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日曜日, 1月 03, 2010

2010年の釣果

12月26日,河原子漁港,晴れ,14:00-16:00,イシガレイ1
野菜室に青イソメが残っている.まさに虫の息である.彼らを無駄死させないためにも釣りに行こう.しかし風が強い.遠出をして,風に吹かれて釣れずに帰ってくるのは空しいので,近所に出かけ,短時間で釣りをして,大物をゲットして帰ってこよう.というような安直な方針で,河原子漁港に出かけた.場所は,堤防南側の先端部.寒風の中一気にけりをつけるため,前後左右4本の竿を出す.餌がすぐになくなる.犯人はグーフー.良型からミニミニサイズまで,フグのオンパレード.唯一の釣果は,ミニイシガレイ.またそのまま唐揚にして食べられそうな,チビHガニ.こちらはリリース.釣りをするというよりも,海でフグと戯れるといった感じだった.

12月18日,久慈漁港,晴れ,14:30-16:00,ハゼ1
この時期は家でじっとしているのが一番だと思うのだが,ついつい餌(アオイソメ)を買って海へ出てしまった.久慈漁港は久しぶりである.暖冬と言うことで冬の海を甘く見ていた.セーターとジャンパーを着て出かけたのだが風を受けると体感気温がぐっと下がる.凍えながら竿先の変化を見守る.明確な魚信はないのだが,餌は減っている.30分ほどしてハゼが一つ.そして終了間際に魚信があり合わせたら,魚の反応がある.上がってきたのは...案の定,フグであった.冬の釣行は,十分な防寒で出かけましょう.ところで日が短くなり5時には真っ暗となる.一つ良い点は,暗くなって釣りを終了してから,お魚センターの閉店(6:00)に間に合うことである.特に閉店間際は,商品が投売りされているものもある.交渉しだいで安く魚介類ををゲットして,貧弱な釣果を補える.
(アジの開き)先週釣った良型アジのほとんどは塩水に漬け,ネット内で干して干物にした.毎日干物を食べると,アジの味の変化が良く分かる.2日ほどは,ほとんど鮮魚の塩焼きと変わらない.3日目ほどからタンパク質が分解したアミノ酸のうまみが感じられるようになる.4日目がとても美味で完食した.冬は素人にも干物を作りやすい時期なので(ちゃんと干物になり腐敗しにくい),メヒカリやヤナギガレイなど色々と試してみたい.

12月12日,北茨城沖,晴れ,6:00-13:00,アジ9,沖メバル3
平潟漁港長孝丸で生きエビ餌のメバル五目.同行はYさんNさん.集合は6時.おもりは50号.上の4本針には,生きエビ,下の針には冷凍イワシを付けてヒラメを狙う.開始早々ヒラメを釣り上げる人が出る.本日船内でひらめを釣り上げたのは2人に1人ぐらいの割合だろうか.チビアジがかかったら,これを餌としてヒラメを狙うが私のところにはヒラメはやってこなかった.ヒラメがダメなら海老蔵君に頑張ってもらうしかない.海老蔵君で釣れたのは大アジだった.30cm以上のアジが9本あがった.最高で38cm.こんなアジ魚屋でも見たことない.大アジが2つ3つ一荷で上がるととてもきつい.本日の本命と思っていた沖メバルは低調だった.リリースかキープか微妙なサイズが多い.時折30cmクラスのものも混じった.周囲では,ウマヅラ,サバ,ドンコなど.私は他に,テヅルモヅルやフグを釣った.ヒラメは釣れなかったが,30cmクラスの魚が10以上釣れたので良しとしよう.

12月5日,大津港,晴れ,9:00-12:00,シャコ4,アカハゼ2
12月というのにズボン下も,手袋も必要なく,穏やかな釣り日和である.12月にもなると堤防からの選択肢は極端に少なくなる.昨年シャコを釣ったのを思い出し,大津港に出かけた.南側堤防の先端部分は工事をやっていて入れないが,途中までは入れる.内側に投げ竿を出す.餌はアオイソメ.シャコとアカハゼが釣れた.堤防内では,他にタナゴ,アジ,イシモチ,タコなどが釣れていた.こう書くといかにもたくさん釣れていたようだが,全体的に低調であった.

11月27日,日立港,晴れ
午前中偵察に行く.風が強く,第5埠頭は人がまばら.久慈漁港南側は,数名の釣り人がいた.ハゼ,子ガレイ,アイナメなどが釣れていた.
(鈍感力)
「鈍感な人ね」などと女性から言われた経験はないのだが,自分は明らかに鈍感な部類に属する.釣りでは,細かな竿先の変化などは到底読み取れない.状況の微妙な変化から仕掛けを変えるなんてこともできない.物を食べると,うまいものとまずいものの区別はある.しかし,最上級,高級,B級などの区別がつかない.ワインも他の人が「これは良い」と言っても,どうもピンとこない.違いの分かる感覚の鋭い人にあこがれはあるのだが,いまさらどうしようもないという諦めもある.チープな人生をエンジョイするしかなさそうだ.

11月21日,鹿島沖,晴れ,6:00-12:00,ヒラメ1
久しぶりに鹿島大春丸へ.同行はNさん.おもりは60号と80号で,潮の流れによって使い分ける.鹿島は,茨城北部に比べ,型は小さいが,魚影が濃いという印象がある.長い長い南堤を通って,沖へ出るとそこは,兄弟船の世界だった.船一個分以上の山のようなうねりが船を襲う.しぶきを頭からかぶる.まずはNさん,そして私もヒラメ(43cm)をゲットした.魚が走ったのでてっきり青物かと思ったがヒラメだった.しかし後が続かない.私は,リバース寸前,体調不良でダウン.釣りをせず横になったり,竿を出して突っ伏したり.ドンブラコの船の中で「動かない地面の上で横になりたい」と切に願った.港に着いた時には,「もう船はこりごり」と思うのだが,しばらくすると次の釣行の予定を考えている.懲りないやつである.

11月13日,会瀬漁港,曇り,5:30-6:30,アジ20,サバ1
例年なら会瀬漁港のサビキ釣りは10月には終了する.しかし今年は海水温が高いようなので,「もしかしたら」ということで調査を兼ねて行ってみた.港には,タコ狙いの釣り師が何人かいた.まだ暗い中,サビキ仕掛けを投入する.するとすぐに魚信がある.アジだ.1時間でアジが20と20cmほどのサバが1つ釣れた.このスケジュールの釣りなら平日でも毎日行けるはずなのだが,寒さと気力の減退とで,やはり週末だけで十分である.

11月7日,日立沖,晴れ,6:00-13:30,マダイ1,イナダ1,ウマヅラハギ2
日立沖で一つテンヤ.同行はYさんNさん.先日TVで一つテンヤを特集していた.大原沖でマダイが結構釣れ,ゲストも多彩だった.「そんなにうまくいくはずがない」というのが,3人の認識だった.「とりあえずマダイと呼べるものが釣りたい」海は穏やかで,テンヤの着底はわかった.エビの動きをイメージし,竿を上下させた.最初のゲストは,イナダだった.続いてウマヅラハギ.本日の船内はゲストが多彩だった.ホウボウ,ヒラメ,ガンゾウビラメ,ソイ,タコ,沖メバルなど.YさんNさん順調に本命のマダイを,3,4枚釣っている.しかし私のところには,マダイがやってこない.終了間際やっと私のところにもマダイが来た.型は小さいがマダイである.マダイを両手で抱える日が,いつかやってくるだろうか?

