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火曜日, 1月 03, 2012

2012年の釣果

12月23日,日立沖,晴れ,6:00-12:00,ヒラメ2(55cm,45cm)
いくつかの船宿情報を見ると,今年の日立沖のヒラメは好調のようだ.実際に確かめるしかない.波の予報は2mから2.5mに変わった.そして前夜,かなり風が強かった.いやな予感がしたが,海の状況は思ったほど悪くはなかった.風はおさまり,多少うねりはあるが,釣りに支障はない.気温も手先がかじかむほどは寒くない.
久々のヒラメ釣りなのでロッドキーパーを忘れた.船はあっという間に釣り場に着いた.久慈浜から河原子までの,沖合い2kmくらいが釣り場だった.開始早々フィーバータイムが始まる.船内あちこちで,平均が50cm以上のヒラメがポンポンあがる.同行のNさんも良型を釣り上げている.通常ヒラメが数釣れる場合は,ソゲクラスがほとんどで,時々良型が混じるケースが多いのだが,今回は違う.ソゲクラスがほとんど釣れず,90%以上が50cm以上の良型だったと思う.それにいつもなら外道が釣れて傷心を癒してくれるのだが,外道もほとんど釣れていない.とにかく釣れるのは良型ヒラメだけなのだ.そんな中,私は...なぜか釣れない.確率の問題?腕が悪い?日頃の行いが悪い?朝マヅメのフィーバータイムを過ぎても,船内でポツリポツリと釣れ続けている.10時過ぎ,やっと魚信があり慎重に巻き上げると,ヒラメだった.船長が「やったね!」とすごく喜んでくれたのだが,それもそのはず,その時点でゼロだったのは私だけだったようだ.しかしその後も私は沈黙を続けた.船内平均がちょうど3枚くらいだと思う.刻々と終了時間が迫る.船長が「あと1分ね.」と言った.そして残り30秒ほど,本日2度目の魚信があった.慎重に巻き上げる.ということで本日はヒラメが2枚.船内平均には及ばなかったが,私の腕では,こんなものでしょう.

12月16日
今週は釣行なし.現在日立沖でヒラメが絶好調のようである.船宿情報は,何故か数サイズとも2割り増しになっている場合が多い.その分を差し引いても,今期は,多くの船の釣果報告を見ると数も型も良いようだ.今までは,経験的に,三度釣行して,一度ヒラメにお目にかかればよいという感じだった. しかし,今期は最低でも1枚,ボーズなしのケースが多い.ヒラメ釣りは,魚信の後しばらく待って,合わせたときのガクガクという強烈な反応が,アドレナリンを分泌させ最高である.

12月9日,大津漁港,晴れ,1600,偵察のみ
本日は時間がなかったので偵察のみ.ここのアジ,いったいいつまで釣れるのだろう? とても気になる.本日もアジは釣れていた.釣り人が多い.餌(コマセ)が豊富にある.寒くなっても定着している.こんな図式なのだろうか.とにかく選択肢の減るこの時期,確実な釣果の期待できる釣り場はとても貴重である.
(アナゴの蒲焼)市販のアナゴを購入した.ちゃんと串をうち,蒸して,たれ(醤油と砂糖)を付け,焼いてみた.油の抜けた淡白なうなぎと言った感じだが,ふっくらとしてとても美味である.うなぎもアナゴも蒸す過程で身が柔らかくなるようである.手抜きをしたければ串を打つ過程は省略しても良い.ちょっと身が内側に丸くなるが,広げてたれを付け焼けばよい.今までは,たれを絡めてそのままフライパンで煮る(焼く)などしていたが,どうしても身が固くなってしまう.今まで手抜きをして,アナゴ君ゴメンナサイという感じだ.

12月2日,大津漁港,晴れ,15:00-17:00,アジ8,タナゴ3,メバル1
前回アジが釣れた大津漁港にまた行った.いつまでアジが釣れるのだろうか?前回のポイントに行ったが,アジ釣りの人がいない.「アジは,もう終わったか.」とりあえずアオイソメの投げ竿を出すが,掛かったのは小さなタナゴとメバルのみ.続いてアジの仕掛けを出す.しかし掛かるのはタナゴのみ.そのうち地元のアジ名人らしき人登場.名人がアジの仕掛けを投入するとアジが釣れた.前回はヘチ際でアジが釣れたのだが,今回はウキサビキを遠投して,深いタナでアジが釣れている.さっそく名人のまねをして,名人のポイントの近くに私の仕掛けを投入した.すると,釣れた.まあまあのサイズのアジである.入れ食いに近い状態になったのだが,暗くなり,仕掛けやウキが見えなくなった.電気ウキに切り替え,釣りを継続することも考えたが,日曜の夜だし家でゆっくりしたい.電気ウキに切り替えた名人に別れを告げ帰途についた.

11月25日,大津漁港,晴れ,16:00-18:00,アジ7,メバル4
いよいよ季節は冬である.暖かい靴下,ズボン下などで重装備して出かけた.大津漁港でアジがまだ釣れているらしい.夏の魚は北の方からいなくなるような気がするのだが,日立よりも大津の方が案外遅い時期までアジが残っているようだ.漁港の中央付近でアジ釣りの人たちを見つける.先人の仕掛けは,ウキを使わず,磯竿に,コマセ籠,サビキ針を直結している.アジが堤防のヘリ際を回っているのだろう.同様の仕掛けで早速参入する.しかしポイントからちょっと離れているためかアジが回ってこない.サビキ針につけ餌としてアオイソメを小さく切って付ける.するとこちらにもアジが釣れだした.今までアジ釣りは,ほとんどウキ釣りしかやっていなかった.ウキを使わず直接釣るとアジの引きが直接竿に伝わるし,磯竿が弓なりになり,とても楽しい.アジも割りと型が良く,引きも強い.最低目標は良型3匹.これで自分の晩酌の肴になる.結局アジは7匹釣れた.暗くなると,小さいがメバルも釣れた.メバル専門に狙っても面白いかもしれない.これからはさらに寒くなるので,気温が最低になる早朝より,夜の方が良いかもしれない.今回,磯竿,コマセ,サビキ+イソメ餌が,アジとメバルで有効だったのでもう少し試してみようかな.

