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火曜日, 10月 03, 2006

2004年の釣果

12月26日,午後2:00-3:00,晴れ,河原子,スジハゼ1
冷蔵庫を開けると,2週間以上前のイソメが数匹.振るとかすかに動く.まさに虫の息である.このイソメを持って,子供を連れて偵察に出かけた.日立港第三埠頭は土が盛ってあって,釣り場と駐車スペースが極端に減っている.釣り人は数人で釣れている気配はない.渚公園も釣り人は3,4組でこちらも釣れている気配はない.少ないイソメで遊べるので,河原子でハゼ釣り(いればの話だが)をした.すぐにスジハゼが釣れた.しかしその後,魚が餌をつつく反応は見られるのだが1匹も釣れなかった.最後には,子フグを釣ってくれと子供にせがまれた.ハゼ仕掛けを水面で泳がせたが,1cm以下のフグで針がかりしない.フグでも狙って釣ろうとすると釣れないものだ.
(釣りとは関係のないお酒の話)私は,強くないのだが,お酒は好きである.釣った魚を肴に一杯やるのが最高の楽しみである.しかし飲みすぎたり,相性の悪い酒(私の場合はワイン)だと,翌日頭痛が丸一日続くことになる.この夏のマイブームはバーボンだった.バーボンは香りが好きだ.この夏は,最初にビール(正確には発泡酒)を飲んで,後はバーボンの炭酸割を飲むことが多かった.しかしビールや炭酸割りは水分が多いので明け方にトイレに行きたくなるのが辛い.夏場は,発汗量が多いのである程度飲んでもよいのだが,寒くなるとそうはいかない.そこで今年の秋から,最初はビールを飲んで,後は焼酎をストレートでチビリチビリ飲むスタイルに変えた.度数の高い酒をストレートで飲むのはきついが25度の焼酎なら何とか大丈夫である.水分摂取量が減ったのでトイレの心配がほとんどなくなった.麦,そば,米,ゴマなど色々試したが今は芋にはまっている.量り売りの焼酎も安くて美味しい.瓶をリサイクルできるのも嬉しい.世間のブームを追うのは嫌いなのだが,やはり焼酎は良いと思う年の暮れである.

12月18日,午前11:00-14:00,晴れ,会瀬南突堤,ボーズ(Hカニバラシ,フグ1)
土曜日は12月とは思えない穏やかな天気だった.ゆったりと釣りができたのが唯一の救いだろう.今回の狙いはカニとイシモチだ.両方の可能性がある場所として会瀬南突堤に久々に出かけた.釣り師は思ったより多い.カニ狙いの人もいる.しかし...結局自分も含めイシモチは目撃できなかった.フグが1匹かかったのみ.Hカニが1匹かかったのだが,足元でばらしてしまった.「カニを1杯だけ茹でるよりは,ボーズの方が手間がかからずにましだ.」と自分を慰める.その後根掛りでカニ網を2つロストしてしまった.
家族サービスで生八橋を作ったら好評だった.10分もかからないのでお試しください.
「生八橋の作り方」
上新粉と白玉粉を半々くらいにシナモン,砂糖,水を混ぜ合わせる.(このとき水はできるだけ少なめに)電子レンジで十分に加熱する.きな粉の上で,伸ばして切れば出来上がり.上新粉のみを使い,伸ばした後トースターで焼けば,焼き八橋となる.

12月10日,午前10:00-11:30,晴れ,会瀬,アイナメ2
この時期,釣れる人と釣れない人の差がはっきりしているようだ.(私はもちろん後者)釣れる人は,目的がはっきりしていて,戦略があって,強い意欲を持った人たちだろう.この時期に,散歩に出かけるような漠然とした釣りをしていては,ボーズも仕方がない.ただ最近の風潮として「勝ち組,負け組み」などのように人の優劣を出したがる傾向がある.釣りの世界でも,「釣れる人,釣れない人」などという言い方をする人がいるので,私としては面白くない.ハゼ×1,ヒトデ×多数,フグ×多数だって,釣りを楽しんでいるのであれば,外からとやかく言わないで欲しいと思う.こんな書き方をするから「負け犬の遠吠え」と言われてしまうのかもしれない.
前置きの長いときは,貧果である.今回は会瀬漁港北側に,イソメの投げ竿を出した.10分ほどして,型は小さいがアイナメが一荷で上った.「今日は調子がいいかも」と思ったのだが,その後はフグの猛攻が続いた.入れ食いのように,投げたらいきなり魚信ということもあった.結局持ち帰りは,最初のアイナメのみ.ゲームフィッシングとしてフグ釣りを楽しむという心の余裕があればいいのだけれど.どうしても「憎い奴」と思ってしまう.私も子供の頃,初めて水族館でフグを見たときには,そのユニークな魚体に感動したはずだ.

12月4日,午後4:00-6:00,曇り,東海某堤防,チビメバル1
東海某堤防に来たのはいつ以来だろう?駐車場からの長い道のりを歩き「どこでもドア」のような戸をくぐると,そこには懐かしい風景があった.ヘドロ臭の田んぼや,コンクリのお立ち台など.色々な釣果の思いでが頭をよぎる.今回は様子見ということで,イソメの投げ竿とサビキ竿を出す.しかし...唯一の魚信は,10cmのチビメバルのみ.「親分を呼んで来い」とリリースしたが,親分は現れず.あとは手裏剣...ではなくヒトデのみ.暗くなったのでメバルへと切り替えた.まずはルアーで探ってみて,周囲で餌釣りで釣れるようだったら餌釣りに切り替えようと考えた.周囲の赤いLEDは,静かに浮いたままのようだ.結局手ぶらで帰る.戻るとき,「どこでもドア」から入ったことを忘れて違う経路を歩き,出られないことに気がつき,1kmくらい余計に歩いてしまった.

11月28日,午前10:00-11:00,晴れ,日立港第5埠頭,ボーズ
常陸の釣りネット界隈では,カレイ,メバル,アイナメなど30cmオーバーの景気のいい情報が飛び交っている.海の中が,夏から冬に変ろうとしているこの時期,大物を狙うか,小物で手堅くいくか,それとも...
今回は,子供+子供のお友達合計3名を引率しての釣りだ.まずはイワシ狙いで第5埠頭に出かけるが,イワシの気配は全く無し.釣り師もサビキから投げ釣りへと変わっている.巨大ヒトデが大量に釣れていた.小カレイもあがっていた.しかし今回は,少し風が強い.そこで,釣りをあきらめ各地を偵察して回った.久慈漁港,会瀬などでアイナメ,カレイ,アナゴなどが釣れていた.大物を狙わなければ,そこそこ楽しめるようである.
1年間で10kgのダイエットに成功して以来,低カロリーの晩酌の肴を色々と開発してきた.基本的に晩酌の肴は自分で準備するし,多少のこだわりもあるので,下手な居酒屋よりレパートリーは広いと思う.今回は,刺身のツマ(大根の千切り)にメカブを混ぜて,和風ドレッシングで味付けしてみた.子供も催促していたので,結構いけると思う.刺身のツマは持て余している人が多いと思うので,お試しください.納豆などを混ぜてよりネバネバ系にしてもいいかもしれません.

