を丹念に捜すと計8匹のカブトムシを捕まえることができた。「1匹○円で,高速料金は浮いたかな」などと,醜い大人の計算もしてしまった。
釣果:カブトムシ8(オス6,メス2),コクワガタオス1(途中のコンビニで)
(リリース)カナブン,カミキリムシ,アブラゼミ

(おまけ)翌日夕方,今年初のカンパチを目指し日立港に出かけたが,強風でまともな釣りができない。せっかく来たのだからと1時間ほど頑張ってみるがジグサビキで,アジ1,フグ1のみ。もしかすると今年の運は,全てカブトムシで終わってしまったのかもしれない。

8月2日,午前4:30-6:30,晴れ,久慈漁港
釣果:カレイ4,メゴチ2
週末は家族サービスのため釣りができないので,久々に朝飯前(出勤前)の釣りに出かける。このところアジが下降気味だったので,今回は目先を変えてアオイソメで天ぷら,唐揚げ用の小物を狙った。早朝の釣りも久しぶりだ。結果は,手のりガレイ4とメゴチ2。ほとんどが足元のちょい投げで釣れた。あわよくばキスもと思ったが,キスは釣れなかった。念のためサビキ仕掛けも出したがこちらもNo Answer。カレイはイシガレイとそうでないやつ(マコorマガレイ)が混じっていた。

7月27日,午後5:00-8:00,晴れ,久慈漁港
釣果:アジ5
釣りに出かける前,冷蔵庫の野菜室を開け大分前に買ったイソメを取り出す。揺さぶってみる。「おーい,生きてるか?」動きがない。家族に見つからないようそっとゴミ箱に捨てる。
ということで,今回も最近ワンパターンの浮きサビキによるアジ釣り。この3週間同じ場所で同じような釣果を得ているが,結論からいうとじり貧である。どんどん釣れにくく,どんどん型が小さくなっている。捌いてタタキなどにするサイズから,焼くか,唐揚げにするサイズに移ってきている。「おいおい,君らは成長しているんじゃないのか?」型の大きいものがいなくなっているだけだということは分かるのだが,悲しい。結局この日の釣果は,塩焼きになってしまった。

7月20日,午後5:00-8:00,晴れ,久慈漁港
釣果:アジ6,巨大ヤドカリ
台風が去り,梅雨が明け,本格的に海のシーズンに突入である。しかしこの時期は,釣り人にとっては,駐車場が至るところ有料になったり,竿出しする場所が限られたりと,迷惑な時期でもある。特に時間によって有料になったりならなかったりするのは解せない。またあの臨時の駐車料金がどう使われているのか,ちょっと気になる。
今回も遠出と強い日差しを避け,久慈で夕涼みを兼ねたアジ釣り。念のため,キス,メバル,カンパチなど何にでも対応できるよう準備はしてある。今回も最低のノルマは,アジ3匹(1人分の肴になる量)である。5時,6時と,低調な時間が過ぎ,7時台にちょっとだけ釣れてトータル6匹。アオイソメの投げの方は,貝の大きさが15cmほどの巨大ヤドカリのみ。残念ながらリリース。

7月14日,午後4:00-5:30,曇り(強風),久慈漁港
釣果:アジ4(+バラシ1)
週末はやはり海に行かないと気が済まない。結構風が吹いているが何とかなるだろう。アオイソメの投げとウキサビキをやろうと久しぶりにイソメを買った。しかし海に着くとものすごい風だ。タックルボックスを忘れたので,もう一度車のとことまで戻る。すると腹が急に痛み出した。子供と一緒にアイスを食べた後,麦茶をがぶ飲みしたのがいけなかったようだ。しかし何とか持ちこたえられそうなので,最悪の場合のためにティッシュを握りしめ釣り場に戻る。強風のため置き竿は不可能なので,とにかくアジだけでもと狙ってみる。アジはいた。しかし強風のため,アジを回収するのも一苦労である。強風のため,釣り上げたアジを下に落とし,バタバタはねるアジはそのまま海へ,なんてこともあった。結局1時間ほどで切り上げた。切り上げを決意したとたん,第2の強烈な波が(腹の方に)やってきた。誰も見ていないなら,テトラの間に潜り込んで...とも思った。しかしそんなことは,釣り人として許されない。釣り人の尊厳をかけた短い戦いが始まった。猫背の早歩きで駐車場に向かい車に乗り込んだ。なるべく気を紛らわせるように,他のことを考えながら,近くのコンビニに飛び込んだ。汗...
東海某堤防だったらアウトだっただろう。