11月3日,久慈川河口,曇り,6:00-7:00,アジ6,サッパ8
寒い!ちょっと前まではあんなに暑かったのに.保温下着を2枚着て,トレーナーを着て,ジャンパーを着ても寒い.指先がかじかんだのは今期初めてである.釣りよりも,部屋で音楽を聴いたり,本を読んだり,コーヒーを飲んだりしてくつろぐのが賢明な季節がやってきた.これからの時期海に現れるのは,釣りバカのみとなる.
久慈川河口のイシモチは,パッとしないようである.「釣れねえな」という釣り師のぼやきが聞こえてくる.小物でも釣果があれば良いということで,今回もサビキで豆アジ釣り.ポツリ,ポツリと豆アジが釣れる.その後アジは終了したのだが,豆サッパの群れがやってきた.結局10cm前後の小魚が,南蛮漬け1回分程度釣れた.

10月30,31日
海が荒れていて,今週末の釣行はありません.
(一つテンヤ)釣り番組を見た.千葉大原沖で,タイなどが面白いように釣れていた.この番組を見ると,「一つテンヤは,思ったより簡単そう!何でも釣れるね!」と勘違いしてしまいそうだ.魚影が濃い場所で,条件もよく,上級者が釣るから,あのような釣果が出るのだろう.私の場合,一つテンヤでまともな釣果が出ていない.でも素人にも,まぐれというものはある.ネバーギブアップ.
(天ぷら)年をとったせいか,海老の天ぷらよりも,シシトウやナスなど野菜の天ぷらが嬉しく感じるようになってきた.たくさん食べると胸やけするので,天ぷら3つ+ざるそば,あたりが一番良い組み合わせだと思う.天ぷら粉のおかげで,素人でもそれなりの天ぷらが作れるようになった.しかし難しいのが,かき揚である.鍋の中でバラバラになったり,油でベタベタになったり.粉を濃いめに溶くとバラバラにはならないが,団子になってしまう.やはりそれぞれの道で,プロと呼ばれる人はすごいと思う.

10月24日,曇り,5:30-7:00,久慈川河口,曇り,アジ15
早朝家を出ると,朝焼けで空が真っ赤である.メトロン星人のシーンを思い出した.しかし良く考えれば,ウルトラセブンを最初に見たときは,我が家はモノクロテレビであった.再放送で見たシーンが強く残っているのだろう.モノクロテレビと言えば,テレビ放送でカラーと表示が出ている番組が幾つかあった.子供なので,「これがカラー放送なのだろう」と信じていた時期がある.
前置きが長くなったが今回も行き先は久慈川河口.遠出はしんどいし,込み合う場所も避けたい.ちょっと行って,ちょっと釣れれば満足だ.今回はコマセを用意して,河口でアジ釣り.チビアジが多いが,15ほど釣って,南蛮漬けにする分を確保した.次は生きアジを餌としてぶっこんで,ヒラメを狙おうと思ったら,アジがぱったり釣れなくなった.アジも気配を感じるのだろうか?風が強く,とにかく寒い.トレーナー+ジャンパーでもブルブル震えるぐらいである.久慈川をもう少し遡り,ハゼ釣りに変更した.しかし何の反応もなかった.

10月16日,久慈川河口,茂宮川,河原子漁港,曇り,アジ2,ハゼ3
前回同様夜明けとともに久慈川河口へ.アジが10以上釣れれば,南蛮漬けにして肴になる.しかしアジは3つ掛かって1つバラシ.コマセを使ってアジを集めれば良いのだが,前回コマセ無しで釣れたので,今回はコマセを持ってこなかった.アジ2だけで揚げ物をするには効率が悪い.ではハゼを狙ってみよう.アオイソメを購入し茂宮川に移動した.川の釣りは穏やかである.対岸にカワセミを見つけた.最初
に食ってきたのはチビ黒鯛だった.黒鯛を3つほど釣ったが全てリリース(この文章だけなら凄い釣りのようだ).やっと18cmほどの良型のハゼが釣れた.その後,河原子漁港に移動.強い魚信があった.釣れたのは20cmのハゼ.自己最高クラスである.しかし後が続かない.10cm程度の定番クラスを一つ釣って終了した.良型のハゼはもちろん天ぷらになった.身がホクホクして柔らかく,過去数年間に食べた天ぷらの中では一番だった.
(常陸の飲食育 その3)
最近冬瓜が店頭に並ぶ.大きくて安いのだが,どうも使いにくい.野菜高のおり,チャレンジしてみた.といっても丸々1つは買えず,8分の1カットを購入.皮をはいで,半分は,薄くスライスして甘酢で漬けて偽千枚漬けとした.割といける.残りは,普通の塩味の漬物とした.こちらもいける.やはり瓜系は,漬物が一番良いのだろうか.

10月9日,日立港,曇り,5:00-6:00,アジ30
先週に続き久慈川河口に行った.イシモチはあまり釣れていないようだ.前回同様,河口先端で豆アジ釣り.豆アジは,唐揚げでも南蛮漬けでも食べやすいので,中途半端なサイズよりも調理する分には便利である.サビキ針を誘うように動かすとプルプルアジの魚信がある.コマセも使ってみたが,コマセがあってもなくても釣果はあまり変わらないようだ.豆アジが30釣れた.ヒラメ狙いのアジ泳がせ釣りもやってみたが反応は無し.雨が降り始めたので終了.

10月2日日立沖,晴れ,18:00-20:30,イカ(樽3分の2),サバ1
(朝の部)早朝海の状況を偵察しに行った.久慈川河口は,イシモチ釣りの人が多く出ている.イシモチは数は少ないがあがっているようだ.先端まで行くとサビキでアジが釣れているとのこと試しに竿を出すと,豆豆アジが面白いように釣れた.ちびイワシも混じった.アジを28釣って偵察終了.アジは早速南蛮漬けになった.
(晩の部)日立沖でイカ釣り.同行はYさんNさん.二人ともイカ釣りデビューである.ターゲットは,ムラサキイカとかゴードーイカと呼ばれる大型のイカで正式名称はアカイカである.ムラサキイカは蛍光のスッテ仕掛けを使うが,市販の仕掛けは2千円以上と高い.今回は4号スッテ30個を3人で共同購入し,仕掛けを自作した.幹糸,エダスそれぞれ5号,幹間90cm,エダス30cm,スッテ4個,おもりは60号.仕掛けの上に集魚灯をつける.開始早々皆好調にイカをゲットする.最初はタナが,60-80mと深い.イカが徐々に上がってきて終了時には,20mほどのタナとなった.私は前回クーラーボックス満タンにイカを釣ってしまい,翌日の処分にえらい苦労をした経験があるので,徐行モードである.スジイカや小型のイカは,できるだけリリースした.また翌日の処分の手間を省くため,本分ほどは釣りの最中に,ワタを取って捨てる作業をしておいた.YさんNさん手巻きリールで「腱鞘炎になる,腕が痛い,肩が痛い」と言いながら好調に釣り続け,いずれも樽満タン以上に釣っていた.私は樽の3分の2ほど釣った.スルメイカが1つ,スジイカが8つ位(ほとんどリリース),サバ1(こちらも今回は特別にリリース)が混じった.船内絶好調で10時半に早上がりとなった.3人ともイカすオヤジか,イカ臭いオヤジかわからないが,イカ釣りを満喫できた.ちなみに私はいつもより大きめのクーラーボックスを用意した.YさんNさんは,念のため市指定ごみ袋を持参したが,みんななんとかクーラーボックスに収まったようだ.
個人的には,手作り仕掛けが機能したのがうれしい.エダスは30cmとしたが,絡まり防止のためには10cm程度と短めの方が良いかもしれない.翌日はイカを処分するわけだが,小分けにするのに,トングやメゴチばさみを使うと手が墨だらけにならずに良い.イカは,刺身,煮物,バター炒め,天ぷらなど,しばらくは楽しめそうだ.

