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火曜日, 10月 03, 2006

2005年の釣果

12月23日,午後3:00-6:00,晴れ,日立港周辺,ヒラツメガニ1
アオイソメが残っていたので何となく出かけた.まずは久慈川河口.ほとんど貸し切り状態である.釣れれば何でもよいからと,とにかく竿を出す.しかし人がいないと言うことは,魚もいない.何の反応もないので,久慈漁港に移動する.本日唯一の釣果は,アオイソメの仕掛けに掛かってきたヒラツメガニだった.それ以外は何をやってもダメだった.
クリスマスイブは,釣りをあきらめ食べる魚を調達しようとおさかなセンターへ向かった.しかし海岸通はものすごい渋滞である.おさかなセンターへ行くのをあきらめ,水木の魚屋に寄った.ここでマグロの尾の干物を見つけた.焼いて食べたが思いのほか美味であった.
芸人が無人島で魚をモリでついて捕まえるという恒例のやつをTVでやっていた.今回は,1m近いアオブダイを捕まえていた.こんな大物を捕まえたときは,アドレナリンがどっとでるのだろうか?私の場合,アドレナリンが出るような釣果といえば,伊勢AB,カンパチ,30cmメバルあたりだろうか.今年は残念ながら,アドレナリンが出るような釣果は無かった.
今年の釣果報告は多分これが最後です.一年間アクセスありがとうございました.来年もよろしくお願いいたします.年末年始は,サーバー管理の関係でアクセスできない可能性があります.

12月17,18日
今週末の釣行はありません.
去年は暖冬だっただろうか?いずれにしろ今年の冬は,厳しいものになりそうだ.私は基本的に,散歩の延長の感覚で釣りをしているので,釣り専用の本格的な防寒ウェアを持っていない.ラクダの上下を付けて,トレーナーを2枚くらいとジャンパー(寒いときにはジャンパーを2枚重ねる)というような着膨れした格好になる.手も,軍手か普通の手袋である.親指と人差し指の出ている釣り用の手袋も持っているが,どうも使いにくいし寒い.
これから釣果も寒くなる.用事が入って釣りに行けなくなると,ほっとするもう一人の自分がいたりする.

12月10日,午前9:30-10:30,晴れ,会瀬,ボーズ
そういえば今期はサヨリを釣っていない.ということで会瀬に出かけてみる.サヨリを狙っている人はいないのだが,とにかくサヨリの仕掛けを出してみる.すると地元のおじさんが「何,サヨリねらっているの?サヨリなんてもういねーよ!」ここのサヨリはもう終了したようだ.かといってすぐに仕掛けを片付けるのも癪なのでしばらくサヨリ仕掛けを出していたが当然応答なし.イソメの投げ仕掛けに変更して,小カレイでもと思ったが,こちらも応答なし.仕方が無いので,河原子,日立港周辺を偵察して回った.いずれもほとんど釣果が無いようだった.最後におさかなセンターに寄った.こちらは既に年末モードだった.
これからどんどん寒くなる.指先がかじかんで餌の交換も大変になる.釣果も減ってくる.家でおとなしくしているか,寒い中ボーズ覚悟で釣りに出るか,段々選択が難しくなってくる.

12月3日,午後5:00-8:00,晴れ,日立港周辺,メバル6,タナゴ1
今週末も用事が詰まっていて,釣行できたのは土曜の夕方のみだった.行き先に迷った.再度カニを狙うか?イシモチは終わったようだが,セイゴを狙うか?結局,イソメ餌のウキ釣りでメバルの調査となった.メバルはいた.活性も高い.しかし...小さい.平均15cm程度だろうか?それでも,ウキが沈んで,小気味良い魚信で,釣りを楽しめた.メバルは生命力が強いのだろうか.家に帰っても生きていた.生きた魚を捌くのは辛い.しかし慈悲の心より,食欲が勝るのである.釣果は,刺身と干物になった.頭を取られて塩水に漬けられた身が,しばらくぴくぴくと痙攣していた.ちょっと心が痛んだ.合掌.

11月26,27日
今週末の釣行はありません.
26日,多賀駅周辺のJA関連のイベントに出かけた.その帰りに,見知らぬご婦人から「賞品でバナナを貰ったので,お子さんにどうぞ」と頂いた.
26日の晩は,カニ釣りにでも出かけようと思っていた.ところが,ご近所さんが大洗から船釣りに出てイナダ大漁とのことで,イナダを3本(40cm)頂いた.自分の釣果でもないのにまな板に載せたら思わず測量してしまった.うらやましい限りである.思わぬ釣果の頂き物に自分の釣りはキャンセルした.

11月19日,午後6:00-9:00,晴れ,会瀬海岸,ヒラツメガニ5
今週も懲りずに,カニとイシモチの調査.イシモチのほうは全くダメ.時おり小刻みな魚信があるが,犯人はフグである.カニの方は,そこそこ釣れた.先週カニが釣れたときには,砂が付いたままクーラーボックスに放り込んでおいたので,少し砂っぽかった.今回は,捕まえたカニをしっかりと海水ですすいでから,クーラーボックスに放り込んだ.今回は帰宅してすぐに冷凍保存して,翌日食べたのだが,冷凍物はちょっとだけ味が落ちるようだ.しかし,その日の釣果を無理やり全部食すよりは,数日たってから少しずつ味わう方が良いかもしれない.
20日は,西金砂神社までドライブした.私は,古い神社仏閣が好きなのだけれど,西金砂神社は行く機会が無かった.場所は,源氏と佐竹氏が戦った古戦場跡でもある.とにかく山頂からの眺めがすばらしかった.ただし高所恐怖症なので,足元の崖を見ると,下半身がムズムズとした.

11月13日,午後5:00-7:00,晴れ,会瀬海岸,ヒラツメガニ1
犯人は犯行現場に再び戻るというが,釣り人も釣果のあった場所にまたやってくる.今回もカニとイシモチを同時に狙う.今回イシモチは釣れなかった.フグらしい微弱な魚信はあるのだが,イシモチとはお目にかかれなかった.釣果は,カニが1匹だけだった.先週のイシモチは,秋の夜の夢のようなものだ.
NHKスペシャル「ユリばあちゃんの岬」を見た.春から秋までの間,知床先端の番屋に,たった一人で寝泊まりしながらコンブ漁を行っている79歳のおばあちゃんの話である.電気も電話もなく,流木を燃やして風呂を沸かしている.鳥がこぼしていったイワシを集めて焼いて食べたりしている.熊もやってくる.豊かな恵みの海のスローな生活は,うらやましいと思う.晴耕雨読ならぬ晴釣雨読の生活をしてみたい気もするが,実際にすると飽きるんだろうなと思う.