11月18日
(海の見える日立駅) 久しぶりに日立駅を利用した.駅の中からほぼ180度水平線が見渡せる.地球が丸く感じられる.主要なJRの駅で,これだけのパノラマが展開される駅は少ないと思う.車の人には海岸通りのバイパスがお勧めである.まさに海の上を走ることができる.釣り人や海水浴客以外にも,日立の海をもう少しアピールしても良いと思う.

11月11日
(ダイオウグソクムシ)気になる存在である.海に棲むダンゴムシの仲間で,最大のものである. 顔つきは,エイリアンのようでかっこいい.姿はエビの下半身のような感じで,とても美味そうである.実際に食べられるようで,やはり想像通りエビのような味がするそうだ.また餌の少ない深海に棲むせいか,3年ほど絶食しても問題がないようだ.

11月4日,日立沖,晴れ,6:00-13:00,マダイ(46cm,35cm,他多数),カサゴ(32cm),沖メバル1,ショウサイフグ2,ベラ1
(釣りの運)釣りの神様は,釣り人が釣りをするたびに,スタンプカードにスタンプを押しておいてくれる.スタンプカードが一杯になると何かサービスをくれる.そんな一日だった.本日最初の釣り場は,高萩沖.跡は徐々に南下し,日立駅のちょっと北あたりまで南下するルートをとった.開始早々魚信あり.何だか強い引きだ.ドラグがジージー鳴る.大物の予感があり,慎重に時間をかけて巻き上げる.あがったのは46cmのマダイ.私としては文句なしの大物である.久々の大物なので心臓バクバクである.朝7時前に予定を完了したのは船に乗って初めてかもしれない.その後魚信があり,根にもぐられてしまった.根掛でどうしようもない状態になり,仕掛けを切り離す準備を始めた.するとタイミングよく魚が根から外れた.早速リールで巻き上げると32cmのカサゴ.また通常の2倍くらいのジャンボフグも釣れた.マダイはその後35cmのサイズを追加した.それ以外は全て抜き上げサイズのマダイだった.他に沖メバル,ベラなどが釣れた.たぶん今年の釣り運は使い切ってしまったかも.

10月27日,会瀬漁港,晴れ,5:30-7:00,アジ4
前回釣ったアジを酢で軽く〆たものがとても美味だった.今回は早朝の釣りでなかなか布団から出られなかった.「アジを釣るより買っちゃったほうが良いのでは!」と,もう一人の自分がささやくのを振り払い,釣り場に出た.しばらくして最初の1匹.しかしその後が続かない.そろそろ帰る時間だ.「アジ1匹だったら焼いちゃうしかないか」,と思っていたが最後に一荷で3匹来た.帰宅後アジと前々回のマダイの残りを解凍したものを〆て,昼は海鮮丼(一人前)を作った.ちょっと贅沢である.

10月21日,会瀬漁港,晴れ,15:00-16:30,アジ9,イワシ3,フグ多数
今年は会瀬でアジがほとんど釣れていない.今期最後のチャレンジのつもりで行ってみる.船道でサヨリが釣れていた.サヨリは何年も釣っていない.赤灯前で浮サビキの仕掛けを出す.本日の必殺技は冷凍イソメである.サビキ針にイソメを小さく切って付ける.投げる.しばらくすると「スポッ
」 縦にウキが深く沈む.この瞬間がたまらない.あがったのは20cm弱の(個人的には)良型のアジである.冷凍イソメの特餌は,お呼びでない客も呼び寄せた.グーフーである.フグ4に対しアジ1くらいの割合だった.チビイワシも混じった.ポツリポツリとアジが釣れた.大きいアジは軽く酢でしめた.とても美味であった.
(ダボハゼ)前日涸沼川周辺を通ったのでちょっとだけ竿を出した.マハゼはいなかったがマハゼ以外のハゼが入れ食いだった.黒っぽいチチブやシマハゼなど.唐揚げだった食べられるだろうと10尾ほど釣って持ち帰った.すると...全部生きていた.ちっこいハゼがピチピチいっている.ムツゴロウを含めハゼ類は皮膚呼吸をするのだろうか.とにかく生命力が強い.かといって飼うわけにも行かず唐揚げになってもらった.味は,マハゼも他のハゼもほとんど変わりはなく美味であった.そもそもマハゼ,ダボハゼなどと本命,外道のような分類をしたのは人間の勝手な都合である.彼らからすればマハゼが正統であって,他のハゼが邪道などということはないはずだ.でもやっぱり20cm近くの良型のマハゼの天ぷらは美味いと思う.