9月25,26日
海が荒れていて,今週末の釣行はありません.
大津港には,ようそろー物産館がある.ここは,魚介類,さつま揚げ,農産物,菓子,食堂など色々そろっている.生ガキやウニ飯もある.釣れなくてもお土産を確保することができる.PM6:00まで営業のはずだが,遅い時間帯は欲しいものが売れてしまうので注意が必要だ.特に野菜類は,早い時間帯にほとんど売れてしまうようだ.ここでチリモンを見つけた.チリモンは,チリメンモンスターの略で,要はチリメンに混じる雑魚のことだ.200円で一袋分のチリモンを売っていた.写真のように,イカ,エビ,コチ,タイ,ヒイラギなどが入っている.そのまま食べて酒の肴になるし,かき揚にしても良いだろう.ちびイカが結構いい味を出していた.










(常陸の飲食育 その2)
食卓の季節感が減ったのはいつからだろう?キュウリ,トマト,サンマなど一年中食卓に上る.栽培と流通の進歩なんだろうが,ちょっとさびしい気がする.一年中色々な品を安定して供給するのが目的のスーパーの売り場も,季節感を感じることが少ない.私はなるべく市場(おさかなセンター,漁港朝市,JA系直売所,市営直売所など)に行くようにしている.普通の主婦より買い物が好きかもしれない.市場では,その時期の旬のものが大量に安価で置いてあるので,季節と旬を実感できる.

9月19日,会瀬漁港,曇り,17:00-18:00,アジ25
夕涼みを兼ねて,アジの調査.堤防では何人かアジ釣りの先客がいたが,釣れていたのは稚アユのようなアジ.とりあえず私も竿を出す.フグを相手に時間をつぶす.しばらくして量型のアジが釣れ出した.私のウキもズボッと消えた.アジの魚信だ.ピコピコ動くフグの魚信とは異なる,気持ちの良い魚信だ.ピークの時間は30分ほどだっただろうか.コマセも付け餌もいらない.とにかく水中に針を落とせば,ウキが沈む.その後群れが散ってきた.暗くなったのでLED付きウキの明かりをともす.南投かしたら明かりが消えた.電池切れかと思ったら,ウキのLED+電池の発光部分が外れてなくなっていた.ジグサビキで継続することも考えたが,十分な釣果だったので,納竿とした.
(常陸の飲食育 その1)
私の釣りの目的は,自分で釣った魚を調理して,肴として晩酌を楽しむことに尽きる.釣り場で釣果があれば,まずはどうやって食べるかということを考える.
最近は,食育という言葉がはやっている.何をどう食べるか考えながら,食を楽しむというのが基本である.食育の延長線上に「飲食育」があると思う.酒飲みの人には,なにを食べて何を飲むかが,人生の幸福を左右する.「飲食育」ということを考えることによって,酒飲みの人生がより幸福になるかもしれない.「飲食育」には,これが正解というものがない.家飲み,外飲み,小食,鯨飲,メタボ,痛風,糖尿病など,個人の状況はさまざまである.自分で作った目刺で一杯という人もいれば,毎日高級料理店という人もいるだろう.個人が満足できればそれが正解だと思う.
幸い茨城は,平地と山と海があり,米,肉,魚,野菜,なんでもある.残念ながら茨城のブランド力は最下位らしいが,その土地に住んでいる人間としては,土地の恵みを楽しんで生活していきたい.

9月12日,日立沖,曇り,午前6:00-13:00,ハナダイ1,ソイ1
一つテンヤ3度目の挑戦.同行はYさんNさん.釣りの前は「5キロオーバーが出たらトリプルサージェントノットで耐えられるか」「クーラーボックスに入らなかったらどうしよう」などと話していたのだが全て杞憂に終わった.結論から言うと釣果は20cmちょっとのハナダイと,30cmクラスのソイだけで,目標とする真鯛はゲットできなかった.
釣り場までの移動時間は,ゆっくり眠れた.釣り場に着き自分の席に戻り唖然.タックルボックスがひっくり返り中身がぶちまけられてびしょ濡れになっている.小学校時代から「整理整頓ができない」と言われ続けた私のタックルボックスには,イシモチ,キス,稚アユ,サヨリ,青物など色々な釣りの道具が漠然と雑然と詰め込まれている.中身を整理するのは2,3年に一度である.そんなドラえもんのポケットのようなタックルボックスの中身が散乱していたため,回収するだけで意気消沈してしまった.
気を取り直して釣りを始める.本日は風が強く,波も高め,そして潮の流れが速かった.真鯛は多少海が荒れた方が良いらしいのだが,とにかく仕掛けが流された.3号テンヤなんかを使おうものなら仕掛けが,ミヨシ(前部)からトモ(後部)まで流されて,4人5人のお祭り騒ぎになってしまう.潮が早すぎる日は,軽い一つテンヤは不利と考え中おもりを使ったシャクリマダイ的な釣方に切り替えた.このときに,ハナダイとソイが釣れた.しかし根掛りで仕掛けをロストしてしまう.結局船内で真鯛と呼べるのは1枚だけで,あとは五目釣りとなってしまった.
一つテンヤ...難しいねえ.指先に神経を集中させ,仕掛けが海中でどのようになっているか認識できるようになれば,真鯛もゲットできるのだろう.いつかはそんな境地にたどり着けるのだろうか.

9月8日,大洗,晴れ,午前6:00-8:00,ハナダイ10,キス3,メゴチ1,シャコ1
今年はまだキスを釣っていない.やはり年に一度はあの魚信を味わいたい.第一投でいきなり魚信.幸先がいいぞ!と思ったのだが釣れたのはチビハナダイ.今年の堤防の主役はハナダイのようだ.(フグよりはずっとましだが)その後も投げてかかるのはハナダイばかり.1時間ほどして待望のキスが釣れた.結局メゴチ,シャコなど4目釣れた.ハナダイを試しに,青物狙いの餌にしてみたが反応は無し.帰りに那珂湊港に寄ったら,イワシが釣れていた.またサヨリの群れを目撃した.海ももうすぐ秋である.JAひたちなか長砂直売所にも寄った.最近のマイブームは農産物直売所である.旬の農作物を安価で入手できる.やはり海の物も,山の物も,旬の地元の物が味わえるのが嬉しい.

(カンピロバクター)以下お食事中の方はご遠慮ください.先日ひどい下痢をした.血便も出て,何度もトイレに行った.微熱もあり,症状が3日ほど続いた.今までの食あたりとは全く違う.色々調べてみた結果,カンピロバクターにたどり着いた.カンピロバクターは,鶏肉,牛肉,鶏レバーなどに細菌である.潜伏期間が2-7日と他の食中毒の菌より長い.私の場合発症の3日前生焼けの焼き鳥(鶏レバー)を食べている.これがたぶん原因だと思う.何とか病院にもいかず治ったが,1キロほど減量してしまった.