11月5日,午後6:00-10:00,晴れ,会瀬海岸,イシモチ16(12-22cm)
釣りの醍醐味の一つは,人が狙わないマイポイントで釣果を上げることだろう.某河口で押し合いへし合いしながら竿を出すより,会瀬海岸でカニの調査をすることにした.ついでにアオイソメが残っていたので,イシモチの竿も出すことにした.残念ながらカニの気配が無かったのだが,イシモチがやってきたので,イシモチに専念した.仕掛けは胴付きで,緑の玉で浮くやつである.通常潮はほとんど意識しないのだが,潮が下げだして良くなってきた.一本竿をしっかりと握るので,魚信がダイレクトに感知できる.結局餌がなくなって終了したのだが,自己最高の22匹だった.うち三分の一は,ちびイシモチ(グチッコ)だった.まな板に全部載せて記念撮影をしたが,まな板からこぼれそうだった.たまにはこのくらいの幸せがあっても,ばちは当たらないだろう.

10月30日,午前6:00-11:00,曇り,久慈川河口,カレイ7,イシモチ1,ヒラツメガニ1
今回は義兄との釣りである.釣行先を迷ったが,久慈川河口に決めた.日曜の早朝という事で,前夜からの釣り人が多数入っていたが,少しずつ人が帰りだし,昼近くには釣り人もまばらで何本でも竿を出せる状態になっていた.曇り空なので昼間でも,イシモチが期待できるかなと思ったが来ない.周囲で手のひらカレイが釣れていたので,イシモチ狙いの胴付きから吹流しに仕掛けを変えた.手のひらカレイの魚影は濃いようである.ちょうどから揚げ用のサイズである.手のひらカレイ爆釣などと書くと,マコ狙いの華麗な方々に怒られそうだが,カレイと言ってもイシガレイである.ただしこのサイズでから揚げになると,マコでもイシでも味は同じだろう.唯一のイシモチは10cm弱のプチイシモチだった.最近の久慈川河口は,「グチッコ」と呼ばれるプチイシモチが多いようだ.針がかりしたイシモチを食べようと,ヒラツメガニが一荷で上がってきた.左右に気兼ねなく竿を出せる時間帯には,カニ釣りをやっても面白いかもしれない.

10月21日,午後8:00-10:30,晴れ,久慈川河口,イシモチ6,ヒラメ(ソゲ)1
最近久慈川のイシモチが良いようだ.かといって竿が林立する中のお祭りはいやだ.でも一度くらいは行って様子を見てみよう.ということで金曜の晩に出かけてみた.竿を出すスペースを何とか見つけた.周囲の様子を見ていると,遠投せずに胴付きの仕掛けが良さそうだ.さっそくイシモチが釣れる.小ぶりではあるが,イシモチとは久々のご対面である.出だしは好調で,「久々のつ抜けができるか?」と思ったが,徐々に魚信が遠のいた.そしてそろそろ帰ろうかと考えているときに彼はやってきた.最初はカレイだと思った.しかし良く見ると,頭が左に付いているし,口先が獰猛である.人生初のヒラメである.文句なしリリースサイズなのだが,針を飲み込んでいるので,キープした.ヒラメは,イシモチと一緒に干物になった.干物になるヒラメって一体?
味はカレイのようなものだった.これで私も「ヒラメも一回は釣ったことがあるよ.小さいやつだけどね.」などと言うのだろうか.ちょっと,良心の呵責を感じる.

10月15日,午後3:00-4:00,曇りのち雨,日立港第5埠頭,アイナメ3,イシガレイ1,イシガニ1
今回も時間が中途半端だったし,天候も悪かった.出かける車の中で,本日の狙いと場所を決めるのだが,雨の可能性があり,車に近い場所が良いということで日立港第5埠頭にした.しかしサウス店前は,釣れている気配が無い.そこで,第5埠頭の一番上流側(245号の橋の下とテトラの間)に陣取った.ハゼの調査である.いきなり魚信がありちびアイナメが釣れた.汽水域でアイナメが釣れるとは知らなかった.テトラ周りに20cmを筆頭に3匹アイナメが釣れた.あとは,ちびイシガレイと良型のイシガニが釣れた.イシガニは1匹だけだったので,リリースした.その後ポツリポツリと雨が降ってきたので納竿とした.
最近のマイブームは,干物である.先週北茨城,いわき方面へ出かけてギスの干物を買ったら値段の割には美味であった.ギスにも,メギスとギスがあることも後で知った.私が買ったのはメギスだと思う.干物の頭とワタを取ってから揚げにしたら好評であった.その後日立方面で沖ヤナギ?の干物を買ったら,これも非常に安く美味であった.スーパーや大手海産物店で並ぶ干物の多くは,国内加工と言って,海外で取った魚を国内で干物にしているものが多いようだ.地元で取れた魚を干物にして,小規模で売っているものを応援したい.特にこれからが,干物のシーズンだろう.現在尿酸値7.5の体と相談しながら,開拓していきたい.

10月9日,午後3:00-4:30,曇り,川尻漁港,ボーズ
「有朋自遠方来、不亦楽乎」高校からの友人がはるばるやってきた.聞くと「釣りはしたことが無い」とのこと.釣りの楽しさを味わって欲しかったのだが...
この日は天候が悪く,時間も限られていた.そこで釣りはあくまでもおまけで,鵜の岬で温泉「鵜来来の湯」に入るのをメインとした.案の定,釣果は,友人がサビハゼとヒトデを1匹ずつ釣っただけ.川尻漁港では,ウキ釣りでアジ,イワシなどが釣れていた.イソメしか持たず,コマセを持っていかなかったのが残念である.レッスン1として,「魚信を体感する」はクリアできたので,レッスン2「釣果を食べる」以降は次の機会としたい.鵜来来の湯は,初めてなのだが,海の見える露天風呂もあり実に良かった.全裸で浜風にあたるのは子供のとき以来である.
10日に家族サービスで,小名浜,北茨城方面へ出かけた.海産物の店を回ったのだが,干物の種類が日立方面より豊富である.私はB級グルメなので,高価で高級なものより,知られていなく安価なもので「思ったよりも案外いける」という発見を重視している.今回は,ギスの干物と飛び魚の干物を買って帰った.ギスは初めてである.20匹ほど入って350円だったので,期待はしていなかったのだが,結構いけると思う.