10月14日,日立沖,曇り,5:30-13:00,マダイ10,ヒラメ1
最近は週末に海の状況が良くなく,久しぶりの船である.最近,マダイが型はともかく, ある程度数が釣れているようなのでちょっと期待できるかな.開始早々周囲ではマダイがポツリポツリと釣れ始める.マダイは全て25cm前後の,何とかぎりぎりマダイと呼べるサイズである.しかし私のところには来ない.魚信はあるが何も釣れず1時間が経過する.いつものいやな予感がする.しかしその後8時から9時の時間帯を中心にコンスタントにマダイが釣れた.そして35cmのソゲヒラメも釣れた.マダイは1つだけ33cmとタモ入れをしたが,後は全部抜き上げた.結局マダイ10尾とつ抜けすることができた.(つ抜け:数が10を超えること.10から数えるのに「つ」が付かないことに由来する.)全部足すと2kgにはなったかな.考えてみると,マダイとヒラメをペアで釣ったことはあっただろうか?竜宮城のようにタイヤヒラメが舞い踊る...というほどの豪華な釣果ではなかった.けれどやはり,ある程度数が釣れると嬉しい.

10月8日,会瀬漁港,晴れ,13:30-16:30,マハゼ8,カレイ1,メゴチ1,カゴカキダイ1,稚クロダイ,その他のハゼ
(イソメ,冷凍イソメ,人工イソメ) 最近気になっているのは,ハゼ釣りである.釣りの原点とも言えるだろう.イソメ1匹で1時間は遊べる.イソメは野菜室で1週間は持つのだが,2週間は厳しい.2週後には,塩辛状になっていることが多い.そこでイソメを切らしても釣りができるか?冷凍イソメと人工イソメを試してみた.人工イソメは市販のアオイソメ風のものである.冷凍イソメは,アオイソメを生きた状態で冷凍庫に送り込んだもの(合掌)である.結論から言うと,いずれも生きアオイソメ同様ハゼが釣れた.冷凍イソメは生きアオイソメと魚の反応があまり変わらず,人工イソメは反応がちょっと落ちる気がする.冷凍イソメは,身が崩れやすく餌持ちが悪い.ただ生きイソメのように,立ち向かって噛み付いてくることがないのが良い.ところで釣果の方だが,小さな外道が色々釣れた.カレイは手のひら程度.ハゼに良型(手を広げて親指の先から小指までくらい)が3つほど出たのが嬉しい.ハゼ釣りが楽しめるのも10月いっぱいくらいだろうか.とにかく季節の変化が早すぎて追いつけない.

9月30日,釣行なし
この天候では当然のごとく,竿出しはしなかった.しかし偵察には行った.久慈漁港.釣り人はほとんどいないかなと思ったのだが,「ワイルド」な面々が,竿を出していた.確かに波は高く,風は強いが,雨が降っているわけでもないので,湾内で釣りをしようと思えばできるのである.私自身が「マイルド(軟弱)」になったということか.イワシや稚ダイが釣れていた.イワシは,ウルメイワシかマイワシか?刺身にできるような型の良いものだった.
(コキア)私は丸くてモコモコしたものに弱い.今年自分でも一鉢栽培しているのだが,今一である.いびつな球形で,葉も隙間がありあまりモコモコしていない.茨城県内を車で走ると,庭にコキアを植えている家が結構ある.大きく完全な球形で密集したものを見つけると「お見事!」と思ってしまう.ちなみにコキアの日本名はほうき草.種を加工すると「畑のキャビア」と呼ばれるとんぶりができる.我が家のコキアも花が咲いて種になりつつあるので,とんぶり作りを考えてみた.ネットでも作り方が紹介されている.しかし,手間暇と出来上がる量を考えたら,買った方が早いようだ.

9月23日,釣行なし
(塩鮭)釣りのできないときは,魚屋で旬の魚を調べる.これから秋刀魚とともに秋鮭が旬のピークとなる.新鮮な生鮭がお手ごろ価格で売られている.自分で塩鮭ができないか.ネットで調べると,塩鮭の作り方は色々報告されている.さっそく作ってみた.塩と酒少々をまぶして,冷蔵庫に丸1日おく.汁が出てくれば捨てる.これだけである.美味しくできた!塩加減が自分で調節できるのが良い.作りすぎたら小分けにして冷凍すればよい.

9月17日,久慈川,曇り時々雨,9:30-11:30,ハゼ6
久しぶりのハゼ釣り.2週前のイソメは塩辛状になっていて,買いなおした.なかなか釣れないと思っていたら魚信があり,15cmオーバーの良型のハゼが釣れた.もう1匹型の良いハゼを追加したところで雨が.とりあえず車の中で雨が去るのを待つ.その後ちびハゼがポツリポツリと釣れた.良型のハゼは3枚におろし.骨もから揚げにした.美味である.
(アイスプラントとツルナ)久慈漁港に生えている草がアイスプラントにそっくりだった.ちょっと肉厚で,葉の表面に透明なプチプチが付いたような草である.後で調べたら,ツルナだとわかった.ツルナも食べられるらしい.おひたしなどで美味そうである.大量に生えているのだが, 犬が(人も)小便をするような所なので持ち帰りは自粛した.

9月8日,久慈漁港,晴れ,16:30-18:30,稚ダイ4,アジ3
先週買ったアオイソメは野菜室にてピンピン元気である.気合を入れてキスを釣ろうかなと思い,先週キスを釣った場所に舞い戻った.一投目で魚信!釣れたのは稚ダイだった.その後頻繁に魚信があるが,針が食いちぎられている.思い当たるのはあいつしかいない.結局キス共和国はあっけなく凶悪なグーフー帝国に攻め滅ぼされたようだ.遠投してもかかるのは稚ダイだけで,結局キスはゼロだった.そのうちアジが釣れだした.コマセ餌も持っていなかったのでジグサビキでアジ釣りに参戦した.何とかアジを3つゲットして(1つばらし)終了した.暗くなるとサビキ針も見えないので夜光系のワームによるアジングも面白いかもしれない.
ちなみにPM6時前後には,日中の釣りの人たちが帰り,代わりに夜釣りの人たちと入れ替わる.まだまだ暑い夜の続く9月,夜釣りを楽しむのも良いかもしれない.