8月29日,日立沖,曇り,午前6:00-12:30,メバル1,マダコ1,アジ1,イワシ60
YさんNさんと青物五目釣 り.まずは餌となる(結局はお持ち帰り主役になったのだが)イワシ釣り.イワシは次から次へと無尽蔵な感じで釣れた.続いて青物狙い.タコベイト付きサビキでワカシ(イナダ)を狙う.昨年はこの時期,イナダが大量に釣れるので「持ち帰りは3-5本位かな」と考えていたのだが,全く反応なし.続いてはイワシを餌に根魚狙い.初めのうちは,Yさんが沖メバルを釣ったり,カサゴを続けて釣った人がいたりと好調な感じだった.私もタコベイト付きサビキで良型メバルを釣った.しかし,その後ばったり反応が止まった.船内何をやっても何もあがらない.私は仕掛けをカレイ仕掛けに切り替えた.すると無反応な重みがあり,あがったのはマダコ.しかし小さい.最後はアジの実績のあるポイントに移動したが,ここではフグの猛攻にあう.Yさんはフグと戦いながらも良型のベラを釣っていた.ベラは塩焼きでとても美味である.ここで私はアジを一つだけ釣った.そして船長の「終了」の合図.すると本日活躍の機会がなかったNさんが「何かかかった!」彼はその前にテヅルモヅルを釣り上げている.今回は激しい魚信があり,テヅルモヅルではなさそうだ.姿を現したのは良型のマゴチだった.船の最後の巻上げで大物を釣ったのを初めて目撃した.本日は船全体が絶不調の日だった.海水温,潮の動きなど色々な要因があると思うが,こんな日は「運が悪かった」とあきらめ,次に期待するしかない.

8月22日,会瀬漁港,晴れ,午前3:00-6:00,アジ3
夜中に目がさめた.眠れそうになかったのでそのまま釣りに出かけた.会瀬の海に満天の星空.東の空にはオリオンが見える.これから主役となる星座だ.とりあえず朝までアジを狙ってみよう.しかし,魚の反応なし.5時頃にちょっとだけアジが釣れた.塩焼きにして,今晩の晩酌の肴にしよう.メタルジグやスキップバニーも投げてみたが,青物の反応はなし.

8月15日,茨城北部,曇り,カブトメス1
(番外編,昆虫採集)茨城沖の海水温は低いのだが,陸地は猛暑が続いている.例年夏は昆虫採集をしているのだが,子供の成長にともない採集の実績が減っている.見つけた瞬間は,カブト:ワカシ,ミヤマクワガタ:カンパチに相当するアドレナリンの分泌,感動がある.夜間か早朝に,ゴマダラチョウが飛んでいる先に,樹液ジュルジュルの木を見つけると,ほぼ100%カブトかクワガタをゲットできる.この瞬間は,ナブラにジグかバニーを投げ込むのに通じる.結局今シーズンは,樹液ジュルジュルの木が見つからなかった.ゲットできたのはカブトメス1つのみ.
(釣りデビュー)夏休み.これから釣りデビューを考えている親子もいると思う.堤防からの釣りは,ウキを使ったサビキ釣りと投げ釣りに分けられる.サビキ釣りは,上層中層のアジやイワシを狙う.投げ釣りは,イソメなどを餌として,底のカレイ,ハゼ,イシモチなどを狙う.まずは先客がどんな仕掛けで,何を釣っているか見て,教えてもらう.先客が釣っている魚を先客にまねて釣る.これが初心者の鉄則である.また時間帯も重要である.朝,夕,そして潮が動く時間帯がベストである.真夏の10時から14時の時間帯はほとんど釣れないし日差しも強いので避けた方が無難である.そしてデビューの際,ぜひとも自分で釣った魚を味わってほしい.はらわたを取り,さっと洗って,大きめの魚は3枚に下ろし,小さい魚はそのままで,唐揚げ粉を使って唐揚げにすれば,フグ以外ほとんどの魚は食べられる.親子で1尾のイワシをから揚げにして,家族で分けて食べても,子供にとっては良い思い出になるはずである.

8月7日,会瀬漁港,晴れ,午前5:00-7:00,アジ4
夏のこの時期,早起きは三文の得のはずだ.朝4時に目覚ましがなり,4時30分に現地着.4時40分に竿を出す.狙うは,アジそして青物.ウキサビキ仕掛けを投げるが向かい風で仕掛けが飛ばない.ウキサビキと並行して,今年初のスキップバニーを投げる.しばらくして最初のアジが釣れる.しかしあとが続かない.お隣の釣り人がジグサビキで遠投してアジを釣り上げた.結局,スキップバニーは反応なく,ウキサビキではアジが4つ.最後のアジが20cmオーバーと,堤防からのアジとしては自己最高クラスだった.
(アジと腸炎ビブリオ)
私の場合アジの刺身を食べると,深夜に軽い腹痛があってトイレに駆け込んで,ということが何度かあった.食事中の型は失礼.なぜかアジで,他の魚では問題ない.色々と調べたらどうも原因は腸炎ビブリオのようだ.腸炎ビブリオは主に夏,アジ等の内臓,エラ,表皮に存在する.温度が高い場合,増殖率が非常に高い.私の場合,捌いて1時間程度で食しているので,腸炎ビブリオによる軽度の食あたりと考えられる.今まで,外側は,ざっと水で流す程度で,表皮を丹念に洗うということはしなかった.表皮の菌がまな板を介して,身に移ったものと考えられる.今回は,うろこを落とし,頭と内臓を取り,流水で丹念に水洗いをした.ここでまな板も丹念に洗う.続いて3枚に下ろし,皮をはぎ,刺身とした.最初にゼイゴを取らなくても,頭部の方から皮をはげば,ゼイゴも一緒に取れる.今回は異常がなかったので,多分これでOKだと思う.

8月1日,日立沖,曇り,午前6:00-13:00,カサゴ6,ソイ1,イワシ40
龍翔丸でYさんと根魚五目釣 り.前の晩に子供をプールに連れて行ったので疲れが残っていてやけに眠い.まずはサビキ釣りで餌+お土産用のイワシを釣る.すぐに40くらい釣れた.続いて根魚釣り.本日は,ムラソイをターゲットとする10m前後の浅場ではなく,30m前後の水深で釣りを行った.主なターゲットはカサゴで,ソイやアイナメが混じった.食べる分には,ムラソイよりカサゴの方が上等だと思う.この釣りは根をガンガン攻めなければ釣れない.根掛りは避けられない.仕掛けは自作である.丸セイゴネムリ金15号2本針.幹糸は5号.下のエダスは三叉サルカン,上のエダスは回転ビーズを使った.エダスは3号30cm.捨て糸は3号15cm.この仕掛けなら根掛りでおもりや下針を失ってもすぐに修繕ができる.針に蛍光等の玉を付けるのが良いのか,判断が難しいが,私はシンプルに飾りなし針にしている.餌の魚をアピールすることが大事なので,10数秒ごとに,仕掛けをゆっくりと2mぐらい上げて,下に下ろす動作を繰り返す.このときできるだけ,海底の違う場所に仕掛けが落ちるようイメージする.本日は全体的に不調だったのだが,個人的には運が良かったようだ.カサゴは最大で30cm.家に帰り,イワシでカレー風味のさつま揚げを作ったが,大量にイワシを捌いたためどっと疲れてしまった.

7月24,25日
(アジの夜釣り)会瀬でウキサビキでアジの夜釣りをした.今までおもり8号程度のウキサビキ仕掛けを使っていたが,試しに20号対応の遠投用ウキを使い,おもりは20号にした.ちょっとだけリーチが長くなったが,期待したほどは飛距離は伸びない.8時過ぎアジが一つ釣れたが,雷が来て退散した.夏の夜,静かにアジ釣りもいいかもしれない.
(大津港)偵察に出かけた.大津港は,工業港と違い,釣り禁止の場所が少ない.それに近辺に海水浴場がないので,駐車場が有料となることもない.釣り人には優しい港である.南側の堤防に2mほどの防波の壁ができていた.南側に仕掛けを出す場合には,壁に上る必要があるが,特に釣りには支障はない.偵察をしたのが午前9時頃だったので,魚はイワシがポツリポツリ程度.また5cmほどのハナダイの子?の群れが見られた.たぶん朝,夕にはアジなども釣れると思う.青物はまだかな?

