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木曜日, 12月 27, 2007

2008年の釣果

2009年1月4日現在,まだ新年の釣りをしていません.
年末年始に私が作った料理.
(スコーン)ハチミツが残っていたので,何となく作ってみた.小麦粉,ハチミツ,卵,マーガリン,牛乳,ベーキングパウダーを適当に混ぜ,オーブントースターで焼いた.自分としては,そこそこいけると思ったのだが,子供はあまり食べなかった.
(鮭のかす汁)塩鮭の頭があったので作ってみた.塩鮭の頭,大根,酒かす,水を圧力鍋で煮る.塩,昆布だしを加えて味を調節した.出来上がりは「グッド」と思ったのだが,その後も塩鮭から塩分が溶け出し,かなり塩味が濃くなった.でも圧力鍋で煮た塩鮭の頭は,最高の味だと思う.

12月29日,16:00-18:30,会瀬漁港,曇り,ドンコ1
2008年最後の釣り.夜釣りでメバルを狙ってみる.会瀬で夜釣りなので当然無人と思いきや,堤防には6名ほどの先客がメバル狙いのウキ釣りをしている.しかしメバルの反応はなし.ヘチで唯一ドンコが釣れた.私の釣りのオオトリとしては,やはりドンコ君が最適なのかもしれない.

12月23日,15:00-16:30,会瀬漁港,曇り,チビカレイ1
アオイソメが残っている.会瀬漁港の船道に竿を出す.風が冷たい.釣れたのは,手乗りカレイだけ(リリース).寒さで人間の活性も下がる.活性も下がると,粘ったり,チャレンジができなくなる.暗くなったらメバルを狙うことも考えたが,おとなしく帰宅.

12月20日,15:00-16:30,久慈漁港,曇り,ボーズ
先週同様湾内で手軽な釣りを楽しもうと思ったのだが,あっけなくボーズ.唯一の釣果は,自分の竿.気がついたら自分の竿が流されていた.必死に釣り上げた.
地元久慈沖のコウバコガニ(ズワイのメス)を買った.5杯で380円.カニ肉はほとんどないが,内子(卵)とカニ味噌が楽しめる.

12月14日,15:00-16:30,久慈漁港,曇り,イシガレイ1,イイダコ1,ハゼ1
アオイソメを使った堤防の釣りをずっとやっていなかった.たまには調査に行かないと.しかし海が結構荒れている.そこで久慈漁港の赤灯台から船道に向かって竿を出す.少し前に浚渫工事をやっていたはずなので船道は少し深くなっているはずである.まずはちょうど手のひらサイズのイシガレイが釣れた.その後イイダコとハゼが釣れた.イイダコは子供に人気がある.冬季に何度かイイダコを久慈漁港で釣っているので,本格的に狙えばもっと釣れるのかもしれない.堤防には他にタコ狙いの人が出ていた.
(カシュージュース)カシューナッツがリンゴのような果物の種であると知ったのは,最近である.カシューの果物の部分をカシューアップルと呼び,国によってはこの果物の部分をジュースにして飲んでいるそうだ.一度飲んでみたいものだと思っていた.最近売っているのを見つけた.ブラジル産のカシュージュースである.さっそく購入.恐る恐る飲んでみると美味しい.癖はなく,普通にトロピカルなジュースとして飲める.

12月7日,午後6:00-6:30,会瀬,ボーズ
自由な時間がとれたのが日曜の午後5時過ぎ.さてどうしよう.自宅でゆっくりするか,釣果を求めて冬の海に繰り出すか?心の中に葛藤があった.「どうせ釣れないんだしやめちゃいなよ」「2週続けて釣行なしにするわけには行かないよ.海に行かなければ釣果は得られないよ」結局後者の心が勝った.夜釣りで釣果が期待でき,餌も買わなくて済むカニ釣りを選択した.自宅で仕掛けを1つセットした.竿+リール+カニ網+餌のイカ切り身.そのまま海に着いたら投げるだけでよい.仕掛けをロストしたら帰ろう.海に着くと,波が予想したよりも高い.とりあえず30分ほどは海にいたのだが,釣れる気配は全くなし.「今日は無理だろう」とあきらめて家路に着いた.
(冷凍したヒラメの刺身)冷蔵庫に冷凍したヒラメのブロックが残っていた.ぶつ切りにしてガーリック+塩コショウで炒めたがとても美味だった.試しに解凍したヒラメを刺身でも食べてみた.よく「冷凍したヒラメの刺身はまずくて食べられないよ」と言う話は聞く.食べてみると,味は変わらないが,食感が安っぽいマグロのようだった.しかし個人的には十分刺身でいけると思った.確かに生ヒラメの刺身と比較すれば数段落ちるのだが,世間一般の色々な刺身と比較すれば中の上クラスで,十分いける.

11月29,30日
今週末の釣行はありません.
先週のヒラメ釣行をもう少し検証しながら,余韻に浸りたい.
(ヒラメを食す)68cmヒラメは刺身,アラ煮,バター炒めなどになった.我が家の包丁とまな板では,ヒラメが乗らず捌くのに苦労した.刺身は,当日は身が硬かったが,日が経つにつれ徐々に身が柔らかくなった.刺身は3日後までチャレンジしたが,全く問題はなかった.肝と胃袋も美味であった.
(仕掛け)トリプルフックの孫針の仕掛けを使った.捨て糸は30-50cmと短目が良いと指示された.鹿島沖は根掛りが少なく,仕掛けのロストはなかった.
(竿とリール)ヒラメを釣った竿は,2m程度で60号対応の1万円以下の安い竿である.最近竿先の金具が折れたので交換したばかりだった.おもりは80号だったが,60号対応の竿でも全く問題ない.リールはアルファタックルプロファイター船150で,釣友のH君から安く譲ってもらったものである.PE4号を150mほど巻いてある.この竿とリールでほとんどの船釣りは対応できる.
(クーラーボックス)クーラーボックスは釣り専用のものだと結構な値段がする.レジャー用だと同等の容量でかなり安く買える.今回使ったのは,ホームセンターで5千円程度で購入したコールマン48リットルである.餌用の棚などは付いていないが特に問題はない.
(長靴)長靴も釣り用だと高いのだが,ホームセンターの一般用長靴だとかなり安い.今まで使っていた長靴が裂けてきたので,新しい長靴を買った.今回は,古い長靴を捨てる前に最後にもう一度履いて出陣した.長靴の神様が,釣果をもたらしたのかもしれない.
(船宿)鹿島の船宿には宿泊所付きの船宿がいくつかある.前日に船宿に着いて釣り座の確保をして,宿泊所で朝を待つのが便利なようだ.
(プライヤー?)ヒラメの口から仕掛けをはずすのにプライヤーは必須である.プライヤーを買ってあったのだが,家に忘れてしまい針はずしに苦労した.

11月24日,6:00-12:00,鹿島沖,曇り,ヒラメ6
昨年1月ヒラメ船に乗って以来ほぼ2年,ヒラメに振られ続けている.釣りを始めた頃は「ヒラメなんて船に何度か乗れば確実に釣れるだろう」と思っていた.しかし今は「もしかして自分は一生ヒラメを釣れないのでは」と弱気になっていた.何とか年内にヒラメの壁を越えたいと思っていた.最初は12月の日立沖ヒラメ解禁を考えていた.しかし12月上旬は用事が詰まっていて,船に乗るのが難しそうだ.そこで思い切って最近好釣果を出している鹿島沖にT君と遠征することにした.
船は大春丸.おもりは80号.釣り方は横流しと言うのだろうか?船を潮に乗せて横方法に流していく.船を回転させることにより,右舷方向に流したり,左舷方向に流したり,切り替えて,釣り人に均等にチャンスを与えている.まずは最初の流しでT君がいきなり2枚あげた.「自分は鹿島でもダメなんじゃないか」いつものいやな予感がよぎる.そして次の流し,初めて魚信のようなものを感じる.慎重に巻き上げると,30cmちょっとのヒラメが浮上した.「おー良く来てくれた.ありがとう」
そして7時頃,その時がやってきた.明確な魚信があった.重い.抵抗される.少しずつ,少しずつ,リールを巻いていく.そして座布団のような魚体が姿を現した.興奮でアドレナリン全開である.しかし良くみると,ヒラメは私の仕掛けだけでなく反対側の人の仕掛けとお祭りして上がってきていた.船長の「反対側の○○さんの仕掛けに食ってるようだね.」の一言で天国から地獄へ.仕掛けをほどき判定会議となった.そしてヒラメの食っている仕掛けが私の孫針であることが判明した.地獄から天国へ再浮上した.このヒラメだけは,生簀のビップルームへ通された.大物をゲットしたので,もうあとは,おまけのような釣りである.船内でもコンスタントにヒラメがあがった.さすがに魚影が濃いと感じたが,あがるのはほとんどが30cmちょっとのサイズで,時々大きめのヒラメが混じった.
12時沖あがり.巨大ヒラメは3.5kg,68cmだった.私の釣り運は,今年の分はこれで出尽くしたと思う.










11月15日,午前6:00-13:00,いわき沖,曇り,沖メバル1
釣友のT君が神奈川に単身赴任になるので,送別を兼ねていわきにヒラメリベンジに出かけた.8時半までサビキ釣りで餌のイワシを釣る.なかなか釣れず,やっとイワシが釣れだしたが,イワシの多くがウルメイワシで,残りがカタクチイワシだった.餌確保の後,ヒラメ狙いで竿を出すが,船内で2枚ほどヒラメがあがっただけであとはさっぱり.海も前日まで時化ていたせいか,うねりがかなり高い.それに,ウルメイワシは,生簀の中でもすぐに死んでしまった.厳しい釣りとなった.根掛り,お祭りも多発した.私は沖メバル,T君はソイを1匹ずつ確保してボーズは逃れた.また50cm近い大ソイを最後の流しであげた人がいた.やはり最後の最後まであきらめず粘るほうが,良いのだろう.私よりも釣り脳になっているT君は,これから相模湾+東京湾の釣りを満喫し,家族のいる茨城でも釣りができて,2重の釣りライフを楽しむすることになるのだろう.うらやましい...
今回は,釣りの情報が少ないので,釣りの帰りに役に立つかもしれない,いわき情報を紹介します.場所はgoogleマップなどで調べてください.
(白土屋菓子店)(しらどや)いわき市好間町にある特大ジャンボシュークリームで有名な店.皆さんの家族は,大きな魚には驚かなくなっているかもしれない.そして「また魚!」などと冷たくあしらわれるかもしれない.しかし,ここのジャンボシューは,家族のサプライズ間違いなし.4-6人家族であれば1050円の特大ジャンボシュークリームで十分だろう.味も私個人としては,好きな味である.
(横浜ラーメン とんこつ家 いわき店)こってり系のとんこつラーメンを食べたい人におすすめ.四ツ倉方面から平市外に入るちょっと手前にある.
(よつくらふれあい物産館)四ツ倉港にある.ここの海鮮丼やほっきめし定食がおすすめ.
(星野製パン)場所は内郷と湯本の間にある.ここの玄米パンは,パンというより饅頭なのだが,さっぱりして美味しい.竹炭パンもあるので,腹の中に悪い成分がたまっていると思う人は,お試しください.
(ワールドリカーイシカワいわき店)旧6号湯本と泉の間.酒の品揃えが豊富.輸入菓子や,なぞの珍味,子供が喜びそう菓子など珍しい品が豊富にあるので楽しい店である.