11月20日,午後3:00-4:00,晴れ,日立港第5埠頭,イワシ10,サッパ1
今回は珍しく出かける時に,子供に連れていって欲しいとせがまれた.子連れだと行く場所が限られるのだがしかたがない.イワシ狙いで第五埠頭へ出かけた.浮きサビキの人が多かったが,アジが釣れているのだろうか.第五埠頭では向かって右がイワシゾーン,左に行くにつれボラゾーンへと移って行くように思うのだが,今回はイワシゾーンに鉄屑を運ぶ船が停まっている.船の前で竿を出すがイワシの反応は無い.場所を変えたらイワシが釣れだした.結局イワシ10匹とサッパ1匹で終了した.

11月14日,午後3:30-4:30,曇り,日立港第5埠頭,イワシ50
今回は偵察だけで,おさかなセンターに寄って帰るつもりだった.最初に第3埠頭に行ってみたが,釣れていない(=人の活性が悪い)のがすぐ分かる.続いて第5埠頭,こちらも,あまり活気は感じられない.しかし,しばらく眺めていると,イワシが釣れた.せっかくなので私も参入することに決めた.ノビタさん御用達の港の常備薬を買ってあったのだが,まだ使っていなかった.「港の常備薬」なんて,名前だけは,まるで私のための仕掛けのようだ.竿を出して約10分.イワシのフィーバータイムが始まった.久しぶりの入れ食いである.周囲でも4匹5匹とまとまって上っている.全ての針にイワシを付けて満艦飾を楽しむのが良いのだろうが,私の場合1匹かかったらすぐに仕掛けを上げるようにしている.多くの人はまず,バケツに泳がせてから最後にクーラーボックスに入れている.私の場合,釣った魚をクーラーボックスのビニール袋に直行させている.この方が鮮度が保たれるような気がする.だから私の場合,できるだけ魚を地面に落としたくないので,1匹釣っては回収を繰り返している.1時間で50ほど釣っただろうか.「港の常備薬」のおかげかもしれない.数年ぶりにフードプロセッサーを出した.釣果は,唐揚とさつま揚げになった.

11月6日,午前6:00-8:30,晴れ,久慈,メゴチ1,サビハゼ2,ボラ1
海の中が夏から冬へ変わるこの時期,釣れる人と釣れない人の差が出る.釣れる人の条件は,「経験に基づく戦略がある」「情報に敏感である」「馬力がある」「運が良い」といった点だろうか.私の場合,これらには当てはまらず,漠然と釣りをしているので釣果もご覧のとおりである.何となく久慈漁港に出かけ,サビキと投げ釣りをやった.餌は,自販機でアオイソメが切れていたので,ジャリメを使った.(ジャリメを使うのは5年に1度くらいである)結局持ち帰りはチビメゴチのみ.
ところで11月7日に,久しぶりに動物園に出かけた.偶然にも(ただ知らなかっただけ)この日は神峰公園まつり?で,神峰公園の乗り物が無料で乗り放題,動物園も入場無料だった.ただしゴーカートは100円.メリーゴーランド,観覧車などほとんどの乗り物を制覇した.だんだん目が回ってきたのでコーヒーカップはパスした.子供のときに回転ボートに乗った写真が残っているので,回転ボートは約40年ぶりだと思う.日立市では,百貨店や電車が消えようとしている.街の文化という意味でも遊園地や動物園には頑張って欲しいものだ.

10月31日,午後1:30-3:30,曇り,河原子,ハゼ3,シマハゼ2,メバル1
今週の釣行は諦めていたのだが,日曜の午後になって晴れてきた.いつものとおり単独釣行で家を出ようとすると,珍しく子供が釣りをしたいという.子供のお友達も参加して,子供3人を連れてのファミリーフィッシングとなった.安全な場所ということで,河原子でハゼ釣りとなった.しばらく前に河原子で20cm クラスを含め大型ハゼが釣れたので,人数に比例してもっと釣れるかもしれない.しかしそんな淡い期待はあっという間に吹っ飛んだ.最初に竿を出した場所では,シマハゼ2にチビメバル1のみ.リリースしたチビメバルがご臨終となって水面を漂ってしまい,子供たちから非難の声を浴びた.場所を変えてようやくマハゼが釣れた.1匹は18cm程度の良型である.「よしこれからバンバン釣るぞ!」と思ったが,子供たちはハゼには目もくれず,チビフグ釣りに夢中になってしまった.竿を3つ用意したのだが,2つをフグ釣りにとられてしまった.結局ハゼ3匹を持ち帰った.
ところでハゼの生命力はかなり強い.18cmのハゼは5時間後にまだ生きていた.新鮮なのはいいけれど,まな板の上で口をパクパクさせられるとちょっと心が痛む.

10月23日,午前5:30-8:30,晴れ,会瀬,イワシ1,セイゴ1,アイナメ4,サヨリ2,メバル1,ボラ4
今週も会瀬に出かけた.できれば先週目撃したサヨリを釣りたい.しかし表層はボラが群れている.サヨリ仕掛けには次から次へとボラがかかる.(最初はサンマクラスサヨリと勘違いしドキドキしてしまった.)外海に近いボラなので持ち帰ってもいいかなと思ったが,リリース.1時間ほどして15cmほどのエンピツが2つあがる.とにかく今期初サヨリである.浮サビキではイワシとちびメバル(リリース)が1匹ずつかかった.その後強めの魚信がありボラかと思ったがセイゴ(20cm)だった.投げ釣りでは,20cm弱のアイナメが4匹.ということで,今回は六目(持ち帰りは四目)ということで,会瀬では久しぶりの多目釣りを楽しむことができた.
気がつくと今年も残りわずか.ちょっと前まではTシャツで釣りをしていたのが嘘のようである.これから寒くなってくると魚だけでなく,人の活性も下がってくる.これからは,竿をいっぱい出して,色々な釣りを同時進行させるようなことはなくなるだろう.

10月16日,午前5:30-8:00,晴れ,会瀬,イワシ8,セイゴ3,アイナメ1
波が心配だったのだが,海は穏やかだった.サビキではイワシがポツリポツリと釣れた.アオイソメの投げでは,小アイナメが1匹のみで,あとは根掛り.またジグサビキを試したところ20cm弱のセイゴが3匹かかった.イワシを追ってきているようだ.後からやってきたおじさんが,サビキでイワシとサバを釣っていた.おじさん曰く「この前サバを100匹以上釣ったので,おかあちゃんに持って帰るなといわれているので,欲しかったらあげるよ.」ということでサバを全部頂いた.ちなみに私のサビキにサバがかからず,おじさんのサビキにサバがかかる違いを考えた.おじさんの仕掛けは,遠投がきくので私の倍の距離は飛んでいた.また,コマセの量もかなり違うようだ.一回の釣りのコマセが,バケツ1杯か,お猪口2,3杯かでは,結果は歴然かも知れない.また20cmほどのサヨリが群れを作って寄ってきているのが見えた.緊急にサヨリ仕掛けをこしらえてみたが,釣れなかった.
ところで,焼き魚を皿に載せたときの見た目で,20cmくらいのセイゴが一番美しいと感じるのだが,自己満足だろうか.