7月17,18,19日
家族サービスのため今週末の釣行はありません.
いよいよ海のシーズンが本格化した.駐車場は有料になるし,往復の道路は混雑するし,釣り人には辛抱の期間である.この時期をどう過ごすか.夜釣りを色々試そうか,有料釣り公園もたまには良いかもしれない.

7月11日,日立沖,曇り,午前6:00-12:00,沖メバル7
本日は会瀬弁天丸にて沖メバル狙い.同行者は,YさんNさん.海上は凪,曇りで暑くなく,海釣りとしてはよい条件だ.しかし,前半体調が悪かった.酔い止めも飲んでいるのだけれど,何となく気持ちが悪い.時々横になったりしながら,スロースタートとなる.水深は40-60m.餌は,船で支給されるサバ切り身+自作の赤タン+自分で釣ったイワシ.赤タンには全く反応無し.イワシは,下半身が食いちぎられる悲劇があったが,釣果にはつながらず.本日の私の釣果は,外道無しの沖メバル7つのみだった.ただいずれも型が良かったのが救いである.本日船内トップは20以上だそうだ.上級者は,群れに当たったときに,確実に3つくらい一荷で上げてくる.一方私は,ひとつかかると,バラすのが怖くて追い食いする前にあげてしまう.また追い食いさせるつもりが,最初の魚がバレてしまったりする.いかに追い食いを効率よくゲットできるかが沖メバル上級者への道かもしれない.しかし,沖メバルは,どうして市場価値が高いのだろう.良型沖メバルだと1尾500-1000円程度する.鯛やヒラメより高いこともある.煮ても焼いても刺身でも,美味ではあるが,鯛やヒラメよりは落ちると思うのだが.
(土曜のTV)土曜の釣り番組ではいずれも日立沖が取り上げられた.日立沖のムラソイと日立沖提周辺でのタイラバによるメバル釣りだったようだ.今期はムラソイが好調なようなので,是非トライしてみてください.ただしムラソイは,根掛りとの戦いなので,おもりは10個ぐらい持って行った方が良いでしょう.

7月4日
会瀬漁港,午前5:00-8:00,アジ11
会瀬漁港,午後5:00-7:00,アジ50以上,イワシ1
(朝の部)もうすぐ海水浴シーズンで,漁港の駐車場が有料になってしまう.その前に釣りをしておきたい.今回は,久しぶりの浮き釣り.6時にアジが回ってきた.アジの魚信は,スポッとウキが沈む.フグの魚信は,ウキがピョコピョコ動く.10分ほどの間にアジを11釣った.しかしその後はフグだけ.
(夕の部)犯人は再び現場に舞い戻る.釣り人は再度釣り場にやってくる.朝ちょっと釣れたので,夕マヅメはもっと釣れるはずだ.今回はこの予感がドンピシャと当たった.アジが無限ループのように釣れ続けた.最初は針にイソメをちぎって付けていたが,その後付け餌やコマセが無くても釣れ続けた.釣果は,南蛮漬け,刺身,ナメロウなどになった.やはりアジは旨い.海の恵みに感謝.
(キャッチアンドイート)最近「キャッチアンドイート」で検索をかけたら,このページが結構上位に現れた.私の考えるキャッチアンドイートは,釣る,調理する,食べるの一連の作業を一つのものとして考える.そして,魚を大事にする,食を大事にすることが重要と考える.魚を釣っている段階で,「今日の釣果はどのように食べようか」と考えることが楽しい.食を大事にすれば,何時,どこで,何を釣るか,そしてどのように食べるかが重要なこととなる.自然に感謝し,環境を考え,食を楽しむ.お金はかからないけれど,豊かな気持ちになれる.家庭菜園なども,考えが通じるものがあると思う.

6月27日,日立沖,雨,午前6:00-13:00,黒メバル1,ムラソイ4,ソイ1,ヒラメ(43cm)
龍翔丸でNさんと雨の中のムラソイ釣り.まずは常陸那珂港沖提前でメバルを狙う.何とか1匹ゲットできたが,水温低下のためかメバルは全体的に低調だった.続いてムラソイ.Nさんはムラソイ初挑戦である.Nさんは大丈夫だろうかなどという心配は無用だった.私が根掛かりで仕掛けを2つロストする間に,良型ムラソイを2つ釣り上げていた.何とかムラソイを4つゲットすることができた.マゾイも釣れた.船内でヒラメがあがったので自分もヒラメが釣れたら嬉しいなと思っていた.そしてその時が来た.ガツンと魚信があった.強い引きでドラグが出て行き,ムラソイではないことがわかった.平べったい魚体が姿を現す.ヒラメだ!心臓バクバクである.結局本日は船内でヒラメが3枚出た.ヒラメ船で調子が悪い場合よりもましな数である.他にも外道として,アイナメ,カサゴ,マゴチなど多彩なゲストが上がっていた.
通常は,鵜の岬方面がムラソイのポイントで長距離の移動を伴うのだが,本日は河原子から日立駅周辺エリアで釣りを行った.今年は好調で広い場所でムラソイが釣れると言うことなのか?移動が少ないのはうれしい.今回で外道でヒラメを釣ってしまったので,今年の釣り運を使い切ってしまったかもしれない.でも今年前半の釣り運と言うことにしておこう.もうすぐ7月.本格的な海のシーズンだ!

6月20日,日立港,曇り,午前6:00-7:00,イワシ2
4年に一度のにわかサッカーファンになっている.釣りにも感動が欲しいところだが,最近は何となくマンネリ化し,ルーチンワーク的な釣りになっている.
本日は釣りというよりも偵察.良い型のイワシと小アジが釣れていた.ただのサビキよりは,コマセを入れてちょっと遠投した方が,イワシの数釣りができているようだ.
先日大洗にも偵察に行ったのだが,甲イカが釣れていた.イカの墨跡も結構あった.

6月12日
久慈漁港,午前6:00-7:00,稚カマス3
会瀬漁港,午後4:00-5:30,稚アユ30
朝は,久慈漁港に偵察.サビキ仕掛けの釣り人は多いのだが,あまり釣れていない様子.釣れているのはサバのようだ.とりあえず稚アユ仕掛けの竿を出してみる.掛ったのは,10cm未満のカマス君.
午後は,会瀬漁港に偵察.釣り人はまばら.とりあえず稚アユ仕掛けの竿を出してみる.ポツリポツリと2分に1匹のペースで稚アユが釣れる.例年なら5月半ばで稚アユは終了なのだが,この時期にまとまって稚アユが釣れるということは,やはり水温低下の影響なのだろう.
(小魚の保存について)10cm以下の小魚は,冷蔵庫に1日以上置くと,身がグニャグニャになってくる.内臓の消化酵素で身が分解されるためだと思う.小さい魚ほど,内臓と身の距離が近いので,早く分解されるようだ.稚アユなどを後日ゆっくり味わいたいときには,冷凍庫に直行させれば良い.ただし空気が入らないように包んで冷凍すること.空気の隙間があると,冷凍した身の水分が昇華(気化)して冷凍焼けを起こし味が悪くない.

6月6日,日立沖,晴れ,午前6:00-13:00,カサゴ1(31cm),ムラソイ1(19cm)
YさんNさんと茨城沖でも流行の一つテンヤ.Nさんとは一度,一つテンヤの船に乗ったことがあるが(道具レンタル),実質初体験に近い.今回は,6千円のテンヤ竿を購入し,何とか自前の道具仕掛けで挑んだ.テンヤは,3号と6号のものを自作した.3号は軽すぎて仕掛けがどこをどうただよっているか見当がつかない.やはり6号の方が着底もはっきりして使いやすい.
開始早々Yさんがネコザメをあげる.そして私にはテヅルモヅル.そして沈黙の時間が続く,続く,続く...船長同士が無線で「今日は駄目だな」みたいな話をしている.海は,ベタなぎ.クルージングにはよいのだが,魚の反応が無い.何とかカサゴとムラソイをゲットすることができた.しかし大物真鯛ゲットへの道は遠い.