7月6,7日
今週の釣行はありません。天気は良かったのだけれど,風が結構強かったですね。

6月30日,午後4:00-7:00,曇り,常磐の海
釣果:タチウオ4,アジ10
上半期最後の釣りの狙いは,アジ+タチウオ。ウキ+サビキでアジを狙いながら,サビキ+メタルジグでタチウオを探る。しかし釣り始めてから約1時間,何の音沙汰もない。「ボーズ」が頭の中をよぎる。やっとアジが1匹釣れた。しかしその後6時近くまでアジ2匹のみ。帰って,風呂に入って,Wカップ最終戦をゆっくりと見るために逆算すると,そろそろ帰らなくてはならない。にわかサッカーファンになって帰り支度を始めるあたりが,真の釣り人になりきれないところかもしれない。国内にもWカップの存在すら知らず黙々と釣りに励んでいる人がいるのだろう。脱帽。
そんなことを考えながら最後の一投のつもりのサビキ+メタルジグに微弱な魚信がある。「アジかな?」上がったのは,今期初,待望のタチウオだった。しかし細い!短い!(幅3cm,長さ40-50cm程度)サビキ針に食いついたのだが,レギューラーサイズのメタルジグのフックにはとうてい食いつけないほど小顔である。例年に比べタチウオの成長は1ヶ月以上遅いようだ。しかしタチウオがいることが分かり,俄然やる気が出たので,延長戦に入る。ジグのフックは最小のものに変えた。アジの方も6時を過ぎて魚影が濃くなり出したようで,個人的には十分満足のいく釣果が得られた。

6月22,23日
今週の釣行はありません。高校からの友人でホヤ(あの海のホヤ)の研究に一生を捧げてる友が結婚をするということで九州の小倉まで行って来ました。行って気がついたのですが,小倉駅から徒歩10分ぐらいでもう海なんですね。釣り道具をもってくれば良かったかなと思いました。

6月16日,午後4:30-6:30,曇り,会瀬
釣果:イシモチ1(+ばらし1)
今日も微妙な天気である。冷蔵庫のイソメの状態は,もっと微妙である。今回はダメモトで(いつもダメモトかも知れないが),不調といわれる会瀬のイシモチにチャレンジした。開始10分,フグではない明快な魚信がある。イシモチだ。しかしイシモチの取り込みは久しぶりなので,足元で仕掛けがテトラに軽く当たっただけで,イシモチはポロリとはずれてしまった。その後さらに20分ほどして,もう一度魚信がある。今回は慎重に回収する。今年初のイシモチである。しかし15cmほどのミニサイズ。再会を期してリリースした。しかし後で通りがかったおじさんにこの話をすると,「イシモチは弱いから海に戻しても死んじゃうんだよ。」キープして,唐揚げででも食べてあげる方が良かったのかも。

6月15日,午後6:30-7:00,曇りのち雨,久慈漁港
釣果:アジ2
この日はものすごくアジが食べたかった。外は,降りそうな,降らないような微妙な天気である。すぐに車に入れる久慈漁港にとりあえず行ってみた。10分ほどして10cmほどの豆アジが釣れる。そして30分ほどして,20cm弱のアジが釣れる。するとポツポツと雨が...全面撤退か一時避難かを迷ったが,諦めて全面撤退した,車を走らせてすぐに強烈な雷が鳴り響く,そして激しいスコール。何とかびしょぬれにならずに済んだ。

6月3日,午後8:00-11:00,晴れ,日立港周辺
ご近所のKさんと夜釣りに出かける。狙いは今期初のイシモチ。人気ポイントは避けて,久慈川河口の混雑のない場所を選んだ。イシモチもいないことはないようだ。だが...一度だけビクリと魚信らしいものがあったきりで,全くダメ。周りの人も1時間に1匹ほど誰かが上げている程度。
イシモチは諦めて,場所を変えメバル狙いに変更した。メバル1とアジ1,(両方とも20cm弱)をゲットして終了。
ところで,先日会瀬に下見に行ったのだが,今のところ会瀬のイシモチは全くダメらしい。水温(エルニーニョ?)の影響だろうか。もしかすると,今年はイシモチが1匹も釣れないかも知れない。