10月11日,午前9:30-12:00,午後3:00-5:00,雨のち曇り,河原子漁港,ハゼ11,カレイ1
台風は去ったけれど小雨まじりの天気である.外海は波が高いし,河口は増水している.こんな時には湾内のハゼ釣りである.食べることを考えると水がきれいな港がいい.河原子港は,湾が小さく,外海との水通しも良いせいか,周辺の港の中では一番水質が良いような気がする.家を出るときは雨は降っていなかったのだが,現地に着くと雨が降り出した.小雨決行である.開始早々18cmのハゼが釣れた.ハゼ4匹に小ガレイ1匹で午前の部終了.
このままでは,天婦羅も寂しいので午後の部に突入.型はすべて15cm以上で,平均18cm,最大20cmのものもいた.引きも楽しめた.20cmのハゼは,たぶん自己最高である.河原子は,例年と違い小ハゼやマハゼ以外のハゼがいなかった.その代わり数も出なかったが.海水温の影響か,浚渫の影響だろうか?近くでハゼを釣っていた人が30cmクラスのクロソイを釣り上げた.午後の部で7匹釣って何とか天婦羅ねたを確保した.ハゼは三枚におろし天婦羅と,骨は骨せんべいにした.どちらも大変美味であった.

10月1日,午後8:00-10:00,晴れ,久慈川河口,セイゴ2,エイ1
先日某所で拾ったアオイソメが残っていたので,イシモチ狙いで久慈川河口に出かけた.いつも思うのだが,私が釣りに行く理由は「○○が残っていたから」とか「時間が空いていたので」などが多い.立派な釣果を上げている人たちのページを見ると,まず目的があって,目的を達成するための戦略があって,釣りに出かけているようである.この点に関してはもって生まれた気質によるところが多いので,私に関してはたぶん死ぬまで漠然とした釣りが続くだろう.
結論から言うとイシモチは釣れなかった.9時ごろ15cmほどのセイゴが続けて釣れた.その後魚信があり,その重みから「これは30cmクラスのイシモチか」と思ったらエイだった.実はエイは生まれて初めてである.初物なので結構嬉しい.家に帰って子供に見せると「お父さんすごい」「エイってサメの仲間だから,サメを釣ったのと同じだね」とか,久しぶりに子供から賞賛を浴びることとなった.エイは早速煮付けにしたが美味であった.

9月25,26日の釣行はありません.

9月23日,午前5:30-8:00,晴れ,川尻漁港,サバ3
最近のお気に入りは川尻漁港である.この日は5時台に3匹釣れたが後が続かなかった.
最近のマイブームは魚骨である.締サバを作るときに,3枚におろすと背骨が残る.さらに内臓を包む骨の部分(肋骨?)を切り離す.今まで背骨と肋骨は捨てていた.しかしこれらを何も付けずに素揚げにすると結構いける.ただし上げる時間が少ないとパリパリにならないし,揚げすぎると苦くなる(炭化の手前)ので注意が必要である.
締サバを作ったがサバが1尾余った.味噌漬けには数が少ないし,どうしようか.さらに実家からもらってきた冬瓜の処分にも困っていた.困ったときはカレーである.肉とサバを同程度に混ぜて,大量の冬瓜を入れて圧力鍋で煮た.すると冬瓜は完全に溶けて,マイウーなカレーが出来上がった.サバだけだとどうしても魚臭さが残るので,肉と混ぜて作るのがコツだと思う.お試しください.

9月18日,午後4:00-6:30,晴れ,川尻漁港,サバ4,アジ3
川尻漁港のいつも使う堤防(外に突き出た堤防)には結構人が入っていたので,いつもは入らない内側の堤防に入った.地元のおばさんが声をかけてきた.「今日はサバを釣った人がいるから頑張ってね」俄然やる気が出る.とりあえず投げサビキとアオイソメの投げ竿を出す.しばらくすると強烈な魚信がある.「もしかしてカンパチ?」とも思ったが,30cmクラスのサバである.結局サバが4匹釣れた.特に最後は2匹同時だったので非常に重かった.また暗くなってきてからはアジも釣れた.アジは10cmちょっとである.アオイソメの投げ竿には何もかからなかったが,久々に魚の重みを感じられた.
運動会のシーズンである.30年ちょっと前は私も小学生だった.運動も団体行動も苦手だった私は,運動会はあまり良い思い出がない.運動会の出し物には,鼓笛隊の行進があった.一部選ばれた生徒は,金管木管などを演奏するが,ほとんどの生徒は縦笛を吹きながら行進した.実は私は音楽も苦手で縦笛が吹けななった.従って毎年指先を適当に動かしながら音を出さずに行進をしていた.この行為,子供心にも多少の後ろめたさを感じていた.ある年,鼓笛隊の小太鼓の募集があった.「太鼓なら楽譜が読めなくても何とかなるだろう」そう思って手を上げた.何度か小太鼓の練習が行われた後,音楽担当の先生が私の教室にやってきて一言「湊君,悪いんだけど,小太鼓から外れてくれない」ショックだった.結局その年も,指先を適当に動かしながら行進することとなった.

9月11日,午前5:00-8:00,晴れ,久慈,日立港,カレイ2,キュウセン1
今回も,メタルジグ,投げサビキ,アオイソメの投げ竿など色々と試す.メタルジグ,投げサビキは,フグがかかっただけで他に生体反応は無し.投げ竿には,チビカレイが2匹.さらに最初はクジメかと思ったが緑も混じったカラフルな魚が釣れる.自身初のキュウセン(♂)だった.釣り歴8年になるが,ヒラメ,カワハギ等まだ釣ったことのない魚が数多く残されている.ところで海藻の生えている場所には,小メバルがたくさんいて仕掛けを近づけると好奇心旺盛に食いついてくる.まだ10cm弱と小さいのでリリースしたが,これからも楽しめそうだ.その後第5埠頭に偵察に行くと30cmほどのサバが上陸するのが見えた.ちょうど釣り座も空いている.早速参入するのだが,どうやらこれが午前中最後のサバだったようだ.30分ほど粘るが,まったく反応はなく風も強くなってきたので終了した.
小カレイは今まで頭とワタを取ってそのまま唐揚にするパターンが多かった.カレイの場合骨まで食べるのはちょっと辛い.そこで今回は居酒屋のカレイ唐揚げ風に仕上げてみた.裏表それぞれ背骨に切れ込みを入れ,さらに上下に骨と身を切り離すように切れ込みを入れる.じっくりと素揚げにすると身がめくれあがって,骨の部分もパリパリに揚がって非常に美味だった.キュウセンもさっぱりとして美味だった.

9月4日,午前5:00-7:00,晴れ,会瀬,イワシ3,アジ1
銀杏の実が落ちだした.ついこの間まで夏だと思っていたのに,いつの間にか本格的な秋である.涼しくなってくると,Tシャツ一枚で釣りをしていた時期が懐かしくなる.この時期気をつけなくてはいけないのは,陸地では残暑が厳しいので薄着で釣りに出かけると,冬かと思うくらいに体感気温が下がったりすることがある.
前置きが長いときは,たいがい貧果の場合である.今回もいつものことながら行き先に迷った.イワシ,サバなら日立港の方が確実だが,ホームグラウンドの会瀬にも行ってやらないと.それにサビキ釣りで混雑している場所は避けたかった.サビキ仕掛けのお祭りほどいやなものはない.結局,お祭り騒ぎの爆釣よりは,穏やかな貧果を選んだ.危篤状態のアオイソメも持ったが,今回はサビキ一筋である.投げサビキを2竿出し,時々ジグサビキも試みた.結局イワシが3と,終了間際に今季初のアジ(約15cm)が釣れた.投げ竿の方は,根掛りのみ.