10月2日,午前6:00-8:30,晴れ,久慈漁港,河原子漁港,ハゼ3,マゴチ1,メゴチ1,カレイ1,ボラ1
9月,10月は,釣れる人と釣れない人の差が開くような気がする.週末前にはよそ様のHPを開いて,「自分も」と思うのだが,そんなにうまくはいかない.淡白な人間は,人に害を与えることは無いだろうが,大成することもないような気がする.釣りでも同じことが言えそうだ.なんとなく,漠然と,淡白に釣っていては,大物,大漁旗には出会えないだろう.
本日の釣果リストだけ見ると豪華五目釣りとなっている.しかしその実態は...波,うねりがあったので会瀬を避けて久慈でアジを狙おうと思った.しかしサビキに来たのは,ボラのみ(リリース).投げ竿には,手のひらカレイ(イシガレイ)とミニメゴチ(リリース).気分を変えて河原子に移動した.ここではハゼの数釣りができたときがあったのだが,今年は渋いようだ.そして比較的強い魚信がありあがったのは,超ミニサイズのマゴチだ.手のひらサイズでメゴチと大して変わりないサイズだ.針を飲んでいるのでキープ.本日の釣果は天ぷらとなった.コチの天ぷらはあまり食べる機会はないと思うが,メゴチと大して変わりなかった.

9月23日,午前6:00-8:30,晴れ,会瀬漁港,アジ2,イワシ2,サッパ2,サヨリ4,小サバ1
最近まともな釣果が無い.大物を追うのをあきらめ,久しぶりにホームグラウンドである会瀬へ出かける.ウキサビキを投入してしばらくするとウキが消えた.15cmほどの今季初のアジである.6時台にイワシ,サッパ,小サバとサビキで釣れた.7時を過ぎるとサビキの反応が無くなった.その代わりサヨリの群れがやってきた.鉛筆サヨリが釣れた.サヨリも今季初である.しかし食いが悪い.大漁とはいかなかったが,久々に持ち帰れる魚が五目釣れたので嬉しい.

9月18日,午後4:00-6:00,晴れ,日立港周辺,ボーズ
よそ様のHPを覗くと青物やらエビやら景気のよい情報が飛び交っている.「我が道を行くのだから,他人の釣果は関係ない」と自らに言い聞かせるが,焦りは隠せない.ここらで一発大物情報を出したいところだが....
赤イソメを買って,新堤防に向かう.ルアーで青物を狙いつつエビも狙う作戦だった.しかし予想以上に風があり青物釣りの雰囲気ではない.ルアーは早々にあきらめる.ではエビに集中しようとしたら,リールを2個しか持ってきていなかった.最近ルアーが多かったため荷物を軽量化していたのを忘れていた.エビ狙いだったら4本くらい竿を出したいのだが仕方がない.結局ショウジンガニ×2,フグ×2だけだった.
水戸(旧内原)の「くれふしの里古墳公園」に行った.私は古い物好きなので,前方後円墳が当時に近い形でみられるのはすごく嬉しい.展望台の眺めも良い.遊具もあり子供も楽しめよい公園だと思う.

9月10日,午前5:00-8:00,晴れ,日立港周辺,サバ1
カンパチ,ワカシを狙っているのだが,いつの間にか9月も半ばで残された時間もわずかである.とりあえずサバでもいいから,ルアーで何か釣りたい.青物を狙うなら東海以南が良いのだろうが,最近は諸事情で時間制限があり,行き先が納竿から1時間で戻れるところに限られている.言い訳は置いておいて,とにかく今回は釣れた.サバ1匹,である.たかが1匹,されど1匹である.ヒットルアーは,100円ショップのスプーンだった.サバは丁重に捌かれ,しめ鯖となった.これだけ丁重な扱いを受けるのは,高級関サバぐらいだろう.サバも成仏していることだろう.

9月3日,午前5:00-7:30,晴れ,日立港周辺,ボーズ
無駄な行為で粘る子供に対して,親がよく口にするのは「気が済むまでやらせておきなさい」だろう.今回もルアーで青物狙いだ.ジグ,ジグサビキ,弓角を投げては巻いた.周囲でも何名かルアーを投げていたが,釣り上げている人はいないようだ.終了間際プチナブラが立った.運良くその中をジグが通過する.ガツンと乗った.アドレナリンが沸き立つ.手前10m,抵抗する魚体が見える.30cmぐらい,カンパチかワカシかサバか?次の瞬間フッと軽くなった.痛恨のバラシ.そして時間切れ.今後どうしようか?もう少し日立港周辺で粘るか?青物を本当に狙うのなら,魚影の濃い場所を目指し南下した方が良さそうだが,最近まとまった時間が取れない.
ところでお魚センターでは,サバ100円,カンパチ800円,イセエビ1500円(サイズと時間帯で値段の変動あり)程度である.無駄に時間を費やすよりは買っちゃたらと言われそうだ.しかし某カード会社のCMではないが,釣果はお金では買えないのだ.

8月28日,午後3:00-5:00,曇り,日立港周辺,イワシ15
青物を狙って新堤防へ出かける.途中久慈川河口でイワシが釣れているのを確認する.新堤防のテトラ側でルアー(ジグサビキ)を投げる.1時間ほど粘るが,全く反応が無い.このままボーズ覚悟で青物を狙い続けるか,久慈川河口に戻りイワシで妥協するか?結局確率の低い大物よりは,ささやかな満足を選ぶことにした.河口は濁っていたが,イワシはいた.1時間弱で15匹ほど.爆釣とはいかないが,私の釣りとしてはまあこんなものだろう.イワシは開いて酢で軽くしめて食べた.刺身が最高だとよく聞くが,ちょっと怖い.

8月21日,午前4:10-7:50,晴れ,日立港沖堤防,ボーズ
黒潮大蛇行などがあるので今年の青物は完全にあきらめていた.ところが最近の情報では日立周辺でもカンパチ,ワカシが上がり始めているらしい.ルアーで青物をしとめたときのアドレナリンの高ぶりは,忘れられない.そんなわけで数年ぶりに沖堤に渡った.沖堤では,先週は青物が入れ食いという日もあったそうだが,土曜日は良くなかったようだ.出船時刻は4時.到着と同時に,ルアーマンの多くはテトラ側の思い思いの場所に陣取る.しかし,私は高所恐怖症でテトラも苦手である.到着時は,まだ夜でテトラの経路もよく分からないので,まずはテトラの無い内側に投げ,多少明るくなってからテトラ側に移動した.メタルジグとスキップバニーを投げては巻き続けた.一度だけ「ガツン」ときたがバラしてしまった.私だけではなく,この日も全体的に不調だったようだ.目撃したのはワカシ?×1,サバ×2のみ.他には,エビやアイナメが上がっていた.カンパチ,ワカシは,夢と終わったが,出来れば今期一度でいいから釣り上げたいものだ.戻りの船から第5埠頭の様子が見えたが,イワシも低調なようだった.