6月1日,午後4:00-7:30,晴れ,常磐の海
釣果:サッパ6,ドンコ4,アジ1
久しぶりに常磐の海に出かけた。今日はとにかく何でもいいから釣りたいので色々試した。
サビキ:サッパが時々。唯一のアジは,針からはずすとき,堤防の隙間に落っこちた。
イソメの投げ:ドンコが時々。後半はサビキに専念したので,ドンコだけ狙えば,もっと釣れたはず。
メタルジグと餌木:タチウオやイカがいれば,と思ったが何の反応もなし。
イワシのぶっこみ:何の反応もなく最後は根掛かり。
サッパは,マリネ風南蛮漬けになった。(味ぽん,酢,砂糖少々に1日漬け込む。食べる1時間ほど前に新タマネギスライスを加える。)美味。

(番外編)
釣りに行けない間,電子工作をやっていました。白色LED(発光ダイオード)って知っていますか。ノーベル賞に近いと言われる中村氏の研究をベースに作られたもので,通常の豆電球に比べて消費電力が1桁以上少ないのが特徴です。ただこのLEDは,3.6V以上で発光するので,電池4本を使うか,電池の電圧を昇圧させる回路が必要です。トランジスタ技術2000年4月号270pの記事をベースに,ヘッドランプを改造しました。
改造したヘッドランプ(前) (後)
電池1個のスペースに,1.5VをLEDを光らせる電圧に変換する回路(手巻きコイル,トランジスタ,ダイオードなど)が入っています。部品代は400円くらい。5倍くらいの電池寿命が期待できます。作り方は,(余力があれば)後日別ページにてアップする予定です。


5月18,19日
今週も釣行はありません。
先週は町内の草刈り,今週は息子の運動会,いずれも土曜日の予定が雨のため延期になって日曜になっている。これじゃ釣りにも行けない。
それにこの時期は,あまり釣れるものがない。釣れそうなのは,落ち稚アユ?ぐらいだろうか。しかし,冷凍庫には2回分の稚アユのストックがある。
ということで,タチウオあたりが釣れ出さないかなあと,考えている今日この頃です。

5月11,12日
今週の釣行はありません。
最近,義兄に触発されてスモーカー(薫製を作る装置)を買いました。スモークなんて野外でやるものとばかり思っていたのですが,台所でも充分にできることが分かりました。(魚を焼く程度の煙は出ますが,部屋中煙だらけで警報ブザーが鳴るということはありません。)肉,魚,イカ,チーズなど色々と試してみました。やはり,ソーセージとかチーズなどの無難なものが美味しいようです。気のせいか,市販のスモーク食品よりは自分でスモークした方が美味しく感じられます。チップもとりあえずヒッコリーと桜を試しましたが,チップにより香りが変わるのも良いですね。
いつかは自分の釣った魚をスモークしてみたいです。冷凍庫に稚アユが入っているが,これではちょっと無理だろう。

5月6日,午後4:00-7:30,晴れ,日立港
釣果:稚アユ100以上
ここ数年の傾向を見ると連休中の釣行がどんどん減っている。子供が増えたり成長したりした分だけ,自由な時間が取れなくなってきている。今回もやっと時間が取れたのは,連休最終日の夕方だった。まずはボーズ回避のために,稚アユを狙う。すると,いるわいるわ。久々の入れ食いだった。一日遅れの鯉のぼりとなった。
帰ろうと思ったらご近所のKさんが,イカを狙っている。確かにイカの残骸が漂っている。イカの今期一番乗りかも知れないと思い,すぐにイワシを買ってイカ釣りに参入する。7時半頃,ずしりと重みを感じる。巻き上げると,白っぽい姿が目に飛び込んだ。しかしもっと接近して見ると,巨大なヒトデだった。

4月27-29日
今週の釣行はありません。磯崎港で稚アユくらいは釣れるかなという思いをこらえつつ,今回は家族サービスに徹して磯崎港南の海岸で磯遊びをしてきました。カニやヒトデと戯れて,子供たちは楽しむことができたので,良しとしよう。