8月28日,午後2:30-4:30,曇り,日立港,サバ3,イワシ約15
風も強く釣りは無理だろうと思ったがとりあえず日立港方面へ,偵察に出かけた.(偵察と言いつつ道具一式は持っている.)サビキ釣りをしている人がいた.しばらく眺めていると良型のサバを釣り上げた.これを見て自分も参入した.しかしサバの魚影はあまり濃くないようでなかなか釣れない.釣果は竿数に比例するだろうと,竿をもう1本出すことにした.2本目の竿を準備しているときに,最初の竿に魚信があった.竿はバッグで押さえてあるので慌てなくても大丈夫と,ゆっくりと竿に向かった.するとさらに激しい魚信があり,海中から強く引っ張られた竿は,バックを押しのけて静かに海中へ沈んだ.タモかメタルジグの竿でも用意しておけばよかったのだが回収の手段は何もない.隣の人がサビキ仕掛けに引っ掛けて回収しようとしてくれたのだがう,まくいかない.見る間に竿は自分の意思で泳ぐかのように沖へ向かって消えていった.ロストした金額の合計を出す自分と,「これで今週のホームページのネタができた」と喜ぶもう一人の自分がいた.気を取り直して準備中だったもう一つの竿1本で勝負することにした.しばらくすると強烈な魚信があり,あがったのは30cm弱のサバである.確かにこの引きなら竿を持っていかれても仕方がない.サバは3匹釣れた.また4時過ぎからイワシが釣れ出した.もっと粘ればイワシだけで50くらい行きそうだったが制限時間のため終了.サバの半身は〆鯖となり,残りは干物となった.家に帰って竿のことを話すと「魚がかわいそう」とせめられた.うまく針が外れてくれればいいのだけれど.

8月21日,午後5:00-9:00,晴れ,日立港,イワシ7
今年のオリンピックは金メダルラッシュが続いている.釣りで言うと金メダルは何だろうか?個人的には,伊勢海老,カンパチが金で,30cmオーバーのイシモチ,メバル,アイナメあたりが銀だろうか.メダルの期待できる場所として新堤防方面へ出かけた.途中久慈川河口では,異様に人が少ない.特に常連さんが少ない.とても土曜の午後とは思えない.しかし10cmほどのイシモチが上ったのをみかけた.
新堤防に着くとまずは,浮きサビキを用意する.浮きサビキでは,イワシがポツリポツリとかかり,あとは豆メバルやアナハゼのみ.期待していたアジは釣れなかった.ジグサビキではノーヒット.海老仕掛けでは,ショウジンガニのハサミ1本と仕掛けロスト2回.メバル狙いの浮き仕掛けもノーヒット.
残り1時間は,新堤防に見切りをつけ,貸切に近い久慈川河口でイシモチを狙ってみる.広い範囲で竿を3本出した.しかし,餌がなくなるだけで何も上ってこなかった.お祭り状態で左右に気を使いながら1,2匹釣るくらいなら,広々とした状態でボーズの方がましだろうと,やせがまん.

8月14,15日,今週の釣行はありません.
日ごろ頻繁に釣りに行っている代償として今週は家族サービスに徹し釣りには行けなかった.山方町方面へ出かけたのだが,自然が残っていて良い田園風景だった.カブト,クワガタ,オニヤンマだけでなく,最近では珍しくなった日本トカゲを捕まえることができたので子供たちも満足したようだ.
新聞によると河原子では海水浴客が2万人以上とのこと.やっぱり涼しい夏よりは夏らしい暑い夏がいい.日立方面でもアジ,カンパチ,タチウオなどの噂も聞こえだしたし,有料駐車場もそろそろおしまいになるし,これからが釣り人にとっては書入れ時だろう.

8月7日,午前5:00-7:30,晴れ,会瀬,イワシ1,アイナメ3
今年のアジは出遅れているようだ.でもアジを釣りたい.一尾100円くらいで良型で新鮮なアジを買えるのだが,あのウキがスポッと沈む魚信がなんとも言えない.有料駐車場を避け遠くに車を停め歩く.やはりアジ狙いの先客がいた.最近良型のアジを釣ったが本日はダメとのこと.竿はウキサビキとアオイソメの投げを1本ずつ出す.結論から言うとアジは空振りだった.ウキサビキでは一度だけ魚信があったが,イワシとフグ2匹の一荷だった.投げの方では,チビアイナメのみ(リリース).最後にウキサビキにもチビアイナメがかかった.結局持ち帰りはイワシ1のみ.チビアイナメとは数年後に同じ場所で再会したいものだ.

8月1日,釣行なし
夏休み前半は,会瀬,河原子,久慈とほとんどの釣り場が海水浴客のための有料駐車場に変貌する.それに休日は渋滞が激しさを増す.日中は釣りをせず大人しくしていれば良いのだが,今週は日曜の昼間しか空き時間がなかった.午前10時に家を出る.今回の制限時間は3時間なので実際竿を出せるのは2時間しかない.餌,仕掛けの補充も考えてフィッ○ャーマ○経由で,川尻漁港に行くことにした.アオイソメを買って,川尻漁港に到着した.考えが甘かった.川尻漁港一帯も有料駐車場となっていた.1000円を払って,2時間の釣りをする気にはなれなかった.それに釣りの格好で駐車した場合「1000円も払って何か釣れるんけ?」という視線に耐えられる元気もなかった.渋滞のため他の釣り場を開拓する気力もなかった.ということで新鮮なアオイソメ1パックを持って家に帰った.あと2週間の辛抱だ.

7月24日,午後5:00-8:00,晴れ,日立港周辺,メバル1
浮きサビキでアジを狙うが,今シーズンはアジが遅いようだ.フグが1匹かかっただけ.当然ジグサビキもダメ.ノーフィッシュでは寂しいので,最後にメバルに遊んでもらおうとしたがこちらも渋い.1時間ほどで15cmが1匹のみ.
(番外編:鮎川を歩く)
25日に地域の行事で鮎川を河口から上流へ2kmほど歩いた.毎年行われているのだが,今年初めて参加した.参加者は130名ほど.本格的な川遊びは30 年振りである.網を振り回しながら川を遡る.テナガエビ,スジエビなどをゲットした.他にも,ウナギ,ハゼ,アユなどを捕まえた参加者もいた.自分が子供の頃と似たような自然が残されていることに感謝.

7月19日,午後5:00-8:00,晴れ,日立港,サバ,イワシが全部で10くらい
久しぶりに新堤防先端付近に出かけた.サビキでアジが釣れるかもしれない.メバルが釣れるかもしれない.ルアーでカンパチ,タチウオが釣れるかもしれない.伊勢ABが釣れるかもしれない等等...出かけるときには想像だけ膨らまして,戦略というものがない.途中久慈側河口を覗いた感じでは,釣り座にも十分余裕がある=あまり釣れていないようだ.今回は投げサビキ,メタルジグ+サビキ,ヘチ,ABの竿を用意する.しばらくするとABの竿が妙に重い.500g程度の重量感である.「いきなり大物ゲットか?」と思いきや,水面に現れたのはつり用ビニールバケツだった.新しくて使えそうだったので回収しようと思ったが,ラインブレーク.周囲でもABは目撃できなかった.ヘチはヒトデのみ.メタルジグ+サビキも反応無し.投げサビキは1時間ほど何の反応もなかったが,6時頃からサバ,イワシが釣れだした.「新堤防先端まで歩いてサバ,イワシなら,第5,第3埠頭でも良かったのでは」と思ったが,運動にもなったし,腹にコマセを詰めた釣果でもなかったし,良しとしよう.