5月30日,久慈漁港,曇り,午後3:00-5:00,稚アユ,子サバ,サッパ,全部で5,ばらし2
風が強く寒い.車が横付けできる久慈漁港で,稚アユ調査.魚の反応は20分に1回のペース.子サバ,サッパが混じった.いよいよ海も春から夏へ変わってきたようだ.シーズン初めから使っている稚アユのパニック仕掛けも錆びつきだしている.稚アユは今回で終了かな.

(真鯛一つテンヤのお手軽な作り方)









一つテンヤの仕掛けを自作してみた.本格的なものではなく,とにかく簡単に,手抜きして作ってみた.ちゃんとした作り方は,「テンヤ 製作」などで検索してみてください.まねして作ってキロオーバーの真鯛がすっぽ抜けたらごめんなさい.
用意するもの:テンヤ錘(6号),テンヤ針,孫針,糸(PE4号の余りを使った)
写真のように糸とテンヤ針,孫針を内掛け結びで結ぶ.孫針の結び目は,瞬間接着剤で補強する.糸とテンヤ針を,テンヤ錘の穴に通し,金槌で叩く.糸の先を,8の字結びにする.これで出来上がり.テンヤ錘の底部には,金や赤のカラーテープを貼ってみた.自作の仕掛けで魚が釣れれば言うことはない.

5月22日,会瀬,晴れ,午後3:00-6:00,稚アユ80,ドンコ1
(早朝の部)
朝5時から2時間ほど会瀬海岸で竿出しした.餌はアオイソメ.狙うはイシモチ.反応があるのだが釣れるのはフグばかり.最後に大きな魚信があり「今度こそはイシモチだ」と思ったが上がってきたのは良型のフグだった.イシモチはまだ先なのだろうか?
(午後の部)
例年五月の前半で稚アユは終了する.しかし今期は水温が低かったのでまだチャンスがあるかもしれない.会瀬漁港赤灯で,イソメの投げ竿と稚アユ仕掛けを出す.海水は透明で小魚の群れが見える.そこにパニック仕掛け2連を投入するとプルッと食いついてきた.稚アユである.しかし小さい.例年なら3月くらいのサイズである.群れの流れが見えるのでそこに仕掛けを投入すると面白いように釣れた.一匹が釣れて群れが追い食いする状況は,ハナダイや沖メバル釣りに感覚的に近いものがある.群れが餌を求めてパニックになって,食いついてくる.楽しい.稚アユは,全部で80-90くらいだろうか.釣れたのは全て稚アユだった.この時期は稚サバが混じってもよいはずなのだが.投げ竿にはドンコが一つかかった.久しぶりの陸からの釣果である.最近「港の釣り」と言いながら港からの釣果がほとんどなく心苦しい気がしていた.これから水温が上がれば,イワシ,アジ,イシモチ,そして青物など,港でも釣果が出てくるはずだ.

5月15,16日
今週の釣行はありません.
(カレイの食べ方について)
釣ったカレイは,残さず全部食べるのがカレイの供養になると思います.釣ったカレイが1,2枚であれば,丁寧にさばいて全て食すことができますが,10枚とか釣った場合には,捌くのに疲れて全部利用なんていうのは無理でしょう.(一度でいいからカレイつぬけで「カレイはもういい!」と言ってみたい)
頭,皮,骨,ヒレは,唐揚げに.特に骨をしっかり揚げれば,骨せんべいとして背骨以外は食べられます.皮はしっかりうろこを取って水洗いした後,唐揚げやバター炒めで食べられます.唐揚げは,市販の唐揚げ粉でもよいし,うちでは天ぷら粉+ハーブソルトを使っています.肝臓は,醤油で甘辛く煮ると美味です.ドンコよりもクセがなくさっぱりして美味です.
残った身は冷凍して,後日釣行を思い出しながら食べることになります.刺身で注意したいのが解凍です.冷凍状態からゆっくりと解凍すると細胞組織が切断され水っぽくまずくなります.流水などで短時間で解凍するのがよいでしょう.ちなみに縁側部分は,ゆっくり解凍しても味がほとんど変わりません.

5月9日,日立沖,晴れ,午前6:00-12:00,カレイ2(41cm,37cm)
本日は龍翔丸でYさんとカレイ釣り.40代後半の加齢臭おやじ2人が華麗な釣りを披露できるか.常磐沖はずっと水温が低い状態が続いていたがここにきて水温も上昇している.カレイシーズンの終了を爆釣で飾りたい.
最初の流しでYさんがカレイ一番乗り.その後Yさんはもう1枚カレイ追加する.私の方は沈黙の時間が続く.おもりの色,仕掛け,餌の付け方,誘い方など,カレイ釣りは何が良いのかいまいち分からない.でも釣れる人は釣れ,釣れない人は釣れない.確率の問題か?腕か?9時前に仕掛け回収のブザーがなった.ブザービート!巻き上げのときにカレイが乗った.良型のカレイちゃんがやってきた.その後また沈黙の時間が続く.そして魚信.激しい反応があり最初はアイナメかと思った.そして上がってきたのは良型のカレイ.家で計ったら41cmあった.40cmの大台に乗り記録更新した.
本日は船内の平均は2枚ほどだろうか.全体的に型も良かったと思う.釣れたのはほとんどがマコで外道は,ネコザメ,イイダコなど.
これからは船は一つテンヤに移行するとのこと.希望者はハナダイ釣りもできるとのこと.数釣りをしたい人はハナダイ仕掛け,一発大物を狙いたい人は一つテンヤだろうか.
私はと言うと,とりあえず一つテンヤを試してみようかなと思っている.PE0.8号150mを買った.PEを小型スピニングリールにまいてルアーロッドを使えば,とりあえず一つテンヤのお試しはできそうだ.

5月3日,会瀬,晴れ,午後3:00-4:00,稚アユ1,マス子1
連休中は,近場の手軽な釣りに限る.遠出をすると,大変な目にあったりする.会瀬で稚アユ釣り.すぐにマス子が釣れるがリリース.そして時間だけが過ぎていく.40分経過して,「風も強くなったしもう帰ろうか」という時に,稚アユが1つだけ釣れた.そしてその後も反応なし.風は強く,南風なのだが,海を渡る風はとても冷たい.結局稚アユ1尾をクーラーに入れ帰宅.
七ツ同公園
連休中,水戸市の七ツ同公園に初めて行った.森と池のあるいい感じの公園である.ここはGWでも訪れる人が少なく,穴場スポットだと思う.場所は水戸の下国井.周辺の田園風景も素敵だと思う.

4月25日,会瀬,晴れ,午前10:00-12:00,フグ1
先週カレイ釣りで使ったイソメが少し残っている.何に使おう?
カレイ:私はカレイは狙って釣れない.
メバル:まだ夜の釣りは寒い.
アイナメ:最近堤防からアイナメを釣る自信がない.
結局,今季初のイシモチを会瀬海岸で狙う.会瀬でもイシモチが少しあがっているようだ.竿を3つ出す.餌が時々減っているのだが,原因は何だろうか?カニか?最後になって餌取りの犯人が判明した.空気を吸って丸く膨らむ可愛いやつ,食えないやつである.彼を釣り上げたらやる気が消滅したので,納竿し帰宅.
ところで茨城沖は海水温が低い状態が続いている.場所にもよるが,平年より水温が5度近く低い.気温も異常に低いし,釣り人にとっては苦難の時期が続きそうである.もうすぐゴールデンウィーク.釣り,潮干狩りに行く場合,真冬並みの防寒対策をお勧めします.