9月2日,久慈漁港,曇り時々雨,16:00-18:00,マダイ1,キス2
堤防からはずっと釣果がない. 久しぶりにアオイソメを買った.まずはイソメの投げ竿を出す.周囲でアジも釣れれば,ウキサビキの仕掛けを出す予定だったが,こちらの出番はなかった.最初の釣果は,ヒトデのダブル.そのうち雨が降り出す.終了にしようかと思ったが,雨に打たれながらしばらく様子を見る.するとプルプルという魚信.釣れたのはちびマダイ.カリカリの素揚げにすると美味いと思ったが,3年後の再開を堅く約束しリリースした.その後キスが2つ釣れた.久しぶりのまともな釣果だった.

8月26日,日立沖,曇り,5:30-13:00,マダイ1,ベラ1,ショウサイフグ1
子供のときから8月の終わりは,なんとなく気持ちがそわそわする. 「今年の夏の思いでは,できただろうか?」心に残る思い出ができるだろうか?
釣り開始前船長の一言「昨日は良かったよ.」この言葉にいやな予感がする.今まで二日連続で良かったというためしはない.釣りにおいて,いやな予感は必ず当たるのだ!良い予感が当たることも少ないのだけれど.
今日の釣り場は日立港周辺.航程10分ほど.沖堤防から200mほどの場所からスタートする.海は凪.魚の活性が低いのか,魚信がほとんどない.1時間ほどして最初の一尾がやってきた.ドラグも出ず,最初はフグだと思ったらマダイだった.といっても20cm程度のマダイとは呼べないサイズだった.次はベラ.最後はフグ.本日はこれにて終了.船内では,ヒラメ,メバル,サメなどがあがっていた.いつも通りの「パッとしない」という結果が,2012年の夏の思い出となった.

8月18日,19日
(18日朝,会瀬)
久しぶりの釣行である.先客はルアーマン.まずはウキサビキでアジを狙う.ルアーマンが青物を釣り上げたら私も参入の予定だった.ウキサビキの反応は...全く無い.どうも会瀬のアジはどこかに消えてしまったようだ.6月頃までは,会瀬でもアジが釣れていたのだが,最近ではバッタリいなくなったようだ.例年なら会瀬のアジははずれの少ない手堅い釣りものなのだが.海中に見えるのは子ボラの群れとフグばかり.お隣でルアーマンがワカシをあげたので,スキップバニーを投入するが何の反応もなし.
(19日朝,久慈漁港)
会瀬がだめなら久慈漁港かなと, ウキサビキの道具を持って出かけた.車を停めトランクを開ける.「あれ,何か足りない.」リールが入っているリュックを忘れた.竿,仕掛け,餌,クーラーボックスがあっても,リールがないとどうしようもない.とりあえず偵察して様子を見ると,ポツリポツリとアジやサバが釣れていた.自宅までリールを取りに帰ることも考えたが,朝マヅメのピーク時を逃してしまう.結局釣りを断念して空っぽのクーラーボックスを持って,早々に帰宅することになった.釣り場について道具が足りなかったことが,4年に一回くらいはあるのだ.オリンピックか!
ということで言い訳のような釣り日記が続いている.何とかしなくては,と言う気持ちも無いわけではない.しかしこのページを見に来ている人たちは,有益な釣り情報を求めているわけではなさそうなので,このままでも良いかなという気もする.とにかく海に行ければ,良しとしよう.

8月4日,日立港,晴れ,5:30-6:30,ボーズ
本日の制限時間は1時間.波浪予報は2.5mなので,堤防の低い会瀬はちょっと厳しい.釣果よりも落ち着いて釣りができることを優先して, 日立港にたどり着いた.ウキサビキの仕掛けを出す.反応は...ない.周囲ではたまにサバがやって来るぐらいだ.結局最後の最後に魚信!と思ったらグーフーだった.「今日は釣りに行ったのではない!涼しい海風にあたりに行ったのだ!」と思うことにした.
(痛風,頭痛,歯痛,擦り傷) 最近何故か痛みがお友達である.痛風の痛みは,1週間ほどで治まった.その間,月一ぐらいで来る偏頭痛もやってきた.腕をこすって擦り傷を作った.とどめが歯痛である.急に奥歯が痛みだし,夜も眠れぬ状態となった.そして歯茎に豆粒ほどの腫れが出現し,たまらず歯医者に行った.処置をしてもらって,とりあえず痛みのオンパレードは終了した.痛みのない普通の状態のありがたさを痛感した.