7月10日,午前5:00-8:00,晴れ,久慈漁港,メゴチ,アイナメ,カレイなど小魚が沢山
久しぶりに久慈漁港でアオイソメの餌釣りをする.袖5号あたりの小さな仕掛けにすると,小魚からの反応が頻繁にある.特に生まれたての10cm前後のアイナメがやたらに多い.針を飲んでいないものは,数年後の再会を祈ってリリースする.
ところで我が家のトイレには「茨城の海釣り」という釣り場の航空写真の本がある.先日これを見ていてあることに気がついた.「堤防の赤灯,白灯はどう違うのだろう」調べてみると,海側から見て堤防の右端にあるのが白灯(例えば日立港新堤防),堤防の左端にあるのが赤灯(例えば久慈漁港赤灯),といことのようだ.この話はトリビアなのだろうか?常識なのだろうか?
(上記の情報は未確認ですので,この情報を元に船舶などの事故を起こされても責任はおいかねます.)

7月4日,午後7:30-9:30,晴れ,会瀬,メバル1
今回は日曜の夜にメバリングである.ルアーのメバル釣りでは1号のラインを使っているためライントラブルが起きやすい.700円のリールを買って予備用とした.今まで使っていた2千円台のリールに比べると回転がちょっとぎこちないが,使えなくはない.今回はこの700円リールを使い,投げては巻いてを繰り返した.しかし投げても投げても何の反応もない.風がちょっと強くメバル釣りには向かない条件だ.9時半を過ぎ「この一投で最後にしよう」と思った.ワームをライトに当て十分光を吸わせて投げる.すると強烈な魚信がある.最初に魚影を見てアイナメだと思った.700円リールと1号ラインが魚に耐えられるか不安だったが何とか上陸させた.見ると30cmのメバルである.(写真はこちら).ただし正直に申告すると,写真のように口を開いた状態では四捨五入で30cmだが,口を閉じると29cmである.いずれにしろ今年最高の釣果だ.もしかすると今年の釣り運は全て使ってしまったかもしれない.

6月27日,午後3:30-7:00,晴れのち曇り,会瀬,稚アユ30,サバ3,タナゴ3,セイゴ2,メバル3
どうせ同じサバを釣るのならなるべく外海側で腹にコマセの詰まっていないサバを釣りたい.ということで,会瀬にサバ調査に出かけた.しかし最初にかかったのは何と稚アユである.「おまえら今頃こんなところで何をしているんだ」と,夜に校庭で遊んでる生徒を見つけた教師の心境になる.稚アユはコンスタントに30ほど釣れた.予定通りの時期に川にのぼるのが鮎の決められた人生(?)だとすると,彼らはそれに逆らって生きているのかもしれない.もしかすると遠い将来彼らは完全な海生型に進化しているかもしれない.
ところで今回は何故か色々と釣れ続けた.タナゴや10cmほどの小セイゴもかかった.暗くなってきたので,ルアー(今回は市販のソフトルアー)でメバリングをすると,良型がヒットした.16cmが2匹続いた後,22cmのメバルがかかった.ルアーでは自己記録である.22cmのメバルは刺身になった.美味であった.

6月19日,午後4:00-5:00,曇り,日立港,サバ20-30
会瀬に行こうと思ったが,台風が接近しているせいか風が強い.会瀬をあきらめ,日立港第三埠頭でサバ釣りをすることにした.約30分,何の反応もない.「今日はやめよう」と思ったのだが,帰る前に最後のあがきで場所を変えて竿を出してみる.するとサバはいた.タナは上層で,時々疾風のように走るサバが見える.コマセ,付け餌なしでもコンスタントに釣れる.入れ食いの時には,釣った魚をどう食べるかを,頭の中でシミュレーションしてみる.自宅の冷凍庫のマイスペースには,昔釣った稚アユとメバル(他に餌)がストックしてあり,今後さらに冷凍ストックを増やすのは無理である.そこで,唐揚用に15と,サバカレー用に15で,30くらい釣って終了した.サバは頭,内臓,尾鰭を取り,2つにぶつ切りして,他のカレーの具とともに圧力鍋で30分煮た.その後ルーを入れてよくかき混ぜると,サバは骨も含めてばらばらになる.普通の獣系カレーの方が美味いが,サバカレーもそれほど悪くはない.唐揚の方は,釣り主が食べる前に全部なくなっていた.「おいおい,明日は父の日だって言うのに..」まあ釣ったものが,食べ残されるよりは良しとしよう.

6月13日,午後4:30-7:00,晴れ,日立港,メバル5
まずは第三埠頭周辺を偵察するが,どこもかしこもサバである.束で釣っている人もいた.サバ釣りをしたい気持ちを抑え,メバルポイントに向かう.
本日の目的はメバルのちょっとした実験である.まずは,いつもの仕掛け(パールのストローテール)でメバルを狙う.まだ日は高かったのだがメバルをゲット.メバルの確認ができたのでここからが実験である.先日竹輪(ちくわ)を果物ナイフで削ってストローテール風のものを3個作っておいた.史上初かどうかは知らないが,食べられる,かまぼこルアーである.最初のかまぼこルアーは,数回投げたら,海藻に引っかかったのか消えていた.2つ目を装着して投げた.ガツンと魚信があった.メバルである.結局3個のかまぼこルアーで,2匹メバルが釣れた.(実際には5個作ったのだが,5個も必要ないと思い2個は食べてしまった.)難点としては,餌持ち?が悪い点である.1個のかまぼこで10投ほどしかもたない.また今回は十分に明るい状態の釣りだったので,かまぼこルアーで問題なかった.もっと暗い状態では,発光する市販ルアーに比べ,かまぼこルアーがどの程度使えるか?ルアーや鉛の環境への影響が問題となっているので,キャッチアンドイート派としては,なるべく自然への影響のない釣りをしたい.かまぼこルアーをつまみにビールを飲みながらの釣りというのも良いかもしれない.

6月4日,午後8:30-10:00,晴れ,日立港,メバル10,ソイ1
6月になり釣りの選択肢が増えてきた.イワシ,アジも釣れ出したし,イシモチも始まったし,サヨリや海老のうわさも聞く.
今回はルアーでメバルを狙った.しかしルアーの世界はとにかく専門用語が多すぎる.ルアーマンから「ラインは何ポンドですか」などと質問をされても,何も答えられないので困ってしまう.仕掛けは細いラインに1gほどのガンダマを付けて,20cmほどおいて山女針にピンクワームを付けた.今までルアーのメバリングはあまりいい記憶がないのだが,今回は喰ってきた.15cm前後のメバルがコンスタントにヒットする.小さいものはリリースした.餌釣りと違いヒットする瞬間が分かるので面白い.15cmくらいのソイも混じった.