8月13,14日
家族サービスに徹したため,今週末の釣行はありません.魚以外の主な獲物は,カブト雄,雌,ノコギリ雌,ミヤマ雌,ミズカマキリなど.そろそろ海水浴シーズンが終わるので,自由に竿を出せるようになりそうです.

8月7日,午前9:30-10:15,晴れ,第5埠頭,イワシ6
枝豆,夏祭り,花火,トウモロコシ,夜でもせわしく鳴くセミ...だるくて疲れるのだが,個人的には好きな季節だ.
今回は時間も無くて本当に偵察のつもりだった.しかしクーラーボックスだけはしっかりと持参していた.第3埠頭,なぎさ公園と偵察したが,釣り人はまばらで,駐車スペースも十分にある.しかし,サビキ,投げ釣りともに釣れている雰囲気は無かった.第5埠頭も駐車場,釣り座とも空席多数.ちょうど見ているときにイワシが上がったのでちょっとだけ釣りをしてみる.45分でイワシが6.他に4cmほどの稚イワシが3匹.とりあえず晩酌の肴一品は確保できたので良しとしよう.夏は体がカレー味を欲しているので,カレー風味のから揚げにしてみた.抜群のうまさとはいかなかったが,まあまあいけた.

7月30日,午前9:00-11:00,曇り,第5埠頭,イワシ6
今週はあまり時間が無かったので偵察だけのつもりだったのだが,ついつい竿を出してしまった.第5埠頭では,ほとんどの人はイワシ狙いだが,沈黙の時間が続く.前方には,外国の高級車を積んだ巨大船がイワシの流れをブロックしている.常連さんの話では,巨大船がとまっている時には,イワシは久慈川河口に流れるとのこと.無駄な竿の上下を繰り返すこと1時間あまり,やっとイワシが釣れだした.しかし入れ食いではなく,ポツリポツリといった感じだ.タナはかなり深い.6匹ほど釣って時間終了.まわりでは他にサッパが釣れていた.

7月23日,午前6:00-8:30,曇り,久慈川河口および新堤防,アイナメ1,アカハゼ1,ショウジンガニ4
第5埠頭に車を止めた.この場合選択肢は,第5埠頭,久慈川河口,新堤防となる.まずは久慈川河口に向かった.久慈川河口の釣り師の多くはヒラガイ仕掛けであるが,あまり釣れていないようだ.今年はまだイシモチを釣っていないので,試しに竿を出してみる.いきなり魚信があるが,イシモチのガツンと来るやつではなく,例の小刻みで弱弱しい魚信だ.案の定,上がったのはフグである.30分ほどで,新堤防に移動した.アオイソメの仕掛けには,ちびアイナメとアカハゼが来た.テトラの穴釣りには,ショウジンガニが来た.ショウジンガニは,エビ釣りの外道である.身が少ないので,大量に捨てられているが,結構美味である.個人的には,身の味はイシガニより上,Hガニと同程度だと思う.今回は,ショウジンガニがもっと釣れそうな予感がしたので集中的に狙った.結構よい型のものが4匹取れた.こんなものでも良しとしよう.帰りに久慈川河口でマゴチが釣れたのを2度目撃した.マゴチの魚影は濃いのかもしれない.ただし型は20数センチと小さかった.

ところで,今期は県北でアジ,回遊魚の話を聞かない.黒潮大蛇行による水温低下が原因のようだ.最近気象庁が,「黒潮大蛇行が解消される兆しが見えた」と発表した.しかし,解消には数ヶ月かかるとのこと.従って,今年はアジ,回遊魚はあまり期待しない方が良いかもしれない.ルアーでカンパチをフックしたときの,あのアドレナリンの高ぶりをもう一度味わってみたいものだ.

7月16日,午前6:00-9:00,曇り時々小雨,久慈漁港,カレイ1,アイナメ1
とうとう本格的に海のシーズンに入った.釣り以外の人たちが夏を満喫するために海にどっと押し寄せる.今までは好きなときに好きなところで(こういうのもユビキタスと言うのだろうか?)竿を出せていたのだが,かなり制限がされる.最近は3度続けて30cmオーバーを出しているのだが,今回は寂しい釣果だった.手のひらをわずかに超えるカレイと小アイナメだけだった.魚が釣れただけ良しとしよう.
17日に子供を連れて河原子に海水浴に出かけた.日立市に住んで約10年だが,本格的な海水浴は始めてである.親子ともに磯遊びは好きなのだが,水泳は苦手である.海に着いてすぐに「日立地区に雷警報が出ていますので,海から上がってください」とのアナウンスがある.子供は少し水に浸り,私は海パン姿を披露することなく帰途についた.

7月11日,午後3:00-5:30,晴れ,会瀬漁港,ギンポ1(31cm),ちびアイナメ1,イシガニ1
もうすぐ海水浴シーズンである.1週間後には,会瀬,河原子など海水浴場に隣接する釣り場は,有料駐車場に変身する.釣り人には辛い1ヶ月だ.駐車料金でお釣りがくるような釣果(エビ,ヒラメなど)だったら良いのだけれど.そんなわけで,有料駐車場になる前にホームグラウンドの会瀬に出かけた.結論から言うと外道で30cmオーバーは今週も続いた.サンマに来たギンポ(ダイナンギンポかもしれない)である.他には,ちびアイナメとイシガニで,いずれもリリースした.イワシ,アジはまだ会瀬まではやってこないようだ.
ところで我が家では,先週からイモリ2匹を飼っている.家にあった亀の餌で済まそうとしたのだが,1匹は食べてくれるのだが,もう1匹が無視している.仕方がないのでペットショップお勧めの冷凍赤虫をやってみた.すると2匹とも猛烈にむしゃぶりつきあっという間に平らげてしまった.やっぱり餌は大事なんだなあと実感した.人間からすると,アオイソメでも,アカイソメでも似たようなものだと思うのだが,彼らにとっては大きな違いなのかもしれない.しかし,分かってはいてもアオイソメ+アルファを持った無目的の釣りスタイルは変えられそうにない.