4月13日,午後6:30-9:00,曇り,日立港
釣果:メバル2(19cm,17cm)
この日の天気予報は,午後から雷雨になるということで釣りを諦めていた。5時を過ぎると予報通りに雷雲が発生してきた。しかしよく見ると常陸多賀あたりを境に,北側が雲で南側が晴れている。基本的に雲の流れは北東方向だろうから,日立港周辺は大丈夫かも知れないと思い,釣りに出かけた。運良く雷雨を避けて釣りをすることができた。
狙いはこの日もメバル一筋である。電気ウキも新加入のメンバーが加わり3個になった。しかし仕掛けは前回同様2竿である。(夜なので竿をたくさん出しても面倒を見きれない。)沈黙の時が過ぎ最初の1匹がやってきた。数分後もう1匹を追加した。釣れたのはいずれもサビキ仕掛けの方だった。そしてその後は静寂...時折カニ,フグなどが訪れ寂しさを紛らわしてくれた程度だった。

4月7日,午後3:30-7:30,晴れ,日立港
釣果:メバル2(27cm,18cm)
最近週末になると,雨が降ったり,風が強かったり,他に用事があったりと,なかなか釣りができない。今回は日曜の午後にやっと時間ができて,海に向かう。外海はひどく荒れているので,波の影響の少ない場所を選択する。まずは,アオイソメの投げ釣りで暗くなるのを待つ。投げ釣りの釣果は,フグ,海牛?,Hガニ(小)など。
暗くなったら,前回と同様2本のメバル仕掛けを出す。
(1)電気ウキ+1本針(2)電気ウキ+サビキ仕掛け
餌はアオイソメで,タナは1.5m前後。
7時過ぎ,サビキ仕掛けのウキが消えた。巻き上げると,重い。暗がりの中でも,相手の大きさははっきり判る。自己最高の27cmのメバルだった。釣った本人の目がメバルのようになってしまった。大型のメバルは,目玉のサイズから10円メバルと呼ばれるそうだ。家で10円玉と比較すると,やや目玉の方が小さく9円50銭メバルといったところだろうか。
大メバルが釣れた直後,1本針のウキも消えた。上がってきたのが18cmのメバル。前者に比べると,ちびメバルに見え,リリースしようかとも思ったが針を飲み込んでいるのでキープ。
メバル(大)は,2時間後には刺身+煮付けになった。身はコリコリして美味である。都心のデパ地下で20cm位のメバルが980円で売っていたから,27cmメバルの市場価値は,いくらだろうと考えてしまう。釣果をお金に換算すると,今回の釣果は過去最高かもしれない。

3月30,31日
今週も釣行はありません。
なんでこうも週末になると天気が悪くなるのだろう。30日の午前中,偵察を兼ね会瀬で子供と磯遊びをする。いつものごとく,カニ,ヤドカリ,アメフラシなどと戯れる。湾内は静かだが,外海はかなり荒れている。できれば午後に,稚アユ+メバルと考えていたのだが,とても無理な感じだ。
冷蔵庫内のイソメがかなり危なくなっている。

3月23,24日
今週の釣行はありません。

3月16日,午後3:30-8:30,晴れ,会瀬漁港
釣果:稚アユ約30,ドンコ3,メバル5
最近全然釣れないとぼやいていたら,先日ご近所のKさんにメバル釣りを教わった。そこで今回は,午後の稚アユ釣りから,夜のメバル釣りという計画を立てた。
(1)まずは稚アユ。入れ喰いとはいかないが,時々群がやってきてかなり楽しめた。サイズは小さいのから大きいのまでまちまち。唐揚げにして,家族に「好きなだけ食べて良い」と言ったら,自分の分は4匹ほどしかなかった。
(2)アオイソメの投げ釣りは,明るいうちはいつもの通りさっぱりだった。しかし真っ暗になると急にドンコが釣れだした。メバルに専念するために,途中で投げ釣りは止めにした。
(3)そして本日のメインイベントであるメバル釣り。夜光浮きに1本針,餌はアオイソメ。もう1本の竿は,夜光浮きにサビキ仕掛けで,イソメとオキアミを交互に付けた。明るいうちは何の反応もなかったが,6時を過ぎ暗くなると彼らは突然やってきた。ぐぐっと竿がしなる。合計5匹,型は16-21cm。(自分としては)良型のメバルだ。両方の仕掛けにかかったが,サビキ針の方はイソメにだけかかった。しかし7時を過ぎるとばったりと釣れなくなった。大きいものは,刺身にした。淡泊な白身で美味であった。
ということで今回は今年初の大漁旗である。久しぶりにクーラーボックスが重い。「釣れない,釣れない」と言っても,時間帯と仕掛けによっては釣れるんだと言うことを再確認した。
会瀬のメバル(16-21cm)