5月30日,午後5:00-7:00,晴れ,会瀬,イシモチ1(29cm)
会瀬は,イシモチ釣りで大賑わいである.日中は竿を出す場所が見つからない.といっても爆釣という訳ではなく,条件の良い日に5匹釣れれば良いほうだろうか.食べるために釣ることを考えれば,会瀬のように外海に近い条件がやはり良い.それにやっぱりあの弦をはじく様な魚信が良い.30日は堤防全体で不調だったようだ.ダメでもしょうがないと思いながら,偶然空いていた場所に竿を出す.5時頃魚信があり巻き上げると重い.30cmをちょっと切る29cmだった.

5月22日,午前5:00-6:00,曇り,会瀬,ボーズ
今週末の釣行のチャンスは土曜の朝8時までしかなかった.台風の影響で難しいと思いつつも体が動いて釣りに出かけた.波はまだ高いが,危険という状態ではない.しかし海の中は...仕掛けは流されるし,釣れるのは海藻や過去の誰かの仕掛け.それに寒い.一体今は何月なのだろう.周りでも魚の気配は無し.結局1時間弱で切り上げた.

5月16日,午後3:00-4:30,雨,会瀬,イシモチ1
15日,16日と用事があって,会瀬方面に出かけた.15日に偵察を行うと,会瀬突堤はイシモチ釣りの常連さんで満杯だった.「それじゃあ,明日は朝一番でイシモチ釣りだ」と思ったが,16日は雨だった.昼頃通りがかったら,傘をさし釣りをしている人がいる.こういうのを釣り馬鹿というのだろう.しかし考えてみると,お祭り状態で周囲に気兼ねしてやっと1本竿を出すよりは,空いている釣り場で合羽を着て濡れながら釣った方がましかもしれない.ということで合羽を着て雨のイシモチ釣りに加わった.先客は4人ほど.とにかく今年最初のイシモチを釣りあげたい.釣れれば「釣り馬鹿」だが,何も釣れなければただの「馬鹿」である.餌だけがなくなり,Hガニの子がかかっただけで,時間が過ぎる.1時間10分を経過し,周囲の常連さんが帰り支度を始めた.明確なあの鞭を打つような魚信がある.取りこぼさないよう慎重に回収した.24cmあった.初物としては合格サイズだろう.その後自宅から帰還命令がでたので撤収した.

5月8日,午前6:00-8:30,曇り,会瀬漁港,稚アユ20,アイナメ1,ドンコ1
2週間ほど前のアオイソメがかろうじて生きていたので,久々に会瀬で投げ釣りと同時に稚アユも狙った.稚アユの方は,型は小さいがコンスタントに釣れた.稚アユのみに専念していたら,50くらいは釣れただろう.投げ釣りの方は,会瀬特有の根掛りが続く.やる気が失せかけていた頃に,魚信がある.上ったのは,24cmのアイナメだ.20mほどのチョイ投げだった.何ヶ月も20cmオーバーの魚を釣っていないので大変嬉しい.やる気が復活し,近めを中心に竿をいっぱい出した.続いて上ったのはやはり同サイズのドンコだった.晩には,両者とも煮魚となった.身もドンコの肝も美味であった.ちなみに私は昨夏通風を起こしたため,禁肝状態が続いた.その後食事療法により体重を10kg落とし,ガンマ何とかも下がったので,今では何が釣れても大丈夫である.

4月29日,午後4:00-8:00,晴れ,久慈漁港,日立港,稚アユ40-50,メバル4
5月2日,午後6:00-8:00,晴れ,久慈漁港,日立港,メバル1
29日は,稚アユを狙いに久慈漁港へ行った.最初のポイントでは2匹しか釣れず1時間ほど経過する.場所を変えたら,釣れだした.日没まで約1時間で40 -50ほど釣った.日立港で,ご近所のKさんと逢った.Kさんはソフトルアーでメバルを狙っていた.Kさんは10cm前後のメバルを全部で10匹程度釣っただろうか.私も見よう見まねでメバリングに参加する.しかし私は,メバル用のソフトルアーと針は持っていたものの,竿やリールは専用の物を持っていない.しかし何とか1匹だけゲットすることができた.稚アユを釣った直後だっただけに,魚信は強烈だった.しかしその後は,ポイントを変えても全く反応がなかった.
そして私もメバリング用の一式を購入してしまった.お金もないので,一番安そうなルアーロッドと,リールに細いラインを50m巻いてもらって,1g程度のフック?とピンクワームで,合計6千円ちょっと.さっそく5月2日に試してみた.最初にきたのは10cm未満でリリース.大型は期待していない.小メバルと遊びつつ,ちょっと大き目のものをキープする.結局4匹釣れて,1匹のみ持ち帰った.ゲームフィッシングというのは,「キャッチアンドイート」の基本方針からずれているのだけれど,たまには良いだろう.

4月25日,午後2:00-4:30,晴れ,河原子,久慈漁港,ハゼ2,ナマコ1
先週の不自然な姿勢でのアサリ採りの影響で,木曜日まで腿のあたりが痛かった.
今回は久しぶりにアオイソメを使った投げ釣りである.まずは河原子に行った.15cmほどの越年ハゼ2匹と,真ハゼ以外のハゼが数匹釣れた.最近稚アユしか釣っていないので,越年ハゼは随分大物に思える.その後通りすがりの人が,海中で良型のナマコを発見して,棒を使い回収に成功した.これを頂いてしまった.
引き続き久慈漁港に移動した.投げ釣りをするものの,かかったのは10cm以下の稚アイナメ(当然リリース)のみ.風も強くなってきた.帰りに稚アユ釣りの様子を覗いてみたら,そこそこ釣れていた.久慈漁港の稚アユは午後の方が良いようだ.
ナマコは,コリコリ,プルプルで美味であった.

4月18日,午前6:30-10:00,晴れ,会瀬,稚アユ1,アサリ丼1杯
会瀬は,赤灯の改修工事を終え,先端まで入れるようになった.七夕磯側では黒鯛師が数多く入っている.無人の赤灯先端で稚アユを狙ったが,稚アユは1匹のみ.あとは投げサビキにかかったフグだけ.1時間ちょっとで釣りは終了した.
実は今回の目的は魚ではなく貝である.会瀬湾内は潮干狩りができ,例年春先には多くの人で賑っている.会瀬で潮干狩りに挑戦するのは今回が初めてである.とりあえず用意したのは,半ズボン,サンダル,シャベル,ザル(子供が砂場遊びに使うもの).まずはひざまで水につかるとかなり冷たい.しかし慣れてくるとなんとかなるものだ.水中で,砂をすくっては,ザルでふるう.アサリは沢山いたが,ほとんどが1cmほどの稚貝である.稚貝は全てリリース.たまに2,3cmの持ち帰りサイズがかかってくる.手で探っている人もいたが,ガラスのかけらなどもあるので,シャベルや熊手の方が良いだろう.2時間ほどの作業で丼に1杯ほどのアサリが取れた.小エビや小ガニも見つかった(リリース).腰をかがめての作業なので,腰が結構辛かった.アサリは,海水とともに持ち帰ったら,しっかりと砂出しをした.夜には酒蒸しとなった.美味であった.
帰る時には,駐車スペースがほぼ満杯で出るのに苦労した.あらかじめ車を後ろ向きに停めておいた方が良さそうだ.