11月8日,午後5:30-7:30,会瀬,Hガニ4
海水温も徐々に下がり,狙い物の種類が減ってきた.この次期に確実につれるものは?イシモチ,ハゼ,Hガニあたりだろうか.久慈川河口で日本シリーズを聞きながらイシモチ釣をしたおぼえがある.しかしここは釣り師が多いとお祭りするし,フグも多い.確実に釣れて自分で食べたいものを釣りたい.そこで個人的にボーズ率の低いHガニを狙った.餌はイカの切り身.そういえば前にイカを釣ったとき大量のアラを処分した.胴と足以外は面倒なので捨ててしまった.このとき目や口のまわりの身を,カニ釣り用にとっておけばよかった.仕方がないのでわざわざ生イカを買ってさばいて,自分で食べる部分は残し,カニ餌になるようなイカ切り身を用意した.仕掛けはノビタさん直伝で,カニ網の数箇所に直接イカ切り身をくくりつけた.海はべた凪である.沈黙の時間が続いた.1時間ほどしてやっとチビカニがあがった.その後もポツリポツリとカニが合計4杯.塩茹でして晩酌のお供となった.

11月3日,午前6:00-13:00,いわき沖,曇り,ボーズ
いわき沖で釣友T君と,ヒラメを狙う.この船は最初にサビキでイワシを釣ってから,ヒラメ釣りに入る.関東のヒラメ船が1万円以上なのに対し,こちらは7千円である.人気の船で,4時半に到着したが,ミヨシを中心にすでに半分以上の席が埋っていた.(座席は先着順である)船の前部に生簀があるのでここから自分で餌を取り出して使う.驚くのは乗客の多くがマイ生簀を持参していることである.大きなバケツ+海水くみ上げポンプ+排水管である.売っているのだろうか,自作なのか?特に後部の客は,餌をとりに行くのが面倒なのでマイ生簀に餌を生かしておく.
3日前は,客7人でヒラメ14枚,ボーズなしとのこと.期待十分である.
今回はイワシが釣れず,船で用意した餌(サバ,アジ,イワシ)を使った.私はアジを餌にした.イワシよりも動きがよく,ヒラメにもアピール十分のはずである.しかし釣果は,ボーズだった.船に乗って2年,まだヒラメを釣っていない.いつの日か,この手にヒラメを掲げる日が来るのだろうか?
船中でヒラメがミヨシで3枚,外道ではマトウダイ,イナダなどが上がっていた.最大のヒラメは70cm,5kgぐらいか?とにかく大きかった.この巨大ヒラメを釣った人は,サバを餌にして,針3つ,(口,孫針,ひ孫針)で釣っていた.確かにあの巨大ヒラメの口であれば,サバ餌がちょうど一口サイズである.
餌となったアジを供養するため持ち帰った.アジには申し訳ないが,味は最悪だった.普通の釣りたてのアジと違い,生臭さがひどかった.でも全部頂きました.やはり釣り餌の魚は,新鮮なものでも,持ち帰らない方が無難である.

10月25,26日
今週の釣行はありません
25日の早朝取りあえず海には出たのだけれど(会瀬),波が高いのでそのまま帰ってきた.冷凍庫の釣果のストックもそろそろ底をついてきたので,船に乗りたいところだがなかなかまとまった時間がとれない.
先月釣ったムラサキイカは,煮たり,焼いたり,揚げたりしたら,やわらかくとても美味しかった.
(ムラサキイカの保存法)スミが大量に出るのだが,洗うと鮮度が落ちるし,いくら水を使ってもきりがない.内臓を捨て,胴と足を切り離し,数杯ずつビニールに入れそのまま冷凍した.解凍して使う時に洗えば,水もほとんど使わず,やわらかいイカが食べられる.

10月19日,午前6:00-7:30,会瀬,Hガニ1
冷凍庫には,ソウダガツオのアラや昔タコ釣りに使おうとしたカニの半身などが入っている.これらを餌に今季初のカニ釣り.場所は会瀬突堤南の海岸.本日は波が3mと高かったが,ここは防波堤のため比較的穏かである.二投目にちびHガニがかかった.小さいのでリリース.しかしこのあとが続かなかった.時間帯が悪いのか,餌が悪いのか?カニ釣りというと,いつもは夜に釣りを行っている.仕掛けは,イカ切り身を水糸を使って仕掛け全体に散らし(ノビタ師匠直伝)ている.そのうちもう一度チャレンジしてみよう.
(イナダのカレー味)
冷凍庫には,イナダの切り身が大量にある.簡単にできるレシピを紹介したい.
フライパンに油を引き,軽く胡椒を振ってイナダ切り身(一口サイズ)を炒める.
ある程度火が通ったら,酒,カレー粉,ケチャップ,醤油を適量加える.
水分が飛んで煮詰まったら出来上がり.

10月13日,午前6:00-12:30,日立沖,晴れ,イナダ4,ハナダイ5,ソウダガツオ1,ベラ2
今回は,釣友のT君と,T君ジュニア(以下TJ)と龍翔丸で,青物ハナダイ五目釣り.まず前半は青物釣り.私は胴の間(船の中間部)でタコベイトサビキでしゃくる.TとTJはみよし(船の先頭部)でルアーを投げる.TJはバス釣りをやってることのことで,イナダをどんどん釣り上げる.そしてルアーで底を小突いて良型のカサゴまで釣ってしまった.私にはなかなかヒットせず,前半戦はイナダ1本で終わった.TJは中学生なので私の釣りキャリアと同じ長さくらいしか生きていないわけである.釣りのセンスや才能はキャリアではカバーできないものだとつくづく思ってしまった.
後半はエビ餌でハナダイ狙い.しかし本日はハナダイがぱっとしなかった.魚信があったと思ったらベラ.(ベラは捨てている人がほとんどなのだが,私はしっかりキープします.何の処理もせずただ塩焼きだけで良く.味も良い.)しばらく停滞の時間帯が続いたのだが,12時頃に青物が回ってきて,各自それなりにお土産を確保したようである.青物は走るので,やり取りが楽しめるのが良い.










ひたちなか海浜公園にコキアを見に行った.実は私はコキアマニアである.あの体型と鮮やかな色の変化がなんとも言えない.12日は海浜公園は満員だった.でも行ってよかった.ちなみにコキアの場所から常陸那珂港が見える.そちらの方も気になった.









10月4日,午前6:00-9:30,大洗,曇り,メゴチ12,キス4,ハナダイ3,カレイ1
今回はメゴチ祭りだった.去年もこの時期大洗でキスが釣れているので,とりあえずキスを2桁目指した.始めのうちはキスも釣れたのだ,があとは置き竿もサビいてもコチ,コチ,コチ.あとハナダイと手のひらカレイが混じった.コチも型が良いし天婦羅ならコチもキスも大差ない.フグよりは何百倍もましである.別な場所でキスを釣っていた人は,キスを20くらい釣ってメゴチは数匹のようだった.そのおじさん曰く「ハナダイとコチは猫にやるから.」
前回ムラサキイカを釣った.イカは翌日,内臓と目玉を取って小分けにした.墨で身も黒っぽかったが,洗うと鮮度が落ちると思い,あえて洗わなかった.5杯くらいずつ袋に詰めて近所に配った.味のほうは,刺身ではやはりスルメイカに比べても落ちる.しかし煮たり焼いたりすると,肉厚で柔らかく家族にも好評だった.イカの場合熱を通してしまうと,どのイカでもだいたい似たようなイカの味になる.塩コショウガーリックバターでも良いし,甘辛醤油味でもいける.イカ天も美味しかった.私は駅蕎麦のイカ天そばが好きである.あのイカ天のような肉厚の柔らかい天婦羅が作れた.
塩辛は試験的に少しだけ作った.ワタ(ゴロ)の味も良く,結構いけると思った.結構日持ちのするもののようなので(たぶん2週間くらいはOK)次回は(いつになるか分からないが)もっと塩辛を作ろう.
(塩辛の作り方)ワタに塩をまぶして数時間冷蔵庫に寝かせる.ワタを洗い,ワタの中身を搾り出す.ワタの1割程度の塩を加えて混ぜる.これにイカの切り身を加え良く混ぜる.1週間ほど冷蔵庫で熟成させるのだが,1日1回は,全体を良く混ぜる.味醂や酒などを加えなくても,イカの身がワタの酵素?によって自然に分解(熟成)し旨みが出てくる.お酒との相性は抜群である.