7月2日,午前6:00-8:30,曇り,久慈漁港,シタビラメ(クロウシノシタ)1(31cm)
今回も色々な仕掛けを試した.しかし今回は海藻の猛攻撃にあう.魚ではない重みを感じつつ海中から海藻を回収する.こんな作業が続いた.そろそろ帰ろうとリールを巻いたら,引き上げた海藻に混じって白いものが見えた.慎重に上陸させると久しぶりの牛タンならぬクロウシノシタであった.仕掛けは,5号袖針+ 1号ハリス.お遊びで出していたものだが,ちょうど彼のややこしい口に合ったようだ.それにしてもばらさなくて良かった.ということで2週続きで,長いもの,平たいもので30cmオーバーが出た.そろそろちゃんとした魚体(紡錘形)で30cmオーバーを出したいものだ.
ところで我が家に新しい家族が増えた.イモリである.子供の「どうしても欲しい光線」を避けられず,250円×2で買ってしまった.実は私自身も子供のころイモリを見つけたくてしょうがなかったのだが,近所にはイモリのすみかはなかった.去年死んでしまった亀の餌も食べているし,世話は結構簡単なようだ.

6月26日,午後3:30-7:00,曇り,日立港新堤防,アナゴ1(50cm),カレイ1(18cm),アカハゼ2
まずは偵察.久慈漁港は魚の気配なし.第5埠頭はイワシがぽつりぽつり.ずっと行っていなかった新堤防に行ってみることにした.釣り人の少なさが魚影の状態を物語っているようだ.久々の場所なのでとりあえず色々な仕掛けを出してみる.ウキ釣り,アオイソメの投げ,穴釣り,サビキジク等等.1時間ほどして手のひらからちょっとはみ出すくらいのカレイがかかる.とりあえずこれでボーズは無くなったのでほっとする.そして5時ころ,イソメの投げ竿にアナゴがかかる.50cmのアナゴは自己最高クラスなのでうれしい.その後はアカハゼが2匹のみ.以前からアナゴの捌き方は上達したいと思っていたのだがなかなか釣る機会がなかった.我が家には目抜きまな板なんて物はないが,なんとか捌いて蒲焼と骨せんべいになった.これから蒸し暑い夜の季節がやってくるので,アナゴの夜釣りも良いかもしれない.

6月19日,午前6:30-7:30,曇り,川尻漁港,ショウジンガニ1
父の日である.私も分類上は父に入るのだが,父の日の恩恵を受けたことはほとんどない気がする.釣りに行かせてもらっているだけでも,満足すべきなのかもしれないが.
今回は久しぶりに川尻漁港へ出かけた.アオイソメの投げ釣り,ウキ釣り,穴釣りなど色々試したが釣果はショウジンガニのみ.海老釣り師には外道だが,良型なのでキープした.味噌汁に入れたが良い味が出てうまかった.私は,ちまちました作業が好きなので,丹念に身をほじくり出して平らげた.身も美味であった.でも,もう少しましな釣果が欲しい.

6月11,12日今週末の釣行はありません
予想に反して天候は良かった.子供と一緒に海に行って磯遊びはできたのだが,竿を出すことはできなかった.今年もミニビオトープを作った.磯に行ったときに,海水だけでなく,泥,砂,海藻などを一緒に持って帰り水槽に入れておく.すると,甲殻類系のプランクトンやら白く細いミミズのような生き物(線虫?)などが活動するのが見られる.長生きさせるコツとしては,なるべく大きめの容器に入れること,へたに餌はやらない,ことだろうか.カニなどを入れる場合は,できるだけ小さいものを少しだけ(1,2匹)いれるのが良いようだ.自分の家に海の一部があると考えただけでもなんとなく楽しい.

6月5日,午前8:00-13:00,晴れ,大洗,メゴチ3,ヘイケガニ1
今回は釣りの師匠である義兄と,久々に大洗に出かけた.大量に発生した小さな虫がうっとうしかったが,天気もよく海も青く気持ちよかった.しかし釣果の方は...
空いていたので色々な仕掛けを出した.イソメの投げ,穴釣り,パニック,タナゴ狙いのウキ,貝狙いのフックetc.しかし,釣れたのはメゴチのみ.またヘイケガニがかかった.本来彼らは西日本に生息するものなので,釣果としては珍しいのかもしれない.(当然リリース)師匠は穴釣りでアイナメをゲットした.

5月28日,午前7:00-9:30,晴れ,会瀬漁港,タナゴ4,メバル6
稚アユも終わったようだし,お手軽な釣りで楽しめる釣りは何だろうか?オキアミ餌のウキ釣りをやってみた.するとタナゴ発見.やはりウキが「スポッ」と海中に引きずり込まれる瞬間がなんともいえない.しかし群れが小さいため数が釣れなかった.他には10数cmの小メバルが6.イワシのブッコミは不発だった.タナゴは味醂干にした.ハピイの料理教室を見て,ずっとやってみたかったのだ.まあまあの出来だ.タナゴは,味(うまみ)の少ない魚なので濃い目の味付けの干物や南蛮漬けなどが良いと思う.
晩にご近所のKさんと,会瀬に夜釣りに出かけた.ソイやメバルが釣れるはずだったのだが,Kさんがソイを釣っただけで,私はボーズ.残念.

5月21日,午後3:30-6:30,曇り,会瀬漁港,稚アユ20,ドンコ(20-30cm)3
そろそろ稚アユも終わりである.稚アユが釣れなかったときの保険の意味で,イワシのブッコミ仕掛けを用意した.案の定稚アユは20匹程度しか釣れなかった.5時過ぎにブッコミ仕掛けが大きく揺れた.30cmほどのドンコだった.ドンコがもう少し釣れる予感があったのだがイワシを切らしてしまった.そこで試しに釣れたての稚アユを餌に使ってみた.食べるために釣った魚を餌に使うのは,魚に対して申し訳ない気がするのだが仕方がない.ドンコもグルメなのか,稚アユに対して積極的に反応した.稚アユを餌に良型のドンコを2匹追加した.風も強くなり終了した.ドンコは煮付けとなったが大変美味であった.ドンコほど不当な扱いを受けている魚はないと思う.外道とか,持ち帰り禁止とか,堤防で干されていたりとか,はたまた釣り初心者らしきおにいちゃんが「うわー,なんか変な魚釣っちゃったよ.毒ある?」なんて騒いでいたりする.少なくとも25cmオーバーのドンコは,上手に煮付ければメバルにも劣らないと(肝もあるし)思うのは私だけだろうか?
日立の伊勢甚が閉店した.私にとって百貨店とは,地方都市の小規模の百貨店であり,その雰囲気が好きだった.小学校時代はいわき市の大黒屋,中高時代は水戸市の伊勢甚,そして日立市民となってからは日立伊勢甚.時代の流れが変わったとはいえ,これらの店が全て消えてしまったのは残念である.