7月28日,会瀬漁港,晴れ,5:30-7:00,ボーズ
まだ痛む足を引きづりながら堤防まで歩いた.予定としては,浮サビキでアジを狙いつつ,スキップバーニーやメタルジグで青物を狙う.しかし,予定は全く外れた.夏の会瀬の浮サビキは手堅い釣りのはずなのだが反応が全くない.フグだけ.青物も,2度カンパチが追ってくるのが見えたがノーヒット. 厳しい.
(痛風)痛風の発作が出た.三度目だろうか.今回はかなりきつかった.足がむくんで,歩くことも困難で,夜もよく眠れない状態になった.結局病院に行き鎮痛剤と湿布を出してもらった.尿酸値はここ数年8前後で推移していた.痛風の最初の発症は2003年である.私のHPは個人的備忘録化しているので,こういう時便利である.医者からは,尿酸値を下げる薬を飲むことを勧められた.次回の職場の健康診断を待って,尿酸値が8を超えたら,再度病院に行き,尿酸値を下げる薬を飲むということで許してもらった.
人に「痛風です」というと,必ず「旨いものばかり食っているからだろう」という返事が返っている.そんなことは全くなく,体質のせいだと思う.肝付のウマズラだって年に1回くらいのものだ.レバー類も最近は自粛している.
どうやって尿酸値を下げようかな.カリウムが尿酸の排泄に良さそうなので,毎日バナナを食べることにした.また意識的に,野菜,果物を多めに取ろう.また水分も多めに取ろう.重要な魚のキャッチアンドイートに関しては,今後も貧果の予定なので,変える予定は全くない.

7月22日,日立沖,曇り,6:00-13:00,ショウサイフグ2,メバル1
先週のボーズが悔しくて一つテンヤのリベンジ.今日は日立から船に乗ったのだが向かった先は前回とほぼ同じ高萩沖だった.多少うねりはあるが,船酔いのほうは問題なさそうだ.開始早々船内で4キロのマダイがあがる.船内は活気付くが結局本日船内でまともなマダイは1つだけだったようだ.私はまず良型のフグがかかる.そして良型の黒メバルがあがった.32cmあった.しかし後が続かなかった.船内では,ホウボウ,沖メバル,ヒラメ,カレイ,アイナメ,サメ,イナダなど数は少ないが多彩なゲストが顔をそろえた.フグにはでかい白子も入っていた.船長に「白子もすごく美味いから食べてみな」と勧められたが,辞退した.私は食に関してはかなりチャレンジャーだと思っているが,どうもフグ系には臆病である.でもフグの身は,塩焼きとかから揚げで最高である.もしかしたら鯛より美味しいかも.

7月15日,北茨城沖,晴れ,6:00-13:00,ボーズ
釣行なしが続いた.久しぶりの船だ.ちょっとうねりがある.上下,前後のゆっくりした船の動きは,ボディブローのように効いてくる.開始早々ダウンしてしまった.船内に丸くなって横たわる.「お金を払ってなんでこんなことをしているのだろう.」という惨めな気持ちになる. しかし横になって寝ていると,ある種の気持ちよさを感じる.砂漠の中をさまよってオアシスにたどり着いたような気持ちかもしれない.(実際砂漠をさまよう経験はしていないが.)海上は街中より数度気温が低く,エアコンをかけたような状態である.結局前半は,(9時過ぎまで)横になっていた.同乗のYさんが大物を釣り上げたので目が覚めた.上がったのは良型のホシザメだった.この日船内では,ホシザメが3匹ほどあがった.私も少し元気になってきたので釣りを始める.水温は16度と低い.船内では,アイナメ,ソイ,カサゴなどがポツリ,ポツリと釣れている.しかし,私には,ポもツもリもなかった.何が悪いのか.船酔いで体調が悪いと言うのはあるが,ボーズと言うのは何なんだろう.運が悪い,腕が悪い,道具が悪い,学習能力が無い...などなど.船長からソイを頂いた.帰りに大津港の物産館に寄って帰宅した.リベンジしたいなあ.
(日立港のアジ)前日,日立港周辺を偵察した.今年はアジが良いようだ.

7月8日
(釣行なし)
今週末こそは釣りに行くぞと思っていた.しかし,雨が降ったり,風が強かったり, 予定が入ったりということで釣行できなかった.7月は釣りの選択肢が広がる.アジ,イワシ,サバなどのサビキ釣りは手堅い.コウイカも湾内に入ってくるかな.ワカシやカンパチなどの青物も回ってくるかな.投げ釣りでは,イシモチやキスも良い.川で手長エビなんていうのも楽しいかも.

7月1日
(釣行なし)
釣りには行けなかったのだが魚屋でキンメダイの頭を発見.即購入.私はキンメダイの頭の煮物が大好物である.昔はよく魚屋で頭だけ安価で売っているのを見たのだが,最近は頭も切り身と一緒に売っていることが多く,頭だけ入手するのが難しくなっている.煮物と言えば,かぼちゃが旬を迎えている.日立周辺では茂宮かぼちゃが甘くポクポクしたかぼちゃとして有名だが,他にも茨城産のかぼちゃは色々ある.旬の味を楽しみたい.

6月24日
(釣行なし)
日立駅前にはシビックセンターがあり,図書館や科学館,プラネタリウムが入っている. 科学館の地下出口脇にミュージアムショップがある.サイエンスグッズなどの品ぞろえが充実している.宇宙食,ソーラー工作,鉱物,科学実験などなど.気圧計や小型望遠鏡などを買ってしまった.望遠鏡の目的は,他船や港内の離れた場所で釣りあがった大物を確認するためである.インターネットで釣り情報を見る人には,昔理科や工作が好きだったという人が多そうなので,梅雨で釣行のできない日などにおすすめしたい.ちなみに科学館は有料だが,ミュージアムショップは無料で入れる.