3月9日,午前9:30-10:30,晴れ,会瀬漁港
釣果:ボーズ
メロードの祟りか,最近貧果が続いている。今回もボーズ覚悟で会瀬の稚アユの様子を調べに行く。強い南風が吹いていて,暖かくはないが,寒くもない。日差しも,本格的な春の到来を感じさせる。しかし,海の中は...パニック3号2段には,何の反応もない。(今までに「何の反応もない」という表現を一体何度使ったことだろう。)会瀬を諦め,日立港に向かおうとしたが,道路は長い車の列。諦めて家路につく。
日曜日は,家族サービスで磯崎港南の海岸へ(白亜紀層のあたり)。釣りをしたいという欲求をぐっとこらえつつ,子供と磯遊びをする。ウニ,カニ,貝,イソギンチャク,カメノテなどと戯れる。

3月3日,午前9:00-10:30,晴れ,日立港,会瀬漁港
釣果:稚アユ6
今回も時間があまり無く,釣りと言うよりは偵察に近い。とにかく風が強い。日立港では,透明な稚アユが6。パニック3号を使っていたので,ほとんどは口ではなく,腹や尾へのスレががり。それでも3匹ずつ天ぷらになった。良型の稚アユが,10-20そろえば,晩酌に十分に楽しめるのだが。
もしかしたらと思い,会瀬に移動するが,こちらは何の反応も無し。
地上での春の訪れは例年になく早いようだが,海の中では例年通りのようだ。

2月23日,午前9:30-10:30,晴れ,日立港
釣果:メロード1,稚アユ1
本日の目的はやはりメロード。仕掛けはパニック3号を2段。まずは周囲で数匹メロードが上がる。自分に釣れないのは仕掛けの差?腕の差?焦りながらもしゃくること数十分,プルプルというイワシに近い魚信で上がってきたのは,19cmのメロードだった。しかし今日はそれっきりで,他にはマイクロアユ1匹のみ。メロードは,口が小さく下あごが少し突きだしているので仕掛けは,もっと小さい方が良いかもしれない。驚いたのはメロードの生命力である。釣ったものをそのままビニール袋に入れクーラーボックスに入れておいたが,2時間後も生きていた。またメロードは,卵をいっぱい抱えていて,産卵直前だと思う。ということはこの時期の捕獲は,あまりお勧めできないかも。
初のメロード(イカナゴ),この時はまだ生きていました

2月16日,午前9:30-10:30,晴れ,日立港
釣果:稚アユ1
日立港内2カ所を偵察した。稚アユ釣りの人は少し集まりつつあるが,10分に1匹誰かが釣り上げるといったペースだ。偵察のみのつもりだったがついつい竿を出してしまった。しばらく粘って今期初の1匹がかかる。あの懐かしい「プルプル」である。
そして稚アユ釣りの人が,メロド(イカナゴ)を釣り上げるのを目撃した。初めて生で見た。15cmほどで,スリムなフォルムが美しい。自分も釣ってみたいと思わせる魅力的な魚だ。名前もどうせなら「メロド」,「イカナゴ」よりも「メロード」とちょっとロマンティックな名前で表記した方がいいかもしれない。

2月9,10,11日
今週の釣行はありません。
12月に比べるとずいぶんと日が長くなりました。ランプを使わなくても6時くらいまでは,釣りができそうです。(魚がいれば,の話ですが。)
残りの締めサバで,刻みタマネギと味ポンで食べたら結構美味でした。
来週は釣りに行けるかな?

2月2日,午前6:20-9:30,晴れ,日立港,会瀬漁港
釣果:ドンコ(20cm),アイナメ(17cm)
今年はまだお持ち帰りがない。今回はもしかしたら稚アユがということで,日立港第5埠頭に出かけてみる。それに間違って幻のメロドが釣れるかもしれない。(新さかな大図鑑によるとメロド=イカナゴのようだ。)しかし,めちゃくちゃ寒いだけで何の魚信もない。特に第5埠頭は,茂宮川に沿って冷たい風が流れてくるようで,手がちぎれそうだ。指先の感覚がなくなってきた時点で,第5埠頭をあきらめ会瀬に移動する。
日が出てきたせいもあるが,こちらの方がずっと暖かい。風もないし,あとは魚を待つだけ。9時過ぎにやっと1匹目のドンコ(キープ),そして直後にアイナメ(こちらはリリース)。その後は,また根掛かりのみで終了。昔は会瀬でも,1シーズンに何度か30cmオーバーのアイナメが釣れたのだが,どうしてしまったのだろう。
ところでお魚センターに出かけたら,現在近海ではサヨリが好調なようだ。20cmほどのサヨリが,約60匹で300円だった。全部頭とワタを取って干物にしたのだが,疲れた。