5月15日,午後3:30-5:30,曇り時々雨,会瀬漁港,稚アユ約120
日曜午後,さて釣りに出かけようかと思ったらパラパラと雨が.今週は休もうかとも考えたが,稚アユは終盤である.小雨なのでフードを被って,最小限釣ってさっと引き上げようと思った.まだ波は高いが,一応安全に釣りを楽しめるレベルだ.今週も稚アユはいた.今回も暇なので1匹1匹カウントしながら釣っていった.「最低限20釣ったら帰ろう」「ここまできたら50は行こう」「60を超えたら2回分のストックができる」「ここまできたら100を目指そう」こんな感じで,遠雷と地震に怯えながら,120ほど稚アユを釣り上げた.最後には雨が本降りとなったので終了した.

5月7日,午後3:30-6:30,晴れ,会瀬漁港,稚アユ200
今回は何を釣ろうか?イシモチの話もちらほら出ているし,メバルも始まっている.しかし稚アユを満足いくまで釣らないと新年度が始まらない気がする.ということで会瀬で稚アユを狙った.GWの渋滞を避けて,少しでも近いところに行きたかったというのもある.仕掛けを入れると10秒ほどで最初の「プルプル」.まずはボーズ回避で一安心.今回は仕掛けに工夫をした.稚アユ狙いでは,集魚板を付けるが,付ける場所はサビキ仕掛けの上か下に限られる.サビキ仕掛けの中程に集魚板があった方が釣果が増すはずだ.そこでコーンフレークの内袋のような銀紙を適当な大きさに切り,セロハンテープでサビキ仕掛けの中程に張り付けた.手製集魚板の近くに稚アユが多くかかっていたので,手製集魚板は有効だったと思う.稚アユはコンスタントに釣れ続けた.どのくらいのペースで釣れるのか,まじめに勘定したら,50匹釣るのに40分かかった.6時になり日が高鈴の山に隠れるまで,2時間半釣れ続けた.トータルで200(2束)位釣れただろう.久々に満足の行く釣りができた.

4月29日,午前6:00-8:00,晴れ,久慈漁港,会瀬漁港,ボーズ
常連さんの話では,今年の稚アユは悪いらしい.最初は水温のせいで単に遅いだけだと思っていたのだが,全体の数が少ないようだ.久慈漁港と会瀬漁港を回ったがボーズ.稚アユが不調なのは日立周辺だけなのだろうか.稚アユが釣れないとなると,これから初夏までのシーズンをどう過ごそうか?
魚が釣れないときはおさかなセンターで,旬の魚の調査でもするしかない.特に目立ったものはなかったが,今はホタルイカ(近海物ではないが)のシーズンである.初めてホタルイカを食べたとき「なんて旨いんだろう」と思った.生もあるが,やはり茹でたホタルイカが好きだ.あのムニュとした食感と味が何とも言えない.ただ目玉は堅いので,除くようにしている.

4月23日,午前6:00-8:00,晴れ,久慈漁港,稚アユ15程度
今期の稚アユは1ヶ月ほど遅れている.例年なら4月後半の稚アユは,鮎らしい姿をしているのだが,今年はまだ半透明のものが混じる.食べることを考えると,小さくて数が少ないのが一番困る.今回は場所を久慈漁港に移した.釣果としては先週とほとんど変わらず.15匹ほど釣っても,重量は10cmのメバル 1匹程度だろうか.メバルも釣れ始まっているようだし,狙ってみたいところだ.

4月18日,午前6:30-8:00,晴れ,日立港,稚アユと鮭っ子で16
今週も稚アユ釣り.今日の朝のピークは早かったようだ.6時台には釣れたのだが,7時を回ってほとんど釣れなくなる.8時過ぎまで粘ったのだが,釣果は結局鮭っ子を含め全部で16匹.
一人でも物足りないレベル<一人で満足できるレベル<家族で満足できるレベル<ストックのできるレベル,とすると今回は一人でも物足りないレベルだったが釣れただけ良しとしよう.
最近のマイブームは鳥の砂肝である.焼き鳥(塩)にするとあのコリコリ感がなんともいえない.砂肝には固い皮(銀皮)があって,これを取るのが一般的なようである.しかし私は銀皮に細かい切れ込みを入れて,銀皮を取らずに焼いている.こうすると銀皮もコリコリとして丸ごと食べられる.健康のためには焼き鳥にネギを挟むのも忘れない.釣果の少ない晩には絶好の一品である.

4月9日,午前7:00-8:30,晴れ,日立港,稚アユ30,鮭っ子10
今週も懲りずに第5埠頭で稚アユを狙う.最初にきたのは鮭っ子だったが,続いて今年初の稚アユが釣れた.まだ体は半透明で,小さい.針が大きめだったので,3割くらいはすれ掛かりだった.入れ食いにはならず時々かかる感じだ.とにかく小さいながらも今年初の稚アユを味わうことができた.
この日は大潮だったので,干潮の午前10時ころ子供と会瀬で磯遊びをした.磯だまりで岩をひっくり返している人たちがいる.よく見るとバテイラ系の巻貝をとっている.結構大きめで,飲み屋のお通しに出してもよい型だ.早速,貝採りに加わる.1時間ほどで,ビニール袋に一杯取れた.生きたまま冷凍しておけば,好きなときに塩茹でして食べられるそうだ.ちょっと砂っぽいが磯の味を堪能できた.磯遊びでは,カニ,ヤドカリ以外にも,トゲクリガニ,スカシガイ,バフンウニ,トゲクモヒトデ,ウミケムシ(?)なども見られた.

4月2日,午前8:00-9:00,晴れ,日立港,鮭鱒の子10
春の便りを聞きたくて稚アユ釣りに出かけた.しかし釣れるのは鮭鱒の子ばかり.他にボラの子らしいものも混じる.第5埠頭でも第3埠頭でも状況は同じだった.鮭鱒の子でも頑張れば100くらい釣れそうだが,とりあえず10匹ほどサンプルとして持ち帰った.唐揚げにして食べたが,十分いける味である.
子供と会瀬で磯遊びをした.会瀬では,潮干狩りが始まっていて,多くの人が海水に浸かってアサリを取っている.岩場では,ヤドカリ,カニなどがすぐに見つかる.今回は試しにタマキビ(岩についている巻貝)を持ち帰って食べてみることにした.大き目のタマキビを20個ほど持ち帰り,塩茹でにした.身が少ないので物足りないが美味であった.