4月18日,日立沖,晴れ,午前6:00-12:00,カレイ1
Yさん,Nさんとカレイ釣りに出かけた.彼らが私の両脇でそれぞれ3枚,私が1枚.37cmととりあえず自己最高の型だったのでよしとしよう.でも何で私の場合,数が伸びないのだろう.仕掛け,餌の付け方,おもりの色,誘い方など周囲と大して違わないはずなのに,周囲よりも数が少ないというパターンが多い気がする.もしかして私の全身から,魚が逃げるフェロモンが出ているのかも知れない.
(天気予報と釣行計画)
本日の予報は「波3mのち2mうねりあり,風やや強い」だった.実際に海に出ると,高さが船一個分(2-3m),8秒周期ぐらいのゆっくりとしたうねりがあった.長周期のうねりの場合,気持ち悪くなることはあまりない.一番厄介なのは,1-2秒周期で,船が上下または前後に揺れる場合である.私の場合,木曜の段階で波浪予報が2m前後が,船に乗る判断の大まかな目安である.船に弱い人が波高めのときに船に乗る場合には,横になれるキャビン付きの大き目の船がお勧めである.

4月10日,会瀬港,曇り,午後7:00-9:00,ボーズ
風のない暖かな夜である.夜釣りに出かけた.久しぶりにメバルを狙ってみる.メバルの夜釣りは何年ぶりだろうか.アオイソメ餌の浮釣り竿を2本出し,同時にワームの竿を出した.浮釣り竿の一つは一本針,もう一つは3本針とした.しかし魚の反応は全く無し.静かに時間だけが過ぎていった.
ところで電気ウキ用の電池は,昔は値段が高かった記憶があるのだが,最近では5個セットで500円程度で売っていた.
4月11日現在,日立の桜は満開である.釣れない魚を追い求めるよりは,桜の下を歩いた方が良いかもしれない.

4月4日,那珂湊港,曇り,午前10:00-12:00,マスの子15,稚アユ1
久しぶりに那珂湊漁港に行く.港内には釣り人が多く出ている.稚アユ狙いの竿を揺らしている.しかし釣れる魚のほとんどがマス子だった.鵜が餌の魚を求めて泳ぎまわっている.そしてなぜか亀が泳いでいた.その後涸沼川に移動した.アオイソメ餌の竿を出すが何の反応も無し.
ところで日立市でコミュニティFMが開局した.車を走らせながらどこまで受信できるか確認したが,ひたちなかエリアまでは十分に受信可能だった.

3月28日,いわき沖,曇り,午前6:00-13:00,ソイ1,ドンコ1
週末の海の様子が良さそうなので,(波1m)久しぶりにいわき沖まで出かけた.同行者はNさん.予想とは裏腹に海は大荒れ.船がジェットコースターのように上下する.風も強く体感気温は零度.メバル狙いなのだがメバルの反応がない.そんな渋い中,Nさんは淡々とアイナメ,40cmオーバーのナメタなどを釣り上げる.私の方は,11時近くまで何の反応もない.船の移動の際には気分が悪く横になっていた.気分が悪い,寒い,海水のしぶきをかぶる,釣れない.まさに苦行である.本日はボーズかと思われた.仕掛けをメバル狙いからカレイ狙いに切り替えた.やっとソイと良型ドンコを釣ってボーズを免れた.

3月20日,日立港,晴れ,午前6:00-8:00,稚アユ15,マスの子はリリース
今回も日立港第5埠頭で稚アユ釣り.例年感じるのだが,3月の第五埠頭の朝は,とても寒い.茂宮川沿いに,北西から冷たい風が流れてくるようだ.指先がかじかむので手袋は必須である.本日もポツリポツリと稚アユが釣れた.仕掛けを上の方に持ってくるとマスコが掛ってくる.大漁とまではいかないが稚アユ釣りを楽しめた.
スーパーで近海の小さなカレイをまとめて安く売っていた.手のひらサイズのナメタ,メイタなどが1パック200円程度である.たぶん底引き網にかかったやつなのだろう.稚アユだけでは寂しいので,子ガレイも買って一緒に唐揚にした.子ガレイは,ワタだけ取って,背骨から内側に切り開くように包丁を入れる.天ぷら粉+ハーブソルトを付けじっくり揚げると骨まで食べられる.

3月13日,日立港,晴れ,午前6:00-8:00,稚アユ5,マルタ1
今年は堤防からの釣果がないまま3月に突入した.このままでは港の釣りでなくなってしまう.この危機を救ってくれるのは稚アユしかないだろう.例年日立周辺で稚アユの早い第五埠頭を選んだ.仕掛けはパニック3号を2つ繋げた.シーズン初期は集魚のキラキラを付けない.まだ小さな魚体の稚アユが逆におびえるような気がするからである.底近くで誘うと,プルプル,あの魚信である.まだ型は小さいが確かに稚アユである.来てくれて有難う.5匹釣ったところで作業船が湾内から河口へ出て行った.この時の水の動き,濁りで稚アユの群れが散ってしまったようである.あとは稚アユの反応なし.その後激しい魚信がある.あがったのは25cmほどのマルタである.マルタはどうも不味いというイメージがあり(まだ食べたことがない)リリース.しかし,稚アユを狙っている時のマルタの反応は,ヒラメでも釣ったかのようなやりとりになった.稚アユはその晩に天婦羅として頂いた.まさに春の味覚である.

3月6,7日
今週も釣行はありません.

2月27,28日
今週の釣行はありません.今週末は,強風,雨,雪,津波と大変な週末でした.

2月20日,日立港,晴れ,午前6:00-11:00,ボーズ
前回は船に乗ってカレイ1枚だった.堤防で同じ時間釣りをすればカレイ1枚くらい釣れるかもしれない.実は今までカレイシーズンに陸から狙ってカレイを釣ってことがない.おかっぱりのカレイ,ヒラメは私にとって超えられない壁である.カレイ釣りには,情報収集,分析,経験,辛抱,大胆などが必要だと思うが,いずれも私に無いものばかりである.
とにかく堤防からの合格サイズカレイを狙って竿を出した.場所はなぎさ公園.竿を2本(後から1本追加)出した.時間だけが過ぎていく.時々重みを感じるのはヒトデである.周囲でも釣れた様子はなかった.結局ボーズ.このまま堤防からの釣果がないままに1年が終わってしまうのではないだろうか?稚アユを待つしかないか.

2月14日,日立沖,晴れ,午前6:00-12:30,マコガレイ1
Yさん,Nさんと龍翔丸でカレイ+メバルの五目釣り.船長の話では,カレイが好調ならカレイ釣りに専念するとのこと.本日はバレンタインデーだ.海からの心のこもった贈り物はあるだろうか?とりあえず本日の目標はカレイ3枚,その他外道多数.
今回は,カレイ仕掛けを自作した.カレイの仕掛けは,結構いい値段する.キラキラビーズや夜光エッグボールなどを使い,3本針の仕掛けを作った.この仕掛けがうまく機能するかどうか?自作仕掛けで爆釣できたら言うことがない.
まずは両脇のYさん,Nさんがカレイを釣り上げる.その後私も38cmのマコガレイが釣れた.サイズ的には自己記録である.自作の仕掛けで釣れたのが嬉しい.しかしその後が続かなかった.こまかい魚信があるのだが,針が切られている.フグのせいである.船内ではポツリポツリとカレイが釣れていた.最後に30分ほどメバル釣りをしたのだが,お祭りだけで終わってしまった.メバルタイムに良型アイナメを釣っている人もいた.