1月26,27日
今週の釣行はありません。
初めて日立電鉄線の全線を往復しました。鮎川駅(日立市鮎川)<->常北太田駅(JR常陸太田駅の正面)。片道40分弱で,特に何があるというわけではないのですが,何となくいい感じです。遠くに行くのは億劫だけど,小さな旅をしてみたいという人にはお勧めです。


1月19日,午後2:30-5:00,晴れ,会瀬漁港
釣果:フグ,カニ
午後少し風がおさまったので釣行するが,海上ではかなり風が強い。狙いは一応アイナメ。しかしこの時期会瀬に行くということは,「不釣を楽しむ」くらいの気持ちでなくてはいけない。風が顔に当たり,涙と鼻水が出る。唯一の魚信はフグ。もしかしたらという期待とともに,稚アユ竿も出してみるがだめ。(この時期は休業していれば良いのに,どうして釣り場に出てしまうのだろう?)
最近のお気に入り。ヤナギガレイの干物。肴としてゆっくり食べたいのに,子供たちがピラニアのように集まってきてあっという間に骨だけに...


1月12日午前6:00-9:00,晴れ,常磐の海,会瀬漁港
釣果:稚カサゴ(リリース)
やっと釣行できるようになった。ほぼ1ヶ月ぶりである。氷点下が続いていたので重装備(ラクダ2枚,ジャンパーの重ね着)で出かけた。初釣りでボーズは避けたい。場所は,昨年末アジがいっぱい釣れた場所である。ここなら,ボーズはないだろう。しかし,人がいない。6時の時点では,堤防の人は数えるほどしかいない。ちょっと不安になる。そして不安は確信に変わった。サビキも投げ(餌はアカイソメ)も何の反応もない。フグやヒトデもいない。
8時過ぎに,会瀬に場所を移す。そして穴釣りでやっと釣れたのは8cmほどのちびカサゴである。カサゴを見るのは久しぶりだったし,ボーズじゃないだけ良しとしよう。
1月13日午後2:00-4:00,晴れ,会瀬漁港
釣果:クジメ17cm,稚カサゴ8cm(リリース)
アカイソメが残っていたので再び会瀬に出かけた。30cm超のアイナメが釣りたい。しかし釣れたのは,クジメとヘチ際で昨日同様ちびカサゴ。
結局今週の釣行は,持ち帰りなし。年始モードで,とりあえず新年のあいさつのみで,「中には上がらず,玄関先で失礼させていただきます」というような釣りだった。

1月5,6日
自分の風邪は治ったのですが,次々と家族が風邪をひき,結局今週も釣行がありませんでした。そこで今週は,釣果を食べることについて考えてみました。

私はいつも釣果を食べるために釣りをしているのだが,最近,河川の汚染,ダイオキシン,環境ホルモンなど,釣果を食べる前に考えさせられることが多い。しかし,釣れる魚の安全性に対する情報はほとんど無い。そこで私の場合,釣行先や狙いを考える場合,次のようなことを考えている。
(1)工業廃水の流れるところは絶対不可。河口(特に上流に色々な物が流れ込む大きな河川の河口)もできるだけ避けたい。(栄養豊富な河口の方が,釣果は期待できるのだが。)港でも,外との潮の上がれが良さそうなところが望ましい。
(2)食物連鎖の下位(小魚)の方が,環境ホルモンなどの蓄積が少ない。(でもヒラメ,カンパチ,スズキも釣りたいし,釣れれば喜んで食べるだろう。)貝類も有機金属などを蓄積しやすいのでできるだけ避ける。内蔵はできるだけ食べない。
(3)これらの点は,子供が釣果を食べる際に特に注意する。自分のような,体の出来上がった大人は,いろいろと気をつけても大差ないのかもしれない。
これらはあくまで原則であって,これを律儀に守っているから貧果が多いわけではありません。あしからず。