3月26日,午後3:00-5:00,晴れ,会瀬漁港,ドンコ(25cm)1
今回も目的もなくなんとなくの釣行である.アオイソメの投げと同時にイワシのブッコミをやってみた.私の場合ブッコミとの相性があまり良くなく,いい思い出がないので,ブッコミも久しぶりである.釣り始めて約20分,ブッコミの竿先がブルブルと震えた.数ヶ月ぶりの明確な魚信だ.上がったのは,目測25- 17cmのドンコだ.この時期食べられるお客様なら何でも嬉しい.アオイソメのほうはさっぱりだったので,結局ブッコミに助けられたようだ.ドンコは2時間後には煮付けに姿を変えた.新鮮なドンコの煮付けは,メバルの煮付けに匹敵する.(私の煮付けの腕がいいのか,舌が鈍感なのかもしれないが)
先日子供と日立電鉄の乗り納めをしてきた.私は幼稚園の半ばまで,常陸太田市馬場に住んでいたので,日立電鉄に乗って河原子まで海水浴にいった記憶がある.幼い私にとって,日立電鉄線は,家と海とをつなぐ魔法の電車だった.記憶は消えないが,無くしてしまったものを元には戻せない.残念である.

3月20日,午前7:00-9:00,曇り,日立港第5埠頭,ボーズ
3月21日,午前7:30-10:00,晴れ,日立市河口,ヒラガイ約25
(20日)巨人の清原が五厘にしてから野球界はボーズがブームのようだ.私もボーズ菌に感染した状態が続いている.ずっとボーズが続くと,未来永劫続くように思えてしまう.20日は第5埠頭で稚アユを狙ってみた.同時にアオイソメの投げ竿も出した.しかし...魚の気配は全くなかった.
(21日)日曜に釣り仲間の飲み会がありKさんよりヒラガイならボーズはないとのアドバイスを頂いた.結果としてヒラガイが25ほど採れた.他に小エビが 3匹ほどかかった(リリース).周囲を見ると私の場所はポイントより少しずれていたようだ.(私の腕のせい?)ポイント,タイミング,腕がよければ20個 /時くらいは行くのかもしれない.でも私の場合,晩に自分で食べる量釣ればいいので満足だ.Kさんからは1日砂を吐かせたほうが良いと言われたのだが,私の場合,釣果=晩酌の肴が原則なので,半日砂抜きをして晩にバター炒めとした.するとやはり砂っぽい.「海の男はこれくらい食べられなければ」と言っていたのだが,結局は天つゆを用意し,一つ一つ身を天つゆで洗って食べた.それでも久しぶりの釣果に感謝した.
3月12日,午前9:00-11:00,曇り,会瀬漁港,ボーズ
海を見にいった.堤防の先端から太平洋を見る.風に春の気配が感じられる.何も考えずボーっと海を眺める時間が,贅沢なものに思える...
そういえば釣りに行ったのだった.まだ早い稚アユの調査と,一応アイナメ狙いのはずだった.しかし,自分の竿には何の反応もなし.まわりではアイナメがポツリポツリと釣れていた.帰りがけに,湾内でアサリ採りの人たちを見かけた.型は小さいのだが今年もアサリはいるようだ.
最近のマイブームはパンである.最近はアニメでもパンの話をやっている.パンは,同じ材料でも温度や寝かせる時間などで出来上がりがかなり違ってくる.奥が深い食べ物だと思う.子供のころの給食の経験から,パン->コッペパン->堅くてパサパサしてまずいものというイメージが刷り込まれていたが,最近ようやくこの呪縛から解き放たれてきたように思う.個人的には大手メーカのパンではなく,街のパン屋さんのパンがいいと思う.当たり外れはあるが,パンに対する作り手の思い入れと言うものが感じられる.

3月5日,午後4:00-6:00,曇り,久慈漁港,謎の毛蟹2
今週もちょっとだけの釣りである.とにかく風が強く寒い.1ヶ月以上お持ち帰りがないので,何でも良いから釣りたい.開始早々あがってきたのは謎の毛蟹である.その後もう1匹あがった.この毛蟹は,先月久慈漁港でバラしたものと同じもののようだ.型はHガニと同程度で,丸い体形でわき腹に3個ほど角がある.後で調べたのだが結局分からなかった.少なくとも市販のケガニ,クリケガニと違うことは間違いない.どんな味か興味はあったが,カニの中にはスベスベマンジュウガニのような毒蟹もいるのでリリースした.結局本日釣ったのはカニ×2とヒトデ×1だけだった.翌朝稚アユの調査をしたが,稚アユ狙いの釣り人もいなく,30分ほど竿を上下させたが何の反応もなかった.
ところで最近竿のガイドが続けて折れてしまい,廃棄寸前の竿を引っ張り出す始末だった.1本は自分で修理し,残り4本は釣具屋で直してもらった.ついでにリールのラインも久しぶりに交換した.竿もリールもリニューアルして,長期の便秘から開放されたようなすがすがしい気分だ.あとは魚を待つのみだ.

2月27日,午前11:00-13:00,晴れ,東海某堤防,ボーズ
風邪を引いてしまった.鼻水が出てのどが痛い.しかしなぜか釣り場に出てしまう.釣りへのあくなき情熱があるわけでもない.毎週のこのページの読者への使命感があるわけでもない.まさに惰性で,釣行している.向かった先は東海某堤防.ここなら何とかなるかもしれない.しかし堤防への入り口に大きな壁ができあがっていた.仕方なく”h”の南に張り出した部分に竿を出した.結果はヒトデ1匹のみ.周囲でも魚らしいものは見られなかった.2時間ほどで切り上げた.他の釣り場に移動するという選択肢もあったが,釣り人の活性が下がっていて,魚を買って帰宅した.稚アユまであと1ヶ月.辛抱の時期は続く.

2月19,20日
今週末は天候も悪く釣りのチャンスはなかった.そういうわけで相変わらず釣り以外のネタを一つ.晩酌のお供に豆腐は欠かせないという人は多いだろう.私は,濃くて堅い豆腐が好きである.しかし堅い豆腐は値段が高い.そこで,安い豆腐の改造を試みた.まずは1丁50-60円の安い木綿豆腐を泡立て器などで潰し鍋で火にかける.ざるの上にキッチンペーパーを敷き,火が通りどろどろになった豆腐を入れる.半日ほど置くと水分が半分以上抜け,冷蔵庫で冷やすと再度固まり,自家製豆腐ができあがる.結構本格派の豆腐が作れるので,豆腐にはちょっとうるさいという方も是非お試しください.