6月16日,会瀬漁港,曇り,4:40-5:40,アジ16
(早起きは三文の得) 朝には雨になるという予報だった.雨の前に釣りをしてしまおう.4時おきで,浮サビキの仕掛けを用意して会瀬漁港に出かけた.第一投,いきなりウキがスポッと沈んだ.狙い通りのアジである.しばらくはアジの入れ食いタイムが続いた.中には20cmクラスのアジも混じった.しかし5時を過ぎるとアジの反応が遠のく.そして代わりにグーフーがくっついてくる.雨もちらつき始めたのでちょうど1時間で納竿とした.「この時間帯の釣りなら平日(出勤前)でもいけるな」と,ちらっと思ったが,さすがにそれだけの元気も,情熱も無い.

6月10日
(偵察のみ) とりあえず道具を持って,久慈漁港,なぎさ公園,第5埠頭と回ってみる.イワシ,アジ,イシモチなどがポツリポツリといった感じだ.第5埠頭は前日の雨で,水がかなり濁っているにもかかわらずそれなりにイワシが回っているようである.とりあえずイワシ狙いで竿を出してみようと思ったが,風が強い.釣り人の道具が飛ばされ,帽子が飛ばされている.強風というより突風である.弱い心の持ち主である私は,竿を出すのをあきらめ帰途についた.
(千葉で漁港にイワシ100トンが打ち上げられる)
先日こんなニュースがあった.皆さんどう思っただろうか.「サビキや網で捕まえたかった.」「つみれなど色々料理して食べたい.」「釣り餌としてキープしておきたい.」10年以上釣りをしているが,(食べられる)魚が取り放題という経験はまだない.

6月3日
(釣行なし)
私は全体的に鈍感な体質なのだが,食あたり系だけはなぜか敏感である.手抜きでささっと作ったアジの叩きなどを食べると,夜中に腹痛で目が覚めてトイレへ直行となる.(アジを捌く際,外側と腹部を良く洗うようにしてからは,腹痛を起こしていない.)
先日釣ったヤリイカのストックを解凍しては少しずつ食べている.イカ刺,イカ天,焼きイカなどなど.ではイカ刺は解凍して何日目までOKか?冷蔵庫で寝かせた白身魚は,たんぱく質の分解によるアミノ酸の増加により,うまみが増す.魚種にもよるが3,4日はOKだ.ではイカはどうか?冷蔵庫で寝かせても,うまみの増加はなく,徐々に鼻につくアンモニア臭がわずかに感じられるようになる.解凍後2日寝かせたヤリイカの刺身に私の体は反応した.結論としては,解凍直後のイカ刺はなるべく早めに食べましょう.

5月27日,北茨城沖,晴れ,6:30-13:00,ハナダイ4,メバル1
一つテンヤで平潟から出船.航程1時間.行きにイルカを見ることができた.日立と高萩の境界の沖合いあたりが本日のポイントだ.最初の流しでメバルをゲット.今日は好調か?しかし後が続かなかった.型の良いハナダイは釣れたが本命マダイは釣れなかった.船内で5kクラスのマダイがあがった.大型マダイはいることはいるのだ.私はいつも目撃者である.ハーハー言いながら両手で大型マダイを釣り上げる当事者になってみたいものだ.
スーパーでは,ハナダイをマダイとして売っていることが良くある.一度だけ,ハナダイと札がついてマダイを売っていたことがあった.普通の人は,えらが赤かろうが,尾びれの先が黒かろうがどうでも良いことなのだろう.

5月20日,日立沖,晴れ,6:30-12:00,ヤリイカ15,スルメイカ1
現在茨城沖でも良型の剣先が好調だ.ずっと使っていなかった電動リールのメンテもかねて釣行した.航程1時間,寝ている間に現場に到着. 陸地が見えないので場所の検討がつかないが,那珂湊,大洗の船も多いので,大洗沖あたりだろうか.20隻ほどの船が密集してイカを狙っている.
イカはポツリポツリとやってきた.イカの型が良いので,とにかく巻上げがきつい.最近ずっと稚アユだったので,引きの強さ(重み)は100倍以上か.1杯あれば,一晩に一家で十分な量である.釣果は多い人で樽2つほどか.私の釣果はクーラー半分ほどで量的には満足である.私の釣果が伸びなかった理由ははっきりしている.とろいこと,そして手先が不器用なことの2点である.船がイカの集まっているポイントに着いたら至急仕掛けを投入しないといけない.しかし私は,のろのろと,時々針でぐさりとやりながら仕掛けを投入している.私の仕掛けが底に着いたときには,イカは移動を始めている.またイカが釣れてから仕掛けを再投入するまでの時間もかなり長い.
(メモ)タナは 50-100メートルでほとんど底.おもりは100号.7本プラヅノ仕掛けで,集魚ランプは使わない.イカのしぶきを浴びるのでカッパが良い.プラヅノを止めておくスチロールつきの台は船で貸してくれた.ロッドキーパーと手ぬぐいを忘れた.氷の支給は最後なので自分である程度氷を用意したおいた方が良い.

5月13日,会瀬漁港,晴れ,10:00-12:00,稚アユ20,サッパ1,チビイカ1
5月一杯は茨城周辺で稚アユ釣りが楽しめる.時間もあまりなかったので,近くで稚アユが確実に釣れるとなると,会瀬に絞られる.稚アユは
ポツリポツリと来るのだが,まだ小さい.成長が遅れているのかな.稚アユ釣りで楽しみなのは外道である.フグとマスの子は遠慮したいが,サバ,イワシなどの出会いも楽しみだ.中途半端に大きく なる前の稚サバのから揚げも好きだ.本日の外道はサッパと,意外なゲスト,チビイカがやってきた.体長10cmほど.稚アユを追いかけてやってきたのだろうか.