9月27日,午後6:00-9:30,日立沖,曇り,ムラサキイカ樽1杯,サバ2
釣友T君と隆翔丸で2度目のイカ釣り.前回はスルメだったが今度はムラサキイカである.船は満員である.私とTは先頭の左右に陣取った.正直言って,ムラサキイカ釣りをあまく見ていました.スルメのときはプラ角で集魚灯もなしで釣れた.今回も同じで大丈夫だと考えていた.しかし今回,周囲は全員集魚灯+ムラサキイカ用のスッテ仕掛けを使っている.でもまずは前回のやり方を押し通そう,駄目なら船でスッテ仕掛けを買おうと考えた.航程は1時間ちょっと.アンカーを下ろして,さっそく釣り開始.30m位のタナで最初の人が釣ったので,皆20-30mのタナを狙う.周囲では順調にイカを釣り始める.私もとりあえず1杯は釣ったのだが,あとが続かない.魚信はあるのだがイカが乗らない.周囲で2桁に届きそうなときに私は1杯.船長が回ってきて「プラ角じゃ何時間やってもだめだよ」の一言.ここでプラ角をあきらめスッテ仕掛けを購入した.隣のおじさんが集魚灯を貸してくれた.(感謝)これで条件は周りと同じになった.そして私にもイカが釣れだした.反対側で竿を出していたT君の情報でタナを50-60mにしたら入れ食いとのこと.確かにタナを深くするとまさに入れ食い.あっという間に私の樽も満杯となった.ほとんどの人が樽を満杯とし9時半過ぎに早上がりとなった.今回合羽の上だけ持ってきてはいたのだが面倒なので,トレーナー+ライフジャケットで釣りをした.イカのしぶきを顔面や頭に浴びた.服も墨がいっぱい付いてしまった.また大きなサメを目撃した.三角形の背びれを見せながら魚を追いかけていた.教訓,イカ釣りはなるべく周りに合わせましょう.面倒でも合羽の上下を着ましょう.私は結構天邪鬼なので,皆が揃って同じことをしていると,違うことをしたくなる.ムラサキイカはゴウドウイカとも言.船乗りが合同して釣るからなのだそうだ.ムラサキイカの場合,勝手なことをせず皆とあわせて同じ釣り方をするべきだろう.深夜自宅に戻り,ちょっと黒っぽいイカ刺(イカの墨が十分に洗えなかったので)とイカのガーリックバター炒めで祝杯をあげた.










9月21日,午後4:00-5:00,曇り,河原子,Hガニ1,ハゼ1
日曜午後,ちょとだけ時間がとれた.冷蔵庫にはアオイソメが残っている.雨がいつ降るか分からないので遠出はできない.無難に河原子を選んだ.海はやはり波が高めである.久しぶりに漁港堤防先端に行く.ここは見晴らしはいいし,根掛りも少ないのだが,ほとんど魚が釣れたためしがない.今回も,外側,船道,内側に竿を出すが,ミニHガニがかかったのみ.
それでは港内でハゼ調査をしようか.港内で仕掛けを出し,しばらくすると結構鋭い魚信がある.かかったのは20cmのハゼだった.私も20cmクラスのハゼを釣ったのは久しぶりである.気合が入ったのだが,残念ながら雨が降ってきて納竿.

9月14日,午前5:30-10:00,曇り,大洗,キス10,メゴチ12,ハナダイ3,ヒイラギ1
久々の大洗である.昨年秋はキスが良く釣れた.今回もメインターゲットはキスだが,ルアー,スキップバニー,ウキサビキ,貝用の引っ掛けなど,何が来てもいいように色々仕掛けを用意した.まずはウキサビキを投げておく.結局ウキサビキには何も来ないので回収した.続いてキス狙い.まずは3本針にアオイソメを付け,投げてはずるずると人の歩くぐらいの速さで巻き上げる.すると「クッ」と,いきなり魚信.さっそくキスゲットである.結局他の釣りは試さずに,キス釣りに専念することにした.入れ食いとまではいかなかったが,キス,メゴチ,ハナダイ,ヒイラギと外道も含め飽きずに釣りを楽しめた.とにかくフグが来ないのがうれしい.他の釣り場だとフグ10に対してキスが1ぐらいだったりする.
そして本日の実験!終了間際に,ワームでキスを釣ってみようと思い立った.仕掛けは,ジェット天秤+1号ハリス40cm+6号袖針.ワームは白のワームの尻尾の部分だけを切って付けた.つまりアオイソメを付けるのと同程度のワームを付けた.投げる+巻く...反応がない.「やっぱりダメか」6投目あたりに,「クッ」と魚信があった.しっかりキスがついている.「ワームでキスを釣ってしまいました」過去にワームでイシモチを釣ったこともある.ある程度の魚影があればワームでも釣れるということだろう.でもイソメとワームを比べたらイソメに軍配が上がる.何が違うのだろう.色,におい,動き?









9月7日,午前5:30-12:30,曇り時々晴れ,日立沖,ハナダイ15,アジ8,イナダ4,沖メバル1,ホウボウ1,ショウサイフグ1
本日は釣友T君と龍翔丸で久々の船釣り.ハナダイ五目である.ラッキーなことに釣り客が少なく(原油高の中船宿には申し訳ないが)片側3名だった.釣り客は申し合わせて予約するわけではないので,空いていると思ったら超満員だったり,混んでいると思ったらガラガラだったりする.同じお金を払うのだから,空いている方が良い.竿を2本出したり,ジグを投げたりと好きなことができた.
餌は,冷凍イワシと冷凍エビを渡された.最初は青物ポイントへ行く.常陸那珂港沖の巨大堤防である.Tも初めてジギングでイナダを上げて興奮していた.ポイントを常陸那珂港の北側堤防に移す.堤防が立ち入り禁止でなければ,船に乗らなくても来られるのに,と思う.ここで私はジグサビキを試す.すると底周辺で面白いようにアジが食いついてきた.某一文字堤防で,釣りをした懐かしい青春の日々(?)がよみがえる.
続いてはハナダイ釣り.この次期のハナダイは追い食いはないので,一荷はないが,コンスタントに釣れる.ハナダイは魚体のわりに引きが強いので楽しめる.しかしハナダイだけだと飽きてくるので,色々な仕掛けや餌を試してみる.でもジギングでは反応なかった.船内では五目を超えて色々な魚があがった.マダイ,黒メバル,なども釣れていた.私もホウボウ(小)やショウサイフグを釣った.私の釣ったショウサイフグは小さかったので,大型のショウサイフグを釣ったT君にあげた.
ゆったりのんびり満足する釣りができた.ちなみに竿を2本出したが(電動+手巻き),竿を2本出しても釣果が2倍にはならないことが分かった.置き竿が根掛りやお祭りしたりが結構多い.自分の竿同士のお祭りもちょっと悲しい.









8月30日,午後2:00-6:30,晴れ,河原子,会瀬,イシモチ3,Hガニ1,アジ5
冷蔵庫には先週のアオイソメが残っている.野菜室が彼らの仮の住まいである.普通アオイソメは2週間ほどもつのだが,今回はすでに半分以上死んでいる.
アオイソメとアジ狙いのウキサビキを用意して家を出る.雨が降り出す可能性があるので駐車場から離れた釣り場は避けたい.そこでまずは安易に河原子からイシモチを狙ってみることにした.本日の目標は,とにかく持ち帰れる釣果である.しばらくしてイシモチが釣れた.陸からは久々の釣果である.ポツリポツリとイシモチが3つと良型のHガニが釣れた.Hガニもイシモチ狙いの仕掛けに引っかかっていた.今度は河原子でHガニを狙ってみるのも面白いかもしれない.用意したアオイソメが生きてるやつから,気絶してるやつ,死んでるやつになり,最後はとけかかったやつだけになったのでイシモチ釣りを終了した.
いつもはここで帰宅となるのだが,ウキサビキも用意してある.せっかくなのでアジ調査をしよう.ということで会瀬に移動した.最初は5cmほどの豆アジが3匹一荷で掛かった.「よっしゃ!今季初のアジゲット!」と叫ぶには寂しすぎる.暗くなって,スポッというあのアジ特有の魚信でウキが沈んだ.20cm弱の取りあえずアジと呼べるサイズを2つ追加して終了した.

8月23,24日,日立港周辺,ボーズ
最近船釣りでは運良く釣果が出せているが,堤防釣りではほとんど釣果がない.この時期,アジ,イワシ,サバ,イシモチ,キス,ワカシ,カンパチ,イセエビ等,色々対象魚はあるはずなのだが.
今週はいつ雨が降り始めてもおかしくない天候で,なおかつ風も強い.遠出をあきらめ,日立港周辺を調査することにした.23日午後は,アジ狙いのウキサビキ仕掛けだけを用意した.久慈漁港,第3埠頭,なぎさ公園,第5埠頭,久慈河口,新堤防いずれも,人も少なく釣果もあがっていないようだった.何箇所かで竿を出したが反応なし.
翌24日午前,アオイソメの餌を持って久慈漁港に出かけた.この時期キス,メゴチなどが釣れるはずだ.しかし反応してきたのは,フグ,フグ,フグ...フグの無限ループとなり,強制終了した.
タラのストックは冷凍庫にまだある.タラというのは色々使えるのだが,いまいち味にインパクトがない.さつま揚げ(カレー味)を作ったら結構美味しかった.お試しください.
タラの身,卵,片栗粉,塩,しょうゆ,にんじん,しょうが,カレー粉をフードプロセッサーですりつぶす.平たくして,油で揚げる.

8月16,17日
今週末は家族サービスのため釣行はありません.
先週のタラの切り身がまだ冷凍庫にたくさんある.ムニエル,フライ,中華風あんかけなど色々とレシピを試した.個人的にはフライが一番好きである.
茨城沖の水温が高くなっている.海水浴シーズンも終わり,自由に車を止めて竿を出せるようになる.カンパチ,アジ,キス,サバなどいろいろと狙いたいところだ.