2月12日,午後2:00-4:00,晴れ,久慈漁港,ボーズ
この時期,釣れる人と釣れない人の差があまりにも大きすぎる.両手に持ちきれないほどの魚を抱え写真に収まる人がいれば,静かに人目を避けるように釣り場をあとにする人もいる.今回もお決まりの行き当たりばったりの釣りだった.「前に買ったアオイソメがまだ生きているので釣りに行こう.東海某提まで行けば,何か釣れる可能性は高いが,遠出はおっくうだ.近くの久慈漁港にしよう.」テトラおよび船道で竿を出すこと2時間.唯一の手ごたえは毛蟹だった.Hカニ程度のサイズの毛蟹が見えたのだが足元でバラしてしまった.毛蟹もどきが釣れるという話を聞いたことがある.バラしてしまっては正体を確かめるすべもない.
息子が男女のグループでテニスをしてきたとのこと.釣りよりもずっとうらやましい.青春は巻き戻すことはできないが,釣りは待っていればまた同じ季節がやってくる.この時期辛抱しかない.

2月6日,午前9:00-12:00,晴れ,川尻漁港,クジメ2
この時期,釣れる人と釣れない人の差が大きい.行き当たりばったりで,釣りをしていると当然のごとく釣れない.それでも少しばかりの時間が取れると釣り場に向かってしまう.今回は久しぶりに川尻に出かけた.タナゴ狙いのウキ釣り,投げ,穴釣りなど色々試したが結局穴から小クジメを2匹釣っただけだった.ただ今回は天候が穏やかだったのでましだった.ポットに詰めてきたコーヒーを飲みながら大海原を眺めるだけでも良しとしたい.今年はまだ寒くてぶるぶる震えながら,指の先の感覚がない状態で餌付けをするような釣りをしていない.
家でシャラポアを見ていたら子供が「動物のような声を出しているのはなぜ?」と言っていた.確かにシャラポアは,打つごとに野獣のような雄叫びをあげていた.テニスのことは良く知らないがシャラポアのすさまじい執念が感じられる.私も今度,釣り場で雄叫びをあげて投げてみようか?

1月29日,午前9:00-12:00,晴れ,東海某堤防,スキップバニー1,イワシ10,シャコ2
最近では,ネット上で人の釣果の写真を見ても動じない強い心を持っている.巨大アイナメを抱えた少年を見ても,自分とは関係のない別の世界の話だと割り切っている.しかしノビタさんのページでタナゴのミリン干を見せられたときには違った.あのあめ色に「釣って食いたい」と心のそこから思った.ということで,久々に東海某堤防に出かけた.タナゴ狙いに,サビキにオキアミを付けたものを出した.またイソメの投げ竿も出した.最初の釣果は,スキップバニー(小,黄緑)である.たぶん去年の夏に沈んだものだろう.ラインが付いていなかったので,投げたら本体だけ飛んでいってしまったものと思われる.十分使用可能なので,持ち帰り第一号?となる.しかし肝心の魚が釣れない.投げではヒトデのみ.タナゴも2,3度釣れているのを目撃しただけだ.12時近くになり帰り仕度をはじめる.するとサビキにイワシがかかった.よく見ると時々イワシの群れが回ってきている.イワシを10ほど釣ったが時間切れとなる.そして投げ竿にもシャコが一荷でかかっていた.とりあえずボーズは避けることができた.

1月22日,午後2:30-5:00,晴れ,会瀬,アイナメ1
毎度のことながら今回も時間がなかったので,「近くでタナゴの可能性のある」会瀬へ出かけた.風が吹いていて,うねりも多少ある.過去にタナゴを釣ったポイントに仕掛けを出すが反応なし.会瀬の先端は赤灯移動工事のため,ヘチ際の環境が工事前とかなり変わったしまったようだ.腕が悪いのか,魚がいないのか,時合が悪いのか,タナゴは釣れなかった.本日の唯一の釣果は20cmほどのアイナメだった.その晩,アイナメを唐揚げにしてしまおうと捌いた.しかし,身が透明で美しかったので,刺身にしたら,なんとか一人分とれた.皮とあらは唐揚げにした.美味だった.感謝.

1月15,16日
今週の釣行はありません.
ノビタさんのページを見て「タナゴもいいなあ」と思っていたのだが,この天候では釣りどころではなかった.なんとか近いところで手がるにタナゴを釣ってみたいものだ.タナゴは数年前会瀬でサビキにオキアミを付けて結構釣れた記憶がある.釣りガイドを見ると,日立周辺では浜の宮グラウンドでもタナゴが釣れるらしいのだが,まだ行ったことがない.とにかく今度の週末は穏やかな天気になってほしい.

1月8日,午後2:00-4:00,晴れ,会瀬,クジメ1
お正月の間今年の釣りのキャッチフレーズについて色々と考えた.「大物を釣りたい」「大漁旗をあげたい」という欲を捨て,原点に帰り「何か釣れて美味ければ,最高に幸せだ」と行きたい.「スローフーズ」「地産地消」などと叫ばれているが,「キャッチアンドイート」と基本的な考えは同じだと思う.地元の新鮮なものを旬の時期に美味しく頂く,つまり食を大切にすることだと思う.あまりこのようなことをくどくどと書いていると「負け犬の遠吠え」のようなのでこれくらいでやめにしよう.
結局今年の初の釣果も貧果であった.とにかく何でも釣れればよいと思い,アオイソメをもって会瀬へ出かけた.風が比較的弱かったのだがやはり寒い.竿を4 本出すが,餌も減らない.2時間粘って「もう帰ろう」と思い仕掛けを片付け,最後の竿を巻き上げるとちょっとだけ思い.小クジメとフグの一荷だった.初釣りとしては,あまこんなものだろう.

2005年元旦
明けましておめでとうございます(今回も年末年始の釣行はありません.)
釣り人の年末年始は,次の3タイプに分けられそうだ.
(ランクa)釣れても釣れなくてもとにかく出かける.大晦日の日没や元旦の日の出を,海で迎えた人は,釣りバカ度はかない高い.
(ランクb)釣りに出かけたいが,家族のことも考えて家で過ごす.来るべき釣りに備えて,道具の手入れに精を出す.
(ランクc)釣りに行っても,釣れそうな気がしないし,とにかく寒いので家でじっとしている.ネットで他人の釣り情報などをながめる.
私の場合ここ数年は,ランクcの状態が続いている.
しばらくは,このページの報告も活性の低い状態が続くと思いますが,今年もよろしくお願いいたします.