5月6日
釣行なし.
(ハマボウフウ) JAの直売所で,ハマボウフウを売っていた.釣りのときに砂浜で見かけたことがあるが食べられるとは知らなかった.私の「何でも食べてみたい!」という好奇心は,魚に限らない.早速購入した.半分はおひたしに,残りは天麩羅にした.ハマボウフウを茹でると部屋中に香りが充満するほど香りの強い植物だ.多少苦味があるが,お浸しでおいしく食べられた.天麩羅も美味である.調べるとハマボウフウは,せりの仲間とのこと.「やはり」という味わいである.
(雹)6日午後は水戸にいた.夕立のような激しい雨が降ってきたかと思ったら,雹になった.「珍しいなあ」と眺めていたら,だんだん大粒に.5cm近いのが降ってきたので慌てて車にカバーをする.しかし車が少しへこんでしまった.

4月29日,川尻漁港,晴れ,15:00-17:30,稚アユ14,シラウオ1
久しぶりにアオイソメを買った.投げ竿を出して稚アユが狙えるところ...会瀬だが,根掛りがある.そこでご無沙汰している川尻に行ってみた.釣り人はほとんどいない.先端部で投げ竿を3本出し,稚アユの仕掛けも出す.すると稚アユが一度に4つ掛かった. 「これは久しぶりに100超えるか?」とも思ったが,後が続かなかった.稚アユは忘れたころにポツリポツリと掛かるだけ.シラウオが混じった.シラウオは卵を持っていた.小さくても親なんだね.イソメ餌の投げ竿は,星型の生物が2つ掛かっただけ.今回稚アユは14匹だけだったが,条件が良ければ入れ食いもありそうな気がした.それに会瀬よりも,駐車場から先端までの距離が短いのが良い.
 (スカイツリーとFM)4月23日にNHK-FMとJ-WAVEが送信所を,東京タワーからスカイツリーに移した.茨城北部では,スカイツリー効果はてきめんだった.J-WAVEの電波状況が大幅に改善された.今まではカーステレオや高感度のラジオで条件が良ければ聴けると言う状況だったのが,比較的感度の良いラジオで普通に聞ける状態になった.インターネットでラジオが聞ける時代ではあるのだけれど,やっぱりラジオで放送を聞きたい,そんな昭和の世代である.

4月21日,日立港,晴れ,6:00-6:30,ボーズ
イソメ餌で投げ竿の仕掛けも出してみたい気はあるのだが,イソメ餌を買うのがおっくうである.「イソメを使っても,どうせ釣れないよ」悪い自分が頭の中から話しかける.ということで今回も安易に稚アユ狙い.しかし何の反応もなし.そしてどんどん風が強くなる.とうとう強風に耐えられず撤退.稚アユはどうなっちゃったんだろう?とにかく今が忍耐の時期である.5月になれば色々選択の余地も出てくるのだが.
 
4月15日
釣行なし.
(日立駅の桜と海)この時期日立駅の桜がお勧めである.ちょうど満開で,来週末には桜吹雪になるだろうか.駅前からすぐ桜並木になっている場所は,あまりないと思う.さらに駅からみて桜の反対側には,海がパノラマになっている.海と桜を一緒に楽しみたい人にお勧めである.
(静神社)静公園の桜も有名である.駐車場が広いので,車でのアクセスも余裕がある.暖かい日にはお弁当を持って出かけたい.

4月7日,日立港,晴れ,6:00-7:00,イワシ2
稚アユ調査のため,朝ちょっとだけ竿を出した.仕掛けを入れるといきなり,ブルッ!そして追い食いしてブルッ!稚アユにしては強い魚信だと思ったらイワシだった.でもこの日はこれが全て.後は稚アユも反応なし.
4月8日,日立沖,晴れ,6:00-12:00,ドンコ1,ムシガレイ1,チビイカ1,(アイナメ)
一つテンヤの船に乗った.水温的にマダイは全く期待できないので,五目というか,とにかく何でも釣れればよい.船長も「イカでも何でも適当にやってちょうだい」と言っていた.堂々と色々実験できる.通常は変な仕掛けを出したりすると,船長に怒られたり,周囲から白い目で見られるのだが.まずは正統的なエビ餌テンヤでドンコが釣れた.エゾイソアイナメ.リリースする人がいるかもしれないが,私は迷わずキープ.最初の実験.昨日ゲットしたイワシをテンヤに付けてみる.いきなり魚信あり.釣れたのはムシガレイ.マコガレイはタラコのおちょぼ口だが,ムシガレイはヒラメに似たワイルドな口である.10cmと普通のイワシより食べごろサイズだったのが良かったのだろう.残り1つのちびイワシを投入するとまた魚信.今度はまともな引きである.まあまのサイズのアイナメだった.過信して抜きあげようとすると,ブチ!ラインが切れた.「私とは縁がなかったのね.さようなら.」テンヤを咥えたまま去っていった.それなら餌のイワシを釣ろうと,ジグサビキを投入.底の魚とイワシが同時に狙える!巻き上げてくると,イワシではなく10cmほどのイカが付いていた.結局ジグサビキの釣果はこれだけ.本格的にイカを狙ってみるかと,プラヅノのイカ仕掛けを出したがこちらも不発.結局もとのエビテンヤに戻るがこちらも反応なしで終了.本日は周囲では,30-40cmのタラ,カサゴ,ソイなどが釣れていた.釣果的には今一だが,波も穏やかで,寒くもなく,お気楽な釣りができ楽しかった.