8月9日,午前6:00-12:00,晴れ,北茨城沖,マダラ12,ドンコ1
深い海の底はいったいどんな風になっているのだろう?電動リールを買ったとき,「いつかはマダラを」と考えていた.200m近い水深からキロオーバーの魚を引きずり出すというのは,考えただけでもワクワクする.電動リールの使い方もおぼえたし,海の状況もよさそうなので,マダラデビューすることにした.マダラ船の最近の釣果を見ているとボーズはなさそうである.とりあえず良型のタラを3本くらい釣れれば十分である.船は,北茨城第15隆栄丸に乗った.マダラ釣りでは有名な船である.イメージ的に初心者お断り的な雰囲気があるかと思ったが,船長は餌のさばき方など丁寧に指導をしてくれた.おもりは300号,仕掛けは5本針,餌は冷凍さんま,いずれも船で購入した.私の電動リールは電動丸3000Hで4号を400m巻いてある.竿はシマノのシーマイティ150-270,300号までの負荷に耐えられる.リールの電源は船に付いている.仕掛けを止めるためのマグネットも装備されている.集合は4時で4時半出船である.釣り座はくじ引きなので,急いで行く必要はない.キャビンで一眠りする.船は1時間ちょっと走り,6時前に釣り開始.船長の指示で順番に仕掛けを放り込んでいく.餌は3枚におろしたサンマの身をさらに2つに切ったものである.色々飾り物を付けている人もいたが,まずはシンプルな仕掛けで試してみたい.水深は160mくらい.しばらくすると魚信があった.しかしタラの魚信かどうかはっきりしない.周囲も巻き上げている人はまだいないので,そのまま様子を見る.船長の「あげて」の指示で巻き上げるのだが,重く魚がなかなか上がってこない.やっと白い巨大な魚体が姿を現した.良型のマダラである.いきなり釣ってしまった.そして次の仕掛け投入.今度は明確な魚信があった.巻き上げようとするが重さが尋常ではない.リールのモータが「もう無理!」みたいな感じで時々ストップしてしまう.モータが止まれば,手巻きで,またモータ回すという感じで,何とか魚を引き上げた.すると,なんと5本針にマダラ5本のパーフェクトである.いきなり目標の2倍を2度の投入でクリアしてしまった.しかも私のクーラーは中型なのでこれ以上は魚が入らない.あとの魚は船長のクーラーを借り,他の釣り客に持って行っていただいた.マダラを12本とドンコを釣った.ちなみに一番大きなマダラは,63cm,3.3kgあった.11時頃うねりが高くなりちょっと気分が悪くなりかけたので,自主的に早上がりとした.ビギナーズラックということで初のマダラ釣りは予想以上の釣果だった.深海(本日は160-220mくらい)釣りを満喫できた.竿に関しては問題はなかったが,電動リール電動丸3000Hは,マダラにはちょっと非力なようだ.マダラ1本なら巻き上げも問題ないが,マダラが2本以上だと時々モータが止まってしまう.次のマダラ釣りがいつになるかは分からないが,マダラのために大型リールを買うのは経済的にも厳しい.竿,リール,ロッドキーパー1式で3000円でレンタルできるとのことなので,次はレンタルで挑むことになるだろう.
船の電源を使う場合,端子が少し錆びているので電源クリップをしっかり止めないと,接触部分の内部抵抗により,モータの能力が十分に発揮できないので注意が必要である.マダラ釣りでははタモをあまり使わない.大物や一荷の場合を除き,直接手で抜きあげている.ラインで指や手を切る可能性があるので手袋をしたほうが良い.マダラの口は鋭い歯がたくさん生えていて,うっかり手を突っ込むと血だらけになる.針はずしのペンチも必須だろう.また餌のサンマをさばくための小刀,ナイフなども必要である.ということで(手袋,大きめのクーラボックス,ナイフ,ペンチ)などがあれば,あとは船で買ったり借りたりしてマダラ釣りを楽しむことができるはずだ.















8月2日,午前5:30-6:30,曇り,会瀬,ボーズ
この次期ちょっと出かけようと思っても,道路は渋滞するし,多くの釣り場の駐車場が有料となってしまう.釣りはしたいのだが気合が入らない.今回は会瀬でアジ調査をした.アジのウキ釣りでは,ウキの「スポッ」と急に沈む魚信がなんとも言えない.会瀬でも運がよければアジは釣れるのだけれども,今回はボーズ.フグの姿は見かけたがアジの反応はなし.アジが釣れるポイントは県内にもあるのだけれど,わざわざ遠出や早起きをして遠征する気力が湧かない.夏バテだろうか?
ところで最近気に入っている魚レシピは,フライである.どんな魚でもフライになるがやはり白身の魚が良い.外はカリカリ,中はプリプリで,揚げたてが最高である.フライはしばらく置くとしなっとなってしまうが,オーブントースターで暖めると外のカリカリが復活する.ちなみに天ぷらもオーブントースターで暖めると外の衣がサクサクに復活するのでお試しあれ.今度フライを大量に作ったときは,余ったフライで魚かつ丼を作ってみようと考えている.

7月26日,午後6:00-7:00,曇り,日立市鮎川河口,ボーズ
この時期は,多くの場所が有料駐車場になってしまうため行き場に困ってしまう.今回は久しぶりに日立市鮎川河口に出かけてみた.数年前にイシモチを釣ったことがある.イシモチを狙って竿を出すが,魚の反応はなし.そのうち低い雲が張り出してきた.雷は怖いのでそそくさと終了した.
翌27日会瀬の朝市に初めて出かけた.朝市というと魚だけでなく,野菜や揚げ物など色々な店が出ているイメージを持つが,ここの朝市はとてもシンプルである.漁港であがった魚を売るだけである.残念ながら今回はアジとサバしかかなかった.それでも地元の人々が多く集まり列をなしていた.さすがに値段は安い.サバは,サバカレー,しめ鯖,アジはアジフライなどとして美味しく頂いた.
最近原油高の漁業への影響が問題となっている.地元の魚を少しでも多く食べることが,漁師に還元されることになる.それに地元の魚を旬の時期に食べることは,運送や冷凍保管などの無駄なエネルギーを使わず地球に優しい食だと思う.ちなみに40cm以上のサバ(100円!)の身(肉として食べられる部分)は約300gであった.良質で安全な蛋白質が安くとれるのであるから,積極的に魚を食べていきたい.

7月19日,午前5:00-8:00,晴れ,久慈漁港,キス1,メゴチ1,ドンコ1
いよいよ楽しい夏休み?である.本日は午前中に子供をプールに連れて行く約束なので,早朝の釣りである.夏休みシーズンは,海水浴場に隣接した釣り場の駐車場が有料になってしまう.川尻,会瀬,河原子,久慈など.さて何を狙うか.今期の甲イカは,日立方面には入っていないようだ.イシモチ,アジ,キスなどのうち,釣れる可能性があって,自分でも釣ってみたい対象としてキスを選んだ.私のキス釣りは,本格的なものではなく,堤防でちょい投げしてずるずる引くだけ.仕掛けは,8号くらいのナスおもり+キス天秤+1号ハリス30cm+6号袖針+3cmほどのアオイソメだけ.かなりいい加減な仕掛けだが,キスがいれば釣れる.去年も大洗でキスを20くらい釣った.最初に釣れたのはチビドンコ.小さすぎるのでリリース.あとはフグのオンパレード.フグだってキャッチアンドリリースのゲームだと思えば楽しめるはず...もない.ほとんど入れ食いのフグを全て逃がしてやった.彼らはそのうち恩返しをしてくれるのだろうか?そして明確な魚信があった.あがったのは20cmほどの良型のキスだ.メゴチを追加して終了.これだけじゃ天ぷらにならんなあ.
釣りをしていたら,他の小魚を追って敏捷に動く魚がいた.あのすばやさは,カンパチだろう.といっても25cmくらいのショゴサイズだったが.茨城沖の水温も上がってきたし,これから青物も面白いだろう.
しかし4時起きで釣りをしてプールというのはちょっと疲れた.

7月12日,午後6:00-12:00,晴れ,日立沖,イカ9
龍翔丸で釣友のTとイカ釣り初体験.彼も前回の根魚五目に行きたかったのだが,残念ながら都合がつかなかったので,イカ釣りの声をかけると即答でOK.イカは,船釣りの中でもハードルが高い気がする.夜釣りになるし,仕掛けも普通の船釣りとは異なる.まずは色々と情報を集めた.
夜イカ釣りは,満月の夜は良くないそうだ.
プラ角の仕掛けには,ブランコ形と直結型とがあり,サバなどにやられにくいのは直結型のようである.
とりあえずプラ角6個の市販の仕掛け(ブランコ形)を1個買った.(高い!)安いプラ角を見つけプラ角6個の直結型の仕掛けを自作した.直結型の仕掛けは,結構簡単に作れることがわかった.また仕掛けがごちゃごちゃになることが予想される.値段が高いのでそう簡単には船上で購入できない.そこでプラ角ホルダーを自作した.さらにプラ角を固定しておくための発泡ウレタンを持参した.









5時半集合で,航程20分ほど.船は止まった.イカ釣り船の大きな特徴は,船は止まって(碇を下ろす?)終了まで動くことはない.まだ日が高いので,イカ釣り開始まで少し時間がある.「適当にメバルでも狙っていいよ」とのこと.とりあえずサビキ仕掛けを持ってきたのでやってみたが,反応はなし.次回は冷凍イワシを持っこよう.鯛カブラなども試してみたい.
いよいよ日も落ち,ランプが点灯しイカ釣り開始.水深は50m弱.錘は60号.まずは自作の直結仕掛けを使う.水中灯はなし.(まずは自作仕掛け+水中灯なし)でどの程度釣れるのか確認したかった.イカ釣りはとにかくシャクル+シャクル+シャクル...体力勝負である.しばらくしてずしりと重みを感じて,イカが乗ったのが分かった.巻き上げるとイカ3杯の一荷だった.「これはいいぞ」と思ったのだが,なかなか後が続かなかった.結局初のイカ釣りは9杯で終了した.多い人で30杯とのこと.シーズンが始まったばかりだし,初のイカ釣りとしてはまあまあだろう.巨大ヒラメをあげている人もいた.
夜の船は初めてだったが,幻想的な雰囲気である.光に,色々な魚も集まってくる.涼しいし,とても気持ちい良かった.イカ釣り=電動リール必須というイメージがあったが,手巻きリールの人もいたし,重い電動リールでしゃくり続けるよりは,軽い手巻きリールの方が良いかもしれない.コンスタントに釣果を上げていた人は,長い竿を使っていた.船の下は光の影になっているので,竿は長いほうが良いと思う.仕掛けを交換するときに,前の仕掛けを止めておくのに,発泡ウレタンが役に立った.イカの仕掛けは,そのまま放置しておくと,ごちゃごちゃに絡み合って次に使うのは不可能である.
陸に上がってT君と分かれるとき(日曜深夜0:30),彼の一言に驚いた.「明日は那珂湊のカレイ船に乗るんだ.」おいおい明日っていうよりも,もう今日だよ.彼の家は水戸で,帰って少し休んだら出発だそうだ.忙しくて釣りができない時期があったので,今月はバンバン釣るとのこと.彼のバイタリティには驚くばかりである.
自宅に帰って,早速イカの試食.イカソーメンとゲソのガーリック炒めを作って深夜の祝杯をあげた.イカのガーリック炒めは,イカをバターで炒め,塩,胡椒,ガーリックパウダーで味付けるだけ.簡単だがとても美味である.翌日スーパーで,イカを一山(10杯ほど)198円で売っていた.見なかったことにしよう.