4月10日,午前7:00-9:00,晴れ,日立港第5埠頭,稚アユ約30
最初に第3埠頭に行ったが,うねりが岸にぶつかりしぶきを上げていて稚アユの気配はない.そこで第5埠頭に移動する.鈴なりになることはないが,ポツリポツリと釣れ続けた.稚アユのサイズにはばらつきがあり,タナが深い方が,大きい稚アユが釣れるようだ.しかし8時を過ぎると魚信が止まった.
今回は帰りがけにおさかなセンターに寄った.通常は閉店間際に寄ることが多いのだが,開店早々(たぶん9時開店)の雰囲気もいいものだ.ナメタとワカサギをサービスしてもらって購入した.「600円を500円にしておくよ」などというサービスは,閉店間際のみなのかと思っていたがそうでもないようだ.いつも思うのだが,釣りをやめて,餌,仕掛け代で新鮮な地元の魚を購入した方が,賢明なのかもしれない.しかし損得勘定や合理性で釣りをやっているわけではないので仕方がないだろう.
10日の夜は日立市のさくら祭りに出かけた.桜もちょうど見ごろだった.桜吹雪も風情があるので,あと1週間くらいは日立の桜も楽しめそうだ.

4月3,4日,今週の釣行はありません.
4日は曇りのち雨の予報だったので朝一で稚アユを狙うつもりが,起きたらすでに雨が降っていた.
高校野球は,済美が優勝した.優勝が決まったときだけチャンネルを回したのだが,校歌が非常に印象に残った.

陽光(ひかり)の中に まぶしい笑顔
今 済美(ここ)にいるから出会えたね
共に学ぼう これからは
「やれば出来る」は
魔法の合いことば
腕をとり 肩を組み
信じてみようよ
素晴らしい明日(あした)が 展(あ)けるから

力を与えてくれる良い歌詞だと思う.

3月27日,午前8:00-10:00,晴れ,日立港第3埠頭,稚アユ25くらい
前回は第5埠頭に行ったので,今回は第3に行ってみる.第5より第3の方がポイントが広いと思う.第3の北側の一角で10人近くが,稚アユを狙って竿を上下させている.今回は8時台がピークだったようだ.型は小ぶりだったがポツポツと釣れた.9時を過ぎて,風も出てきて,魚信も遠のいた.しかし,遅れてやってきた隣のおじさんにはポツリポツリと稚アユがかかる.腕の差か?仕掛けの差か?仕掛けを尋ねるとハイパーパニックを使っているとのこと.私はずっとパニック×2段でやってきた.ハイパーパニックはひらひらが付いているのでアピール度が高いかもしれない.パニックは仕掛けの長さが1mちょっとなのでタナの広い範囲をカバーするには,2段必要である.これに対し,ハイパーパニックは長さが倍近くある.そのかわり針間隔も長くなっている.帰りに早速ハイパーパニックを購入した.近日中に比較検討してみたい.

3月20日,午前7:00-9:30,晴れ,日立港第5埠頭,稚アユ6
土曜と日曜では,天候が全く異なった.真冬のような寒さで震えながら釣りをして,最後には雨が降ってきた(その後雪).日ごろの行いが悪いのだろうか?今回の狙いは稚アユだ.第3か第5か迷ったが,波がちょっと高かったので第5を選ぶ.しかし停船場と河口とで水の出入りが激しく,条件が悪い.30分以上たって最初の魚信があったがばらす.その後もずっと釣れず,いやな予感が漂い始める.そして待望の1匹.11cmあり,予想外に大きいのだ.その後も魚影は薄く,6匹で終了した.しかし2匹が11cmあった.今年は遅いと思っていた稚アユが,実はもう終盤なのかもしれない.周りでも同様に数匹程度の釣果だった.ちなみに前日は40近く釣った人もいたそうだ.その晩には,稚アユは天婦羅となり,春の訪れを感じさせてくれた.あいにく天候は冬だったが,海の中で春は訪れ始めているようだ.

3月14日,午前9:00-11:30,晴れ,河原子漁港,カレイ2,クジメ1
釣りの上級者は,経験,情報収集,予測に基づいて釣行を決める.一方,私のような素人は,気分によって釣行を決める.「稚アユは今年は遅いし,どうせ釣れないのなら気持ちの良い場所に行こう.」ということで,河原子南側堤防先端部に出かけた.ここの魚影は限りなく薄いのだけれども,根掛りもないし見晴らしもいい.暖かく風も穏やかで,これで何か釣れれば言うことがない.餌はアオイソメと,間違ってヒラメが釣れるかもしれないので冷凍イワシ.竿を出すとあとはやることがない.久しぶりにツールボックスの整理をした.また私の視力は,運転免許で眼鏡使用の一歩手前のラインなので,遠くを見て視力回復トレーニングをしたりした.1時間ほどして15cmほどのイシガレイが釣れた.この時期の釣りとしては合格サイズである.終了間際にも同一サイズのイシガレイとクジメを追加した.クジメはちょっと臭みがあり敬遠しているのだが,今回は全てスモークにしてみた.量的には物足りなかったが美味であった.

3月6,7日今週の釣行はありません.
土曜の朝6時から9時まで,唯一釣行のチャンスがあった.稚アユ3匹でも良いから行こうと思い玄関を出たら,雨が降っていた.こんな冬の寒い朝には,釣りに行けないことで,逆にほっとするもう一人の自分がいる.
ところで,昨夏通風を引き起こして以来,ダイエットが続行している.半年かけて10kg落とすことができた.朝食は,シリアルに低脂肪乳と粉末茶をかけて食べている.シリアルは色々あるので,自分に合ったものを探すのがポイントだと思う.昼食も弁当箱を一回り小さくした.晩も,物足りないときのもう一品としてサラダやシラタキ系のメニューを工夫している.結構気に入っているのが,シラタキとナメコを油を使わずフライパンで炒め,めんつゆと味噌で味付けしたものである.聞いただけだと「うえっ」となりそうだが,結構いけるので,お腹の辺りが気になる方は,お試しあれ.

2月28日,午前10:00-12:00,晴れ,日立市田楽鼻,クジメ1(15cm),フグ1
このところまともな釣果がない.そこで発想を変えて,「釣りに行くのではなく,散歩やジョギングに行くつもりで釣りに行く」と考えてみた.散歩やジョギングだったら,行くだけで気持ちがよく,お持ち帰りがあるということはまずないだろう.そんな感じで,当分は海に行くことだけを楽しみとした釣りに満足するようにしたい.
まずは日立港で稚アユの様子を偵察する.1,2匹という感じで釣れていた.稚アユ1,2匹で天婦羅を作るのは,あまりに効率が悪いので久しぶりに田楽鼻に向かう.餌は2週間前のアオイソメのみ.今回は波が穏やかで海も澄んでいて,どこが根か良く分かる.根をちょっとはずした場所に,仕掛けを投入する.しかし釣果は,クジメと良型のフグのみ.

2月21日,午後2:30-3:00,晴れ,日立港,ボーズ
午前中,会瀬で子供と磯遊びをする.水温が低いせいか,カニ,ヤドカリは見られなかった.ペットボトルに砂と海水,巻貝3個を入れてミニビオトープにして持ち帰る.翌日気がついたら,巻貝がペットボトルの外に出ている.ペットボトルの上部に穴を開けて,キャップをする.
午後は,水木周辺でアイナメを狙おうと思ったが予想以上に波が高い.そこで日立港第3埠頭に稚アユ,メロドの調査に行く.しかし,常連さんもいないし,何の音沙汰もない.気温は上ってきて,外遊びにはいいが,波が高く,水温は平年より1度ほど低く釣りには向かないようだ.