2月6日,大洗,6:00-9:00,晴れ,ボーズ
久しぶりに大洗に出かけた.ハゼでも何でも釣れれば良い.間違ってカレイが釣れるかもしれない.そんな期待があったのだが,釣れたのはツブ貝?,ヒトデ,ヤドカリ,ゴミなど,魚の反応なし.9時に納竿し,気になる場所を回って帰った.実際には,こちらの方が本日のメインである.
(めんたいパーク)
まずは大洗にできた明太子工場に行った.簡単な博物館と工場見学,直売の組み合わせである.明太子の試食と無料のドリンク自販機サービスがうれしい.朝9時からやっているので,なにも釣れず冷え切った心と体を温めてくれる.
(みなとパン)
那珂湊にある,手作りあんパンで有名な店だ.私と同じ名前のお店の存在を最近まで知らなかった.さっそく焼きたてのあんパンを購入し口にする.口の中に酵母の香りが広がる.私はパンはあまり好きではないのだが,このパンはとても美味しく感じた.
その後那珂湊漁港も偵察したのだが,釣り人はまばら.ここは秋にチカが釣れ場合によっては2月ごろまで釣れることもあるのだが.

1月31日,日立沖,晴れ,午前6:00-13:00,マコガレイ1,アイナメ1,サバ10,ソイ1,マダコ1,チビ沖メバル
本日は龍翔丸でカレイ,沖メバルのリレー釣り.同行はカレイは初めてのNさん.
まずはカレイ釣り.カレイ釣りは,こずく(アピール),小休止(食わせる),ゆっくりと竿を上げる(針掛り)の組み合わせだと思う.1年ぶりのカレイ釣りなのでとりあえず小さくても一つ釣れればよいかな,という謙虚な姿勢で釣りをした.予想通り20cm程度のチビカレイが釣れた.しかし外道に40cmのアイナメ,良型のマダコが釣れた.凄かったのはNさん.まずは大アナゴやサメのダブルなどを釣っていたが,カレイ終了間際に40cmクラスのマコを釣ってしまった.カレイは初めてなはずなのに恐るべし.
続いて沖メバル釣り.いきなり水深70mの場所に移動した.沖メバルはいるのだが食ってくるのはほとんど小さいやつである.サバの猛攻にも苦しめられた.この時期のサバは脂が乗って美味とのことで,良型のサバだけキープした.また25cmのソイが釣れた.
本日は他にも船内で,ナメタやホウボウなど10目以上の魚が釣れた.外道大好き人間にとってはとても楽しめた一日だった.

本日は,結論から言うと,サバとうねりに苦しめられたが,10目近い

1月23日,大津港,15:00-17:30,晴れ,スジハゼ
今年初の堤防釣りである.自分の釣りは一言で言うと「行き当たりばったりの釣り」である.1ヶ月前大津港でシャコが釣れたので,またシャコが食べたいと思った.1ヵ月後に同じものが釣れるほど甘くはないことは知っているが,冬の大津港の調査も良いだろう.大津港は,駐車場から釣り場への距離も近いし,良い雰囲気の釣り場である.さっそく前回シャコが釣れたポイントで同じ仕掛けを出す.服装は重装備で,背中には使い捨てカイロが張ってあるので暑いくらいである.しかし海の状況は寒い.魚の反応はなく,時間だけが過ぎていく.釣れたのはスジハゼのみ.リリース.良型のカレイを釣り上げたのを目撃したので,カレイ狙いの仕掛けも出す.しかし反応は無し.行き当たりばったりの釣りをしている限り,こんなものでしょう.暖かく,海をのんびり眺めていただけでよしとしよう.
(チビ沖メバルのリリース)
沖釣りでチビ沖メバル(金魚)がたくさん釣れることがある.しかしチビとはいえ沖メバルは小骨も硬く,大量に捌くのは厄介である.しかしリリースすると気絶した状態でひっくり返ったままの場合が多い.魚は水圧の急激な変化で気絶?するようである.リールをゆっくりと巻き上げると,リリースしても元気に泳いでいくことを発見した.メバル類は魚信と引きで,大物か小物かたいていは判る.

1月16,17日
今週の釣行はありません.
最近,防寒に気合を入れようかなと思っている.冬に釣行が減るのは,寒さが一番の原因である.若い頃スキーをちょっとだけやったが,スキーでは「寒いから気合が入らない」なんてことはない.理由はしっかりと防寒着を着るからだろう.十分に体が温かければ,雪が降ろうとへっちゃらなのである.
一方,一年を通して釣りをする場合,寒くなっては一枚重ね,また寒くなっては一枚重ね...という感じで,寒さに対して後追いで対応をしているので,どうしても寒さを感じてしまう.そこで気合を入れた防寒で,身も心もぽかぽかで釣りを楽しんでみたい.最近は薄くても防寒機能を持った下着が一杯出ている.靴下も暖かいものがある.顔は目と口だけのフードでカバーしよう.寒さに対して我慢をせずに,使い捨てカイロも多めに持参しよう.
気合さえ入れれば,冬でも釣り物はある.陸からは,カレイ,穴釣り,メバル,船でも,ヒラメ,沖メバル,カレイなどなど...
来週は釣行できるかな.

1月10日会瀬沖,晴れ,午前6:00-12:30,沖メバル4,ムシガレイ1
久々の釣果報告である.いつものYさん,Nさんと,沖メバル狙いで会瀬弁天丸に乗った.この時期茨城周辺は,ほとんどの船がヒラメ狙いになるので周年沖メバルを狙う弁天丸は貴重である.
Yさん,Nさんともに沖メバル釣りは初めてである.遠方からの乗船者も多く船は満員である.並んで釣り座を確保することができず,Yさん,Nさんは右舷,私は左舷へと,会瀬ではなく離れ離れの釣りとなった.今回は水深60m程度の場所を回った.餌はサバ切り身と冷凍エビを支給されるのだが,沖メバルはほとんどサバ切り身に食いつくようだ.最初の釣果はムシガレイ.15cmほどでソゲかと思ったが口が右に付いている.サバ切り身に食いついてきた.本命の沖メバルのほうは渋かった.最初にチビが1つ釣れて,リリース.その後ポツリポツリとキープサイズが4つだけ.右舷のYさん,Nさんは,私よりもたくさん釣っていた.腕かなあ?センスかなあ?ヒラメ狙いで下針に付けたイワシには,無傷のままだった.

明けましておめでとうございます.
この釣りのホームページを開始したのは,1996年の末でした.ブログへの引越しなどもありましたが,飽きっぽい自分としては良く続いたものだと思います.「海に行ければ幸せだ,何か釣れればもっと幸せだ,美味しければ最高に幸せだ」をモットーにホームページを続けてきました.原点に戻り,釣りの楽しさを書いて(垂れ流して)いきたいと思います.

1月2,3日
新年の釣行はありません.
結局,風邪や家族サービスのせいで釣りはできませんでした.

12月26,27日
今週も釣行はありません
今週末海の状況は良かったようだが,風邪を引いてしまって(新型インフルではない普通の風邪)釣行できなかった.年末年始は家族サービスもあるし,釣行できるだろうか?
前回ヒラメとマトウダイを釣って帰って,その晩に刺身で家族に食べさせた結果「マトウダイの方が美味い」とのこと.2,3日寝かせて食べれば結果は違ったかもしれない.いずれにしろ,味の分からない家族に高級魚は必要ないのかもしれない.

12月19,20日
今週の釣行はありません