7月5日,午前6:00-13:00,晴れ,日立沖,ムラソイ4,アイナメ3,メバル1
釣友のHが友人のTさんとともに千葉県からやってきた.狙いはムラソイ.根魚五目である.私は昨年Hとともにやはり日立沖で根魚五目をやったがボーズだった.一年越しのリベンジのチャンスである.船はまず常陸那珂沖の沖提周辺,久慈漁港周辺を狙うが反応は少ない.その後船は一気に北上して,鵜の岬沖に移動する.8時まで根掛りのみで魚が釣れない.最近は1かゼロかの貧果が続いているし,昨年の結果が思い出される.そんなとき最初の魚信があった.あがったのは30cmほどのアイナメである.続いて25cmの黒メバルが続いた.周囲でも,アイナメやムラソイがポツリポツリと釣れている.
しかし9時にはムラソイ仕掛けを全部ロストしてしまった.仕掛けには,ムラソイ仕掛けを6つ,黒メバル仕掛けを2つ用意していた.試しに黒メバル仕掛けを使ってみる.HAYABUSAの船極根魚五目二段光撃という名前だけはすごい仕掛けだ.全長1mの丸セイゴ12号2本針,ハリスは2号である.発光玉をはずしてイワシを付けた.
時刻は10時頃,そのときがやってきた.ガツンという強烈な魚信があった.船長もすぐに気がつき「ヒラメか?慌てないでゆっくり巻いて」との指示が入る.私もてっきりヒラメだと思い込み,慎重に巻き上げた.姿を現したのは,ヒラメではなく黒く大きな魚体であった.船長の「でかいムラソイだ」の声で私も釣り上げたのがムラソイだとやっと気がついた.全長43cm,自宅で量った重さは1.5kgだった.でっぷりと太り,メタボリックなムラソイである.しばらくは心臓バクバクだった.その後も二段光撃は快進撃?を続けた.サイズは平均20cm前後と小さいのだがムラソイを3つとアイナメを1つ追加した.前半の釣りで ムラソイ仕掛けを6つロストし,後半の釣りでは二段光撃のロストが1つだった.いつも二段光撃が有効かどうか,私にも判らない.しかし少なくとも本日の釣果は,二段光撃のおかげといっても過言ではない.そんな訳で,ここ数ヶ月の不振を吹き飛ばす大満足の釣りができた.感謝!
しかし家に帰ってから巨大ムラソイを捌くのがものすごく大変だった.我が家には普通のステンレス包丁しかないので,悪戦苦闘して魚を解体した.こちらの方がどっと疲れた.

鵜の岬の主のような,巨大ムラソイ.アラで味噌鍋を作ったら,濃厚かつコラーゲンたっぷりのスープで,アンコウ鍋のような味だった.








6月28日,午後6:00-9:00,曇り,会瀬,メバル1
最近は1かゼロの貧果が続いている.2週間前のカレイ釣りのイソメがまだ残っているが,まさに虫の息である.イソメを持って会瀬に出かけた.まずウキサビキでアジ,イワシを狙い,同時にイソメの投げ竿を出し,暗くなったら電気ウキでメバルを狙う.計画としてはバッチリである.しかし... ウキサビキでアジ狙いは,先客も含めて反応なし.実際にはピョコピョコという魚信(フグ)はあったのだが,あのアジ特有のスポッと急にウキが沈む魚信は皆無だった.イソメの投げ竿も,会瀬恒例の根掛りだけだった.南風が吹いているのだが,海からの風が異様に冷たい.あきらめて帰ることも考えたのだが,餌も少しだけ残っているし,せっかくなので電気ウキでメバルを開始した.8時になり「今回はボーズか」とあきらめムードのところに待望の魚信があった.あがったのは20cm弱と小さいがメバルである.その後さらに1時間粘るが後が続かなかった.
釣りの長靴に穴が開いた.ゴムが劣化して裂け目ができてしまった.新しいのを買えばよいのだが,最近釣りの経費がかさんでいる.船代を値上げしたところも多いし,移動のガソリンも高いし,電動リールも買ってしまったし.そんなわけで長靴の補修をしてみた.風呂場用の接着剤で裂け目を補修した.ちゃんと補修できたかどうかは,後日海で試してみることにしよう.

6月21日,午前9:00-11:30,曇り,河原子,イシモチ1
夜中に降っていた雨がやんだ.しかし,予報は雨である.先週の餌(アカイソメ3本+アオイソメ)が残っている.狙いはイシモチが無難だろう.雨が降ってもすぐに車に戻れる場所として,河原子を選んだ.釣り場に到着すると引き上げてくるおじさんがいた.様子を聞くと手を振って「全然ダメ」と答えた.竿を出しているおじさんに聞くと「1匹だけ」と言っていた.迷ったが思い切って竿を出してみる.最初の餌はアカイソメ.すぐに1匹イシモチが釣れた.型は小さいが,まずは安堵する.しかしそのあとが続かない.フグが1匹釣れただけだった.霧が出ていてまわりの状況が良く見えなかったが,イシモチが時速1匹弱で,ポツリポツリと釣れていた.

6月15日,午前6:00-12:10,晴れ,那珂湊沖,カレイ1
土曜日,とうとう電動リールを買ってしまった.多分一度きりの買い物になると思うので,とても迷った.「使いやすさ,便利さ」は求めず「手巻きでは体験できない釣りをする」ことに絞った.400m巻けて,それなりのパワーがあり,値段も手ごろな電動丸3000Hを日立市内の某釣具店で購入した.4号を400m巻いたので,イカ,オニカサゴ,タラなど茨城,福島,千葉周辺の手巻きでは対応できない釣りに効果を発揮してくれるだろう.(本当に行くかどうかはわからないが)店のレジでサービスキャンペーンということで,くじを引いたら一等が出た.ポイントが5倍となり,2000円弱のポイントがついて来た.ラッキー!今週末は会瀬でサビキ調査でもと思っていたが,電動リールが手に入るとどうしても動作確認をしておきたい.しかし動作確認には船に乗る必要がある.こんな感じで,自分にも家族にも理由をこじつけ,2週続きの乗船になった.
乗ったのはカレイ船.電動リールの動作確認には不向きだが,仕方がない.前日は最高で21枚上げたそうなのだが,本日はどうだろうか?釣り場は日立から40分ほど南下して,那珂湊沖.まずは第一目標である電動リールのチェック.色々と機能があるようだが,とりあえずカウンターを0mにセットし,仕掛けを投下し,巻上げなど基本的な動作は問題ない.電動リールは600gあり,これで小突き続けるのは不可能なので,手巻きリールに切り替える.波は1mもない.しかし僅かにうねりがあり,ボディーブローのように効いてきた.吐くほどではないのだが,気持ちが悪い,ずっと立っていると辛い.魚が釣れてくれば元気が出てくるはずなのだが...本日は私の隣が多分竿頭である.コンスタントに7,8枚釣っただろうか.その隣で私はボーズ街道まっしぐら.「どうして?」腕が悪い,調子が悪い,カレイ釣りをなめている,など理由は色々考えられる.前日のくじ一等で運を使い切ったのかもしれない.船酔い以外はボーズがほとんどいない状態で,船長の「あと10分で終わりにしましょう」の声.そしてその10分も過ぎた.本当にロスタイムである.ここで本当に待ちに待った魚信があった.あがってきたのは29cmのカレイ.お隣さんも「本当に良かったね」と喜んでくれた.私も嬉しかった.「カレイよ来てくれてありがとう」釣りの神様にも感謝.

6月8日,午前6:00-13:00,曇り,いわき沖,ソイ1
6月8日朝,私は福島県相馬沖にいるはずだった.話せば長くなる.最近ノビタさんの小笠原の釣りDVDを見た.自分の釣りには,ロマンや冒険が無いと思った.プチでもいいから冒険がしてみたい.変化の無い今までの釣りを,ちょっとだけでも超えたい.かといって1週間の休みを取って離島に行く元気も無い.
また最近では原油高に伴って船代が上っているところが多い.今までやってきたお手軽船釣りとやっていない船釣り(イカやタラなど電動リールが不可欠な釣り物)との価格差が縮まっている.思い切って電動リールが不可欠な釣り物を体験してみるか?とにかく今までやっていないことをできる範囲で体験したい.そんな思いが高まっていた.
可能なことといえば,
(1)電動リールを買ってもっと深場の釣りをする.
(2)もっと遠くに遠征をする.
最初に某船宿に竿レンタルでマダラ釣りができないか尋ねたのだが,あいにく8日は満員だと断られた.(電動リールを使ったことが無いのにいきなりマダラというのも無謀といえば無謀だが)電動リールの購入に関しては現在検討中である.それではということで,プチ遠征先として松川浦を選んだ.遠征先としては,安い宿があって,電車でアクセスできることが望ましい.船から下りるとふらふらになるのでやはり片道100kmを越すと自動車での遠征はきつい.前日に電車で行って,泊まって釣りをして電車で帰れるのが望ましい.それに今まで釣りはいわきが北限なので本格的な寒流の世界は未知の世界である.このような理由で松川浦を選んだ.松川浦には,旅館と釣具店と船宿が一緒になった,まさに私の目的にかなった店があった.ちょうどマガレイのシーズンで多い人は100を越すという.電話で尋ねたらこの日は第23回松川浦釣り大会(カレイ)なのだが,キャンセルが出たので,この釣り大会に参加できるかもしれないとのこと.さっそくお願いしたのだが,しばらくしてキャンセルはすでに埋まったとの連絡があった.
結局プチ冒険はかなわず,いつものいわき四ツ倉の船宿にお世話になることとなった.海は無風,べた凪で船酔いの心配は全く無い.初めは胴付き針でメバル五目である.餌には始めてキビナゴを使った.イワシよりも小さいので魚にとっても一口サイズで良いのではないか.20cm弱のソイがかかった.しかし本日はここまで.その後良型のナメタやマコが釣れ出したので,イソメ餌の小突き釣りに切り替えたがさっぱり.でも船内では一人平均1.5匹位で良型のアイナメをあげていた.
帰りに四ツ倉の物産センターでホッキ飯を食べた.ホッキの刺身+ホッキ飯の丼で700円.美味しかった.またいわき方面の帰りには,いわき市内郷にある星野製パンの玄米パンを買って帰っている.中に餡が入った饅頭なのだがあっさりしていて家族も大好きである.

5月31,6月1日
今週の釣行はありません.
6月1日,日立市周辺の偵察を行った.市内は晴れているのだが,海岸周辺は全体に霧が立ち込めている.会瀬は波が高く竿出しは難しい.サーファーが元気に泳いでる.河原子も波が高い.久慈漁港では,湾内でサビキ釣りをしている人たちがいる.なんと稚アユを釣っていた.この時期に稚アユが釣れるということは,やはり低水温の影響なのだろう.今回は本当に偵察だけだったので,道具を持ってきていなかった.日立港第5埠頭は,釣り人はいるが釣れている気配はなかった.