2月11日,午前9:30-12:00,晴れ,磯崎港,釣果:クジメ1(15cm)
上級者は別として,この時期は頑張っても釣れないのだからじっとしていれば良いのだが,時間があるとついつい釣り場へ出てしまう.今回は久々に東海某提へ行こうとしたが,何だか一文字の方には入れなくなっているようだ.駐車場にほとんど車がなく,小型望遠鏡で見る限り一文字の方に人は入っていない.(小型望遠鏡は,向かいの堤防の釣果を確認したりと,結構役立つ.)もう少し足を伸ばし,磯崎港へ行く.しかし釣果はクジメ(リリース)のみ.他にはヒトデが一杯釣れたが今回はさすがにキープしない.途中サヨリの群れ(目測20cm)がやってきた.慌ててサヨリ仕掛けも出すがヒットせず.
水温も低いし,この時期は,近海ものの旬の魚を買ってきて,コタツで春が来るのを待つのが一番かもしれない.

2月7日,午後3:00-3:30,晴れ,会瀬南突堤,釣果:ボーズ
先週のイソメがほとんど手付かずで残っている.久々に会瀬南突堤に出かけた.イソメはいつもはクーラーボックスに入れておくのだが,テトラへの上り下りが面倒なので,テトラにイソメを持ち込んだ.さらにアカイソメに光を当てないよう,上にアオイソメのパックの載せておいた.30分後悲劇は起こった.
ゆるい斜面(テトラ)の上に,アカイソメのパックを載せ,さらにその上にアオイソメのパックを載せた.竿がパックに触れると,2つのパックは滑り出し,海中に落下した.静止摩擦係数より動摩擦係数の方が小さいことは,物理で習ったはずである.千円分くらいは残っていただろうか?今回は他の餌はなく,納竿.

1月31日,午前6:00-10:00,晴れ,日立港新堤防,釣果:ヒトデとウミウシ
気合を入れなくても釣れる時期と,気合を入れなくては釣れない時期がある.今回はちょっと気合を入れてみた.場所は新提,餌はアカイソメ,アオイソメ,イワシ,オキアミを用意した.朝6時新提はまだ空きがある.人が集まっている一画がある.たぶんカレイポイントなのだろう.いつもの方針で,密集地域は避けて竿を出す.カレイかアイナメのどちらかが釣れればよい.しかし,釣れるのはヒトデばかり.周囲でも見かけたのはドンコだけ.
そしてとうとう最後の禁じ手に出た.「ヒトデを食ってやる.」最も大きいヒトデを1匹持ち帰った.ヒトデが食べられるらしいことは前から聞いていた.ウェブで「ヒトデ」「卵巣」「味」などのキーワードで検索すると,情報がいっぱい出てくる.ヒトデを塩茹ですると,卵巣部分が食べられ,卵巣が詰まっているのが冬季のようだ.家でヒトデを茹で始めると,磯の香りではなく,強烈な生臭さが家中に充満した.家族からの非難の声があがる.茹で上がったヒトデを解体すると5本の足の部分に灰色の卵巣が詰まっている.味は...苦味のない安いウニといった感じだろうか.不味くはないが,一回食べれば十分という感じである.

1月25日,午後0:00-4:00,晴れ,会瀬漁港,釣果:カレイ8,アイナメ2,クジメ1,アナハゼ1,サビハゼ1
現在会瀬赤灯は工事中である.電線式だった赤灯が太陽電池に変った.これを先端部に移すそうだ.日曜でもクレーンが工事をやっていて先端部には入れない.そこで今回は赤灯の向かい側の小堤防で釣る.この堤防の東側(赤灯との間)は船道で底は砂地である.南側は根になっていて根魚が狙える.餌はアカイソメとオキアミで,船道と根の両方に竿を出す.釣り始めて40分,船道に出した竿が少し重い.小カレイが2匹付いていた.3本針に,イソメ,オキアミ,イソメと付けたが,オキアミを食っているカレイもいる.その後もポツポツと小カレイ(ほとんどイシガレイ)がかかる.根の方では,小型のアイナメやクジメ,アナハゼなど.結局カレイは8匹釣れた(そのうちあまりに小さい2匹はリリース).一度だけ大きめ(といっても目測20cmくらい)のカレイがかかったのだが,ばらしてしまった.今回の釣果は,全て「そんなのリリースしてやれよ」と言われそうなサイズだったが,この時期に結構数が釣れたので嬉しかった.

1月18日,午後6:30-8:30,晴れ,久慈漁港,釣果:イイダコ1,小ガレイ1,コガニ,コエビ,イシガニ,ウミウシなど
まずはアオイソメで餌釣りをするが全く生体反応がない.そこで禁じ手である貝取り用の底引きフック(正しい名前を知らない)を使ってみる.初めのうちは海藻ばかりだったが,1cmほどのコガニ,コエビ,イシガニなどがかかる.さらにはイイダコ,小ガレイ,ウミウシなどがやってきた.結局キープしたのはイイダコだけ.最後には仕掛けが根掛りしてジエンド.不毛の海に見えても生き物がいることがわかった.ただしこの仕掛けには心理的抵抗がある.餌釣りの場合「美味しいんだけど食べてみない?」と相手の了解を得ている.これに対し底引きフックの場合は,有無を言わさず無理やりつれてきてしまう.詐欺と拉致の差だろうか?

1月10日,午前6:00-9:00,晴れ,川尻漁港,釣果:子カレイ1
やっぱり釣りは気合を入れないとダメだと思い久しぶりに早起きして朝まづめの釣りを行った.場所は久々の川尻.しかし,海に着くと波が異様に高い.4mの波だったようだ.「せっかく気合を入れて朝一から釣りに来たのに...」と思いながら,波の影響の少ない内海側に竿を出す.釣果は子カレイのみ.まわりでは,20cmほどのアイナメが釣れていた.また常連さんの話では,今年はサヨリが入っているとのこと.「波がなければ釣れるはずなんだが」と話していた.
久しぶりにおさかなセンターに寄った.最近タラバガニとアブラガニの違いを知った.甲羅の中央部にあるふくらみにトゲが6個あるのがタラバガニで4個あるのがアブラガニだそうだ.アブラガニというのは,シリヤケイカ(甲イカ)と同じく,何とも名前のイメージが悪いものである.しかし味については,少なくとも私のような人間にとっては大差ないようである.おさかなセンターでは,三千円程度でタラバガニと表示されているもののスチロールパックを見ると確かに「アブラ」と書かれていた.今回は旬のイサキを買ったが大変「まいうー」であった.

1月3日,午後1:30-4:00,晴れ,大洗,釣果:スジハゼ1
初釣りは,義兄らと大洗でファミリーフィッシング.この日は1月とは思えないほど暖かく,セーターだけで大丈夫だった.とはいえセーターの下にラクダシャツやトレーナーを着ていたのだが.子連れということもあり船の間に竿を出したのだが,釣果の方は寂しい限りである.魚はスジハゼのみ,あとは子ガニだけ.義兄はいつの間にかいなくなっていて,テトラからアイナメとソイを引っ張り出して戻ってきた.まあ初釣りとしてはこんなものでしょう.