5月24日,午前9:00-9:30,曇り,会瀬,ボーズ
先週のカレイ釣りの餌が残っている.イシモチを狙って会瀬に出かけた.しかし海底は海藻とゴミの絨毯になっているようだ.投げても投げても海藻とゴミが帰ってくる.このような場合には,潔く釣りをあきらめた方がよい.結局30分ほどで釣り場をあとにした.場所を変えて釣りを続ける気力もなかったので,新しくできた日立の海岸通りバイパスをドライブした.この海岸通りバイパスは,一部分本当に海の上を走っているのでとても気分がよい.車を止めて竿を出してみたいという欲求にかられる.たぶんイシモチあたりが釣れるだろう.会瀬海岸からフィッシャーマンまでは約10分だった.ただ会瀬の海岸沿いの細い道から海岸通りバイパスに合流する場合,信号なしの右折となるので注意が必要だ.
ノビタさんから小笠原の釣りのDVDを頂いた.感動やロマンが込められたとても良い作品である.我が身の釣りを振り返ると,感動は時々あるが,ロマンはない.自分の場合,散歩がてらに浜に出て小石を拾って帰ってくる,そんなタイプの釣りなのだと思う.釣友Tは先日グアムへトローリングに行ってきた.「遠くに行ったり,特別な釣りをすること」=「ロマン」ではないのだが,自分も何故か無性に日常を突き破るような釣りがしたい...と思うのだった.

5月18日,午前6:00-12:30,曇り,日立沖,マコガレイ2(35cm,33cm)
久しぶりに船に乗る.狙いはカレイ.今は水温が低く,常磐沖で確実に釣果が出ているのは,カレイくらいだろう.目標はカレイ3枚に外道1匹.はたしてどうだろうか?船宿のサービスでカップめんが付く.今回は初めてカップヌードルカレー味を選ぶ.航程30分,沖に出ると思ったよりうねりがある.船が左右にゆっくりと揺れる.酔い止めのためにもまずは腹の中に何か入れておかなくては.いつもは握り飯を持参し,最初に握り飯1個とバナナを食べるのだが今回は握り飯を持ってきていない.バナナとカップヌードルカレー味を食べる.カップヌードルを食べながら気がついたのだが,カレー=カレイでラッキーアイテムかも,などと考えていると魚信があり最初のカレイがあがった.取りあえずボーズ回避でほっとする.カップヌードルは汁まで全部飲んだ.今回はカップヌードル+船のゆれが良くなかった.船のゆれと胃袋内のカップヌードルが同期してとても気持ち悪くなった.それに海上は思ったより寒かった.上半身はそれなりに厚着していたのだが,下半身が普通のズボンだけだった.ダウンするほどではなかったが,寒さと酔いでかなり辛かった.7時台にもう1枚追加した.しかしその後がさっぱりだった.船内も(無線で聞こえるよその船も)全体的に低調だったようだ.それに低水温の影響か,外道も来ない.船内でも外道はタコだけだったようだ.海の状況がこれから良くなることを期待するしかないだろう.終了時にHP用の写真撮影があった.カレイの場合えらに指を突っ込んで撮影する.前回(昨年)は中指を突き立てて相手を挑発するような写真になってしまったので,今回は気をつけた.マコガレイは肉厚でとても美味だった.特にカレイの刺身が最高だった.

5月10日,午後6:00-9:00,雨,会瀬,イシモチ7,チビヒラツメガニ1
この時期何を狙うか?今年は砂浜からイシモチを狙ってみたい.久慈河口も良いのだが,釣り人が多く,流れが速いとすぐにお祭りしてしまうし,フグの餌取りが多い.河原子も良いが,やはり釣り人が多く入りたいポイントに入れない可能性がある.
イシモチ釣りの良さは:朝,夜,雨でも釣りができる.あの弦をはじくような明確な魚信.キスほど遠投しなくても釣れる.美味で,調理も簡単である.塩焼きは,うろこを取って塩をふってグリルに放り込むだけである.茨城の海岸は,ほとんどが砂浜で,イシモチポイントは無数に存在する.
逆に欠点は:底が荒れると,海藻回収になって釣りができない.
砂浜用の竿立てを買って会瀬に出かけた.釣り人はゼロ.ちょっと寂しいが釣りを始める.爆釣は期待できなくても,2,3匹釣れれば満足である.仕掛けは,25号のおもり+30cmほどのハリス(2号)+セイゴ針1本,である.餌はアオイソメ.竿を2つ出し,一つは竿立てに,もう一つは手持ちにした.沈黙の時間が続いた.7時半に待望の1匹.その後ポツリポツリと釣れ続け,9時に餌がなくなり納竿.型はまだ小さめだが満足のいく釣りができた.


5月6日,午前6:00-11:00,晴れ,会瀬,ワカメ
GW期間中最初で最後の釣りのチャンス.しかし海水温も低く狙いが絞れない.(いつも狙いを絞っているわけではないのだが)とりあえず青イソメを買って会瀬へ行ってみる.稚アユ狙い,青イソメの投げ,アミ餌のタナゴ狙いの豪華3本立てで狙う.稚アユは全く反応なし.期待したタナゴ仕掛けも反応なし.青イソメの投げは,重いと思ったらヒトデだった.最後に小さい魚信があり,巻き上げると重い!上がったのは,シマハゼとウニだった.両方ともリリース.結局2時間ほどで釣りをあきらめた.漁港内には,潮干狩りの人が結構入っていた.会瀬の潮干狩りは何年か前にやったが,下半身が冷え切って腰も痛めて大変な目にあった.
午前10時が干潮なので,久しぶりに磯遊びでもしようか.一度家に帰り,子供をつれて,会瀬港南側の磯場で遊んだ.ワカメを取っている人がいた.これならアサリ取りよりは簡単そうだ.すぐにレジ袋一杯分ほど取れた.ワカメは,熱湯で2分ほど茹で水にさらす.後は冷蔵または冷凍保存して,必要に応じて使えばよい.サラダ,ラーメンなどで食べたがシャキシャキしてとても美味だった.家族にも「釣りをするよりワカメを取ったほうが良いんじゃないの.」と言われた.確かにそうかもしれない.

4月26日,午前6:00-7:00,晴れ,会瀬,稚アユ2
最近は海水温のデータが自由に見られる(例えば茨城県水産試験場のページなど).便利な時代になったものだ.例えば4月23日のデータを見ると,水温6度の海水の塊が,茨城北部から宮城までの範囲に居座っている.茨城北部の船釣りもしばらくは渋い状態が続くかもしれない.一方で千葉以南は,20度以上の夏の海になっている.
釣りの方は,あまり報告することが無い.何となく会瀬に稚アユ調査に出かけた.寒い中,竿をしゃくり続けたが透明な稚アユが2つだけ.これだけでは調理のしようが無い.例年だとGW明けに会瀬で稚アユ束釣りというケースが多いのだが,今年は難しいかも.
ところで先日蚕のさなぎを食べる機会があった.私は基本的に食べ物は,とりあえず一度は体験してみたい主義なので,恐る恐る食べてみた.殻は固いので,中のクリーミーな部分を吸い出して食べる.2匹食べた.うーん?まずくは無いと思うが,ものすごく美味しいものでもない.何の味に似てるかと言われても,たとえようが無い.昔一度だけ食べたヒトデのほうが美味かもしれない.やはり私は,山よりも海の人なのだろう.ちなみに蚕のさなぎとして人が食べるものは,普通の絹をとる蚕(カイコガ)のさなぎ(茶色で小さめ)とサクサンのさなぎ(黒くてでかい)があることを後で知った.私の食べたものは,サクサンのさなぎだったようだ.

4月19,20日
今週の釣行はありません.
スーパーで大津港産の「のれそれ」を売っていた.「のれそれ」はアナゴの稚魚で,高知あたりの名物のはずだ.これも地球温暖化の影響なんだろうか.早速食してみた.(白魚+くらげ+こんにゃく)÷3と言った感じで,酒の肴に良い一品だと思う.ただこのような南国の食材が,茨城で手に入るようになると言うことは,本当に幸せなことなのか,ちょっと考えてしまう.
話は変わって「夢」について.私は子供の頃から,水溜り(池,川,海)の夢を良く見ている.気がつくとちょっと薄暗い水辺に立っている.水の中には,長さ10mくらいの巨大魚や古生代の不思議な生き物などがうごめいている.なんでもないような水溜りに,仕掛けを落としたら魚が入れ食いだったという夢もあった.私の深層心理には,水の世界は不思議な怖い世界なのかもしれない.

4月13日,午前6:00-12:00,曇り,日立沖,ボーズ
冷蔵庫の魚のストックは一掃した.いつでもクーラーボックス満タンOKである.釣友T君と会瀬港から,メバル,ソイ狙いで出船した.しかし...とても寒く,風もやや強い.そして予想以上にうねりがある.水温も低く,9度台である.結論から言うと私の釣果は,沖メバル1つだけ.沖メバル,黒メバルとも船内でも低調だったが,良型のソイがいくつかあがって,さらにナメタやヒラメが1ずつあがった.何を隠そうヒラメを釣ったのがT君だった.私は,寒いので,人間自体の活性が下がって「どうせ釣れないのなら,このまま仕掛けを変えずに突っ込んでおこう」という惰性モードだった.さらに私は吐く寸前の状態になって,しばらく横になってしまった.T君は,「うねりがこたえる」と言いながらも,仕掛けをこまめに変え,サビキ針をつけたり,イソメを餌につけたりと果敢にトライしていた.この差が釣果に現れたのだろう.でもこの日の夜は,メバル1匹塩焼きにしたので,料理は楽だった.こんどから「波うねり2m」の予報のときは,船は自粛しよう.

4月6日,午前5:30-6:00,晴れ,日立港第5埠頭
本日はマラソンが行われて,交通規制がかかるので釣りができるのは朝の早いうちだけである.稚アユの調査に出かけた.しかし...魚の反応はゼロ.常連の人も,最近稚アユは全くダメだと言っていた.ここにも海水温暖化の影響が出ているのだろうか?新堤防あたりでも稚アユはあがっているようなので,心配する必要はないのかもしれないが.

先週ハナダイが大量に釣れたので唐揚げ,刺身(湯引き),潮汁,鯛めしなど色々楽しめました.釣ったその日に自分でさばく人のために,簡単にできるものを紹介します.

昆布酢じめ
鯛などは昆布じめが良く知られています.数匹であれば,ちゃんと昆布じめにしましょう.でも大量にさばくときは,簡単かつ冷蔵庫の場所をとらない方法が便利です.
ハナダイのウロコを取り,3枚におろす.
酢+顆粒昆布だしにハナダイの身を漬けて,丸1日以上冷蔵庫に置く.
キッチンペーパーで水気を切り,適当な大きさに切って,醤油につけて食べる.押し寿司にしても良いでしょう.
鯛の笹漬風で美味しく食べられます.酢に漬けることにより小骨も柔らかくなるので,小骨を取らなくても気になりません.

潮汁+雑炊
鯛のうま味は,骨に凝縮されているといっても過言ではありません.アラを捨てていませんか?
タイのアラを,水,酒で煮る.昆布だし,塩などで味を調整して潮汁の出来上がり.一度網で漉せば,小骨やウロコを除けます.潮汁にご飯と卵を入れて高級雑炊の出来上がり.

3月30日,午前6:00-13:00,晴れ,日立沖,ハナダイ約60,アジ1,イナダ1
今回は久しぶりに日立沖でハナダイを狙う.冷蔵庫の釣りのストックも空になったので,たくさん釣っても大丈夫だ.でも本命はハナダイ...よりは外道である.沖メバル,ホウボウ,ソイ等.サンマ切り身,イワシなども用意した.最初は日立沖で竿を出すが反応が無く,船は一気に20分ほど南下し東海沖へ.ここでハナダイが次から次へと釣れ続ける.餌は,生きエビである.次から次へとハナダイがあがった.先週は稚アユを釣っていたので,ハナダイの魚信,引きがとても楽しめた.一度は,ものすごい引きがあって「もしかしたら?」と思ったら,5本針に全てハナダイが付いていた.しかしこの日はお祭りが多かった.多点掛けを狙うとハナダイが暴れ回ってお祭りしてしまうので,お祭りを避けるためには,こまめに引き上げた方が良いかもしれない.また予備の仕掛けを多めに用意しておいて,お祭りになった場合には早めに自分の仕掛けを切ってしまった方が良いだろう.結局良型のハナダイが60ほど釣れた.期待した外道には,アジと40cmほどのイナダが来た.あとで捌くのが大変だったが,満足の行く釣りができた.

3月23日,午後2:00-3:00,久慈川河口,晴れ,チビシタビラメ1,ヒラガイ4
本日は波も高いし,偵察だけのつもりで新堤防先端まで歩いてみた.久慈川河口でヒラメを抱えて歩いている人がいる.聞けば,イソメ餌で釣れたとのこと.新堤防はカレイ狙いの人が多い.しかしあまり釣れていないようである.ヘチで40cmクラスのアイナメが釣れていた.最初は偵察のつもりだったが,せっかくなので竿を出してみたい.久慈川河口で貝取りの仕掛けを投げてみる.チビシタビラメが掛かるがリリース.そしてヒラガイがポツリポツリ.最初のヒラガイは「本日は偵察だから」とリリース.次もリリース.3つ目で,「やはりキープしようか」と迷いつつリリース.4つ目で「少しでもいいから持ち帰って晩酌の肴にしよう」とキープするが,結局本日のヒラガイはここまで.1つだけ持ち帰ってもしょうがないのでリリース.世の中こんなものである.
ところでヒラガイ(平貝)の名前は図鑑にはない.タイラガイは全く別の種類である.調べたら久慈川河口で取れる貝の正式名称は,コタマガイだそうだ.貝の模様は様々で,茹でると貝が赤くなるのが特徴である.

(おまけ)イカを使った簡単レシピを紹介します.
イカのカレー炒め
イカを適当なサイズに切る.玉ねぎみじん切りをバターで炒め,イカを加える.ケチャップ,カレー粉,顆粒コンソメ,塩を加え炒めて出来上がり.牛乳,スキムミルク,クリームなどを加えるとまろやかになります.

3月16日,午前6:00-8:00,日立港第5埠頭,曇り,稚アユ20
2週間前のイソメは,野菜室で塩辛になっていた.家族に見つからないようにゴミ箱へ.本日は,今季初の稚アユ調査.日立周辺では,第5埠頭の稚アユが一番早く釣れ始まると思う.久慈漁港の稚アユは,第5埠頭より少し遅い気がする.例年稚アユの初釣りでは,寒さに震え,透明な幼魚稚アユが3尾ほどというパターンが多い.しかし今回は,すぐに魚信がきて,まあまあの型の稚アユが釣れた.6時台はまあまあ釣れて,7時を回りポツリポツリとなり,8時を過ぎるとさっぱり釣れなくなり納竿.それほど寒くなく,稚アユ特有の魚信を楽しむことができた.
話は変わって,子供が駄菓子屋に行くと言ったので,ちびヨーグルトを2個買ってきてもらった.実は私は,あのちびヨーグルトが駄菓子屋メニューの中で一番のお気に入りである.そしてちびヨーグルトは,両方とも”あたり”(もう1個貰える!)だった.嬉しいのだけれど,こんなことで運を使わずに,釣りの方に運をとっておきたいと思うのであった.

3月8,9日
今週の釣行はありません.
9日午後,川尻漁港に行ったのだが,ものすごい風が吹いている.釣りをあきらめ自宅まで戻ると,うそのように風がやんでいた.再度出直すことも考えたが,お休みにした.気合があれば,頑張って釣りをして釣果をものにできたかもしれない.

3月1日,午前6:00-13:00,曇り,いわき沖,ナメタガレイ(43cm,1.1kg)1,アイナメ3,オキメバル2,ドンコ2,ソイ1
世の中のことは,思った通りに行かないことの方が多い.特に私の場合,釣りで計画通りにことが運ぶことなどめったにない.今回は,可能性の高い沖メバルやソイから始めて,後半にナメタを狙う計画を(一応)立てた.最初の仕掛けは5本針で,下の2つが冷凍イワシで,上がサバの切り身である.2回目の流しで小さいけれどソイが釣れ,まずは一安心.オキメバル,ドンコ,ソイが釣れて10時を過ぎる.予定通り後半戦に突入する.後半の仕掛けは,針3本のカレイ仕掛けでアオイソメの房掛け,おもりは赤.数回小突いては,1mほどゆっくりと聞き上げる.良型のアイナメが3本釣れた.そのうち一度は,夫婦?の一荷だった.あとはナメタさえ釣れてくれれば言うことない.しかし10時を回り,空が曇り,風が急に強くなった.小さな船は,風と波に翻弄される.穏かな早春の雰囲気から,一気に鳥羽一郎「兄弟船」の世界に変化した.おもりはどんどん流されるし,魚信が取れない.そんな中,明確な魚信があった.巻き上げるときの反応から,「またアイナメだろう」と思った.しかし水面に姿を現したのは,平べったいナメタだった.今回はさすがにタモ入れをお願いした.ナメタはマコガレイ釣りで釣れたことはあるが,狙って釣れたのは初めてである.自宅で計量したら43cm,1.1kgだった.釣ったあとは,しばらく放心状態だった.
しかもナメタは尻尾の方まで大量に卵を持ったメスだった.お約束どおり煮魚にしたが,こんなに卵の詰まったカレイは,外国産を除けば初めてである.しっかりと海の恵みを堪能することができた.もしかすると今年の釣り運は,これで終了かもしれない.

いわきのゴレンジャー(古い)参上,レッドもイエローもいるよ!









2月23,24日
今週の釣行はありません.
前回タコを釣った(捕った?).その日に2杯を茹でたのだが,茹ですぎてしまい,硬くなってしまった.刺身で食べるのだからよく熱を通してと思い,20分以上茹でた.カチンカチンの茹蛸になってしまった.後で調べたら,タコを茹でるのは2分くらいでも十分とのこと.その硬いタコはどのように処理されたかと言うとまずは刺身.歯が鍛えられる刺身でした.続いてタコによるミートボール(さつま揚げ?)に挑戦した.タコと葱をフードプロセッサにて細かくし,つなぎに小麦粉を少々,カレー味にした.団子状に丸めて天ぷら油の中に投入すると,あら大変!タコのミンチは油の中でバラバラになってしまった.残りの材料は,フライパンでハンバーグにと思ったら,こちらもバラバラになってしまった.釣果を使ったオリジナル料理で失敗したことはほとんどないのだが,今回だけは大失敗である.他の肉魚の場合,熱するとつながって,少量のつなぎでもさつま揚げやハンバーグは問題なくできるのだが,茹でたタコの場合違うようだ.その他残ったタコは,タコ飯にした.細かく刻んだタコを炊飯器に入れめんつゆで味を調節するだけで簡単で,子供にも好評だった.冷凍保存しておいた生タコは,解凍して2分きっかり茹でて,刺身でも,たこ焼きでも美味しくいただきました.

2月17日午前6:00-12:00,晴れ,日立沖,タコ4
今期何度かタコを狙ったが釣れなかった.一方でシーズンにタコを100杯以上あげている人もいる.とりあえず一度でいいからタコを釣りたいという思いが続いていた.タコ船が出るというので,思い切って乗ってみた.仕掛けは120号の船特製テンヤである.餌はサンマで,丸のまま使う.竿は使わずロープ(しぶ糸?)は船で貸してくれる.
波はかすかにうねりがある程度なのだが,いきなり気持ちが悪くなってしまう.そして根掛りで高価な仕掛けをロスト.一体今日は仕掛け代をいくら払うのか不安になる.そのうち周囲でタコが釣れ始めた.お隣は新聞社の記者で取材とのこと.このお隣さんが絶好調でタコを次々に釣り上げる.そして私には,根掛り>>外れた>>餌の確認のため引き上げる>>タコが付いていた!私の最初のタコは,案外あっけなかった.また他人の仕掛けも回収した.結局この日は仕掛けを4つ失った.最後は回収した他人の仕掛け(フックの1本は錆びていた)で小さいタコをあげた.タコは合計4杯あがった.私としては十分満足である.仕掛けの料金で,結局2回船に乗るのに近いお金を払ったのだが,家族には内緒である.

2月9日,午前6:00-12:00,曇り,大洗,イイダコ1
冷蔵庫にはイソメが1パック残っている.この時期イソメを生かして釣果が期待できるのはどこか?普通の人はここで経験,計画,戦略によって釣り場とターゲットを選ぶだろう.しかし私の釣り辞書に「経験,計画,戦略」という言葉はない.なんとなく雰囲気で大洗に行くことを決めた.釣り人はまばらで,竿は出し放題である.イソメの投げ竿を中心に竿を5本出した.竿が多ければ,それだけ確率は上がるはずなのだが...魚の反応はない.暇なので貝釣りの仕掛けを投げる.三本フックには,チビカニ,赤ちゃんイカ,チビハマグリ,ウミウシ,ツメタガイなど,水族館のように色々な生き物がかかってくる.しかし私の目的は水族館ではなく,晩酌に合う生き物だ.終了間際にイイダコがかかる.イイダコのおかげでボーズ回避ができたし,今シーズンタコに振られた私の心を少しだけ癒してくれた.可愛いやつだが,美味しかった.


2月2日,午前6:00-13:00,晴れ,いわき沖,アイナメ(43cm)1,オキメバル2,ドンコ1
久しぶりの船日和である.波も小さく,風もなく,寒さも厳しくない.五目船で,ナメタ+ソイを狙った.同行は,いつものT君である.しかしいつものことながら,船の前の晩は,わくわくして十分に眠れない.頭の中で色々シミュレーションしたり,寝坊したらどうしようとか,眠れなかったら船酔いするしなどと考えてしまう.Tは水戸からわざわざやってくるのだが,今回は道に迷ってかなり遅れたので,ちょっと心配した.ナメタとソイのどちらにも対応できるように,上が冷凍イワシで,下がカレイ仕掛けにして小突いて反応を待つ.しかし本日は,ナメタもソイも反応が無い.周囲ではオキメバルがポツリポツリ釣れている.オキメバルだったら,サバの切り身が良いのだけれど準備していない.時間だけが過ぎて行く.11時近くなってもまだボーズである.Tがサバを釣ったのでそれをそのまま切り身にしてサビキ針に付けた.これでオキメバルが2匹釣れ何とかボーズを回避する.周囲で良型のアイナメが上がったので,私もTもイソメ餌のアイナメ狙いに切り替えた.「でも周りに合わせて狙いを変えたときは,あんまり釣れないんだよね.」と言おうと思ったら,Tが良型のアイナメを釣り上げた.そして私にも来た!43cmの真っ黄色のアイナメである.今度はTが良型のアイナメを追加した.最後に私にも来たのは...良型のドンコだった.翌日恵方巻きを作るついでに,アイナメで握り寿司を作った.ラップを使って握ると手がべとつかず,簡単握りができる.(本職からは邪道だと怒られそうだが)子供の頃握り寿司は年に一二回しか食べられなかった.あのころは海苔巻きやカッパではない握り寿司が腹一杯食べられたらどんなに幸せだろうと考えていた.寿司(食)への欲望や感動が減ったと言うことは,寂しいことなのかもしれないとアイナメの寿司を頬張りながら思った.ところで釣り上げたアイナメをよく観察すると眼の上に眉毛のようなものが付いている.新しい発見か?私のアイナメだけなのだろうか?よく知られたことなのだろうか?


1月27日,午後3:00-5:00,晴れ,会瀬,ヒラツメガニ1
親知らずは無事に抜糸も済んだ.実はこの抜糸が一番痛かった.ただ抜糸後の痛みは数時間で治まった.とにかく普通に飲み食いできるようになったのが嬉しい.
このところとても寒い日が続いている.寒いと指先が麻痺して,仕掛けも作れない.波も高いし釣行を止めようかとも思ったが,先週はお休みしているので今週は少しだけでも竿を出したい.とりあえず餌を持って海に出てみる.計画のないまま,漠然と会瀬に出かけた.外海側は荒れているので,内側の船道にイソメの投げ竿を出した.すぐにカニがかかるがばらしてしまう.もう一度カニがかかり,今回はうまく取り込んだ.しかし魚の反応はない.だんだん暗くなってくる.このまま時間を過ごすか?場所を変えてドンコ狙いの穴釣りをするか?家に帰って出直して,本格的にカニ釣りをするか?意を決して,南突堤のテトラに移動して穴釣りを試みるが反応は全くなし.この時期は持ち帰りがあっただけで良しとしよう.ちなみにカニと,豆腐と,キムチなどを小さな鍋で煮て,海鮮キムチ鍋とした.

1月19,20日
土日とも働いていたので,今週の釣行はありません.夜釣りでメバルポイントを新規開拓しようと言う考えもあったけれど,寒さと親知らずのために断念しました.
(親知らずの記録)昨年12月,突如右の奥歯が激しく痛み出した.最初は虫歯だと思い,近所の歯医者に行った.原因が良くわからずに,かみ合わせの調節と痛み止めをもらって帰った.数日後,再び歯が痛み出したので,今度は総合病院に行った.あご全体のレントゲンを撮った.奥歯の神経にぶつかるように,真横に生えている親知らずが写っていた.しかしお医者さんは,「深いところにある親知らずなので,原因は親知らずではないと思う.歯を食いしばりすぎによる筋肉の疲労なのではないか」という診断だった.かみ合わせの調節をしてもらい,2度ほど通った.そして正月に,奥歯のさらに奥が腫れ上がってしまった.痛くて夜も眠れない.病院に行くと「やはり原因は親知らずのようだ.でも深いところの親知らずなので,うちの病院では処置できない.他の病院を紹介する」ということになった.そんなこんなの紆余曲折があり,3番目の病院で,この問題児の親知らずを抜いてもらった.大変な手術になることを覚悟していた.しかし抜歯の処置は20分ほど,意外とあっけなかった.最初の麻酔の注射が痛かったが,処置の最中は痛みはなかった.ただ処置の最中に,どうやって,つばを飲み込むか,呼吸をするかが分からずに苦労した.親知らずは,ばらしては取り出し,ばらしては取り出しと,6個ほどのかけらになってしまった.麻酔が切れてからが,痛みの始まりだった.痛くてつばが飲み込めない,口を開けない.夜もろくに眠れない.二日間ほど,流動食しかとれず,食欲もないし,お酒も欲しいと思わなかった.4日ほどたって,徐々に平常に戻りつつある.

1月13日,午後5:00-7:00,曇り,会瀬,ボーズ
今年初の堤防釣りはどこに行こうか?冷蔵庫には,ほぼ1ヶ月前のイソメが6匹くらい生き残っている.彼らの生への執念を無駄にはできない.ということで会瀬の堤防でメバルを狙い,ダメだったら海岸へ移動してカニを狙うプランを立てた.メバル釣りは,電気ウキ+イソメの仕掛けを2つ出し,同時にワームでも探ってみよう.そんな風に計画は立てたのだが,風が思ったより強く,しかも寒い.それに電池が,一つしか見つからない.結局,電気ウキ+イソメの仕掛けを1つだけ出すことにした.ウキが流れ,時間だけが過ぎていく.指先がかじかんで,感覚がなくなる.仕掛けが流されたら回収し,ポイントを変えて投げる,の繰り返しだった.1時間以上たってウキが沈んだ.魚の反応だ!水面に魚が顔を出した.メバルちゃんだ!慎重に回収して...と思ったら,魚はポチャンと水中に帰ってしまった.推定で22cmメバルだった.会瀬はそもそも,メバルがたくさん釣れる場所ではない.「寒いし,家に帰って暖まりたい.あの一匹が確保できていれば帰れたのに...」心は,マッチ売りの少女状態である.でも魚がいることが分かったのでちょっとだけ元気も出た.ルアー竿を出して探ってみた.しかしすぐに根掛かりで仕掛けをロストした.そしてウキ+イソメの竿でライントラブルが発生した.ラインとリールがごちゃごちゃになってしまった.暗いし指先は麻痺して,仕掛けを作り直す余裕はない.かといって,海岸に移動してカニ釣りを始める気力もない.傷心の帰宅となった.とりあえず今年初の堤防でメバルと会えただけでも良しとしよう.きっとこのメバルは30cmオーバーになって帰ってきてくれるに違いない.

1月6日午前6:00-13:00,晴れ,いわき沖,ソイ2(28cm,37cm),サバ1
何とか親知らずの歯痛も峠を越えて釣行できるようになった.初釣りは,最近お気に入りのいわき沖の根魚五目釣り.今回は,友人Tも同行した.彼は最近1年で,青物,マダイ,ヒラメ,マダコなど軽がるとクリアし怖いもの知らずである.この船は,イワシ餌のヒラメ狙いがメインなのだが,イソメ餌のナメタ狙いなど,「他人に迷惑をかけなければ,何でもあり」という雰囲気の船である.T君もこの「何でもあり」というスタイルが気に入ったようで,わざわざ水戸からやってきた.まずは餌のイワシ釣り.今回も順調にイワシが釣れた.さーて,ヒラメを釣るぞ!しかし今日はソイのオンパレードだった.船内で40cmから50cm近いソイが何度も釣れた.ヒラメは船中3,4枚程度で,他にマダコ,アイナメ,ナメタなどがあがっていた.私はまず2匹ソイを釣って,T君も1匹釣った.その後魚信があり強烈な引きがある.あがってきたのは自己記録更新のソイ...と思ったら,このソイは私の仕掛けとT君の仕掛けを平等に食っていた.最大サイズのソイなので正直言って欲しいが,この時点で私のソイは2匹,T君のソイは1匹.しかもT君のソイはヒレの一部にできものができている.ここは釣りに関してちょっとだけ先輩の私が,余裕を見せてソイをT君に渡した.その後本命のヒラメを狙うが釣れなかった.ただ最後にソイとは違う反応があった.ちょっとだけ期待したのだが,あがったのはサバだった.しめ鯖を作るためキープした.ソイには卵が入っていたので,煮付けたら美味だった.ソイの肝もドンコほどではないが美味である.またソイの胃袋を切って塩胡椒で焼き鳥風にしたらとても美味であった.

2008年1月5日現在,まだ釣りをしていません.できれば明日釣行して報告したいと思います.
(親知らず奮闘記)
先月(12月)のはじめから右の下の奥歯が痛み出した.虫歯ではないようなのだがとにかく痛い.そして年が明けたら,奥歯のさらに奥が紫色にはれ上がり,まともに食事もできない状態になった.顔の半分がはれぼったい感じで,痛みで夜もろくに眠れない状態になった.病院でレントゲンをとると,親知らずが見つかった.それも普通の親知らずとは違い,奥歯の付け根の神経にぶち当たるように,真横に生えていた.深い場所の親知らずなので結構大変な処置(手術?)になるようである.日ごろの行いが悪かったのだろうか?
そんなわけで年末年始は,釣りどころではない状態でした.現在は,化膿が治まりつつあるので,何とか物も食べられる状態です.