4月1日
(船の状況)
食品の放射性セシウムの基準が50ベクレルと厳しくなった.このため茨城県内の魚で,この値を超える可能性のある魚種に関しては,調査をして,場合によっては自粛する.茨城県内では,しばらく様子見の釣り船が多い.ただヤリイカなどもともとレベルの低い魚種を狙った釣り船は出ているようだ.個人的には,50でも100でも大人が食べる分には問題ないと思っているので,早く釣りをしたい.またマダイもレベルが低いようなので,マダイの状況が良くなれば一つテンヤは出るようだ.

3月18日
今週も釣行なし.どうして週末になると天候が悪くなるのだろうか.
塩麹の自作は三巡目となった.塩麹と魚の相性は抜群である.いつでも大量の魚を処理できる準備はできているのだが...

3月11日
あれから1年.いろいろありました.あっという間の気もするし,長かった気もします.茨城県内では今まで通りの釣りができる場所も増えました.初心の「海に行けて,釣りができたら最高だ!」の気持ちを忘れず,これからも釣行を続けたいと思います.

3月4日,日立港,晴れ,6:00-6:40,稚アユ2,シラウオ1
陸からの釣果がないままにいつの間にか3月.こうなったら頼みの綱は,稚アユしかない.とにかく寒いので,短期集中で何とか釣果をゲットしたい.第五埠頭でハイパーパニックの仕掛けを投入し,ゆっくりと誘いをかける.そして10分.プルッと魚信がある.稚アユだ.本当に小さな釣果だがとても嬉しい.その後稚アユよりはひょろ長く透明な魚がかかる.シラウオだ.そしてもう一つ稚アユを追加したところで,寒さに耐えられず退散.
那珂湊でも稚アユが釣れている.また日立港内でイワシが,釣れているようだ.また新しい季節がやってきた.そんな感じがする.

2月26日
(那珂湊)魚市場に行った.夕方の時間帯だと客も減って,店じまいのサービス価格で購入できたりする.ただ遅すぎると物がなくなってしまうので注意が必要だ.この時期干物が色々あって楽しい.個人的にはサバのミリン干が好きである.子供はフグの干物を喜んで食べている.サメのミリン干も意外と美味である.干し芋も含めて,茨城の冬は干物系にとても適した気候で,今がまさに旬である.自然の恵みに感謝.

2月19日,大津漁港,晴れ,12:00-13:30,ボーズ
2週間前に買ったイソメが,野菜室でまだ生きていた.といっても本当に虫の息である.これを持って釣りに出る.車を近くに付けられる場所がいいな.という安易な理由で,久しぶりに大津港に行った.釣り人はまばら.というか視界に入る範囲で一人だけ.投げ竿を広範囲に3本出す.NHKののど自慢を聞きながら,魚信を待つ.釣果は,ウミウシとヒトデだけ.ウミウシは肉厚でジューシーだったがリリース.この時期は,魚を求めるのではなく,海を見に行き,心のリラックスを求める...ということにしておこう.その後北上して小名浜まで行き,ららみゅうで海産物を買って帰宅した.

2月12日
(茨城のめのう)常陸火打ちといって,茨城産のメノウが火打石の原料としてブランドだったことを最近知った.ちなみに火打ちは,メノウやチャートなどの硬質の岩石と火打ち釜と呼ばれる鋼鉄を打ち付けて,鋼鉄の火花を利用する.暗闇でメノウどうしを打ち付けると,わずかに閃光が出るが,これは石英結晶のピエゾ効果によるものらしい.今でも簡単に川原でメノウが採集できるらしい.行かなくちゃ!今は便利な時代で,ネットで検索するとたいがいの情報は得られる.場所は常陸大宮近くの玉川である.早速スコップを持って川原に下りる.冬の時期は草が枯れていて川原に出やすい.川原の石を眺めると,半透明なガラスの破片のような石がすぐに見つかる.30分ほどで,色々採集できた.茶色のもの,透明なもの,珪化木らしいものなど.釣果の乏しいこの時期,川原で石拾いなんていかがでしょうか.









2月5日,北茨城沖,晴れ,7:30-12:30,沖メバル20くらい,サバ2,イワシ1,ちびソイ1
年が明けてまだ釣果が出ない.満を持しての船釣りである.同行はYさん.おもり50号と聞いていたので,浅場中心で黒メバルを狙うものとてっきり思っていた.しかし船長「今日は水深70mのところに行くので,おもりは80号」とのこと.だったら電動リールを持ってきたのに.やはり前日にしっかりと船長の狙いを確認するのが重要だ.いつも大小2つのリールを持ってきているのだが,小さいリールではラインがあっぷあっぷだった.そんなこんなでスタートから出遅れる.餌は小女子とオキアミを支給された.本日は沖メバルがそれなりに釣れた.型もまあまあである.時々ビックサイズの沖メバルも釣れた.イソメも用意したのだがほとんど出番がなかった.本当は仕掛けの一番下をカレイ仕掛けにしてナメタなんかが釣れないかなと考えていたのだが,水深も深く,お祭りも頻発したので変な仕掛けは出せなかった.そして本日の目玉は,イルカの群れである.300mくらいの範囲を数百頭のイルカが群れを成している.船の数メートル先を泳ぐイルカもいる.結局持ち帰りは沖メバルのみ.他の魚はリリース(イワシは餌)久しぶりにクーラーボックスが重くなった.

1月27,28日
釣行しませんでした.
外に出ると風が強い,冷たい.一気に竿を出す元気がなくなり,偵察だけになった.まずは久慈漁港,赤灯台周辺に6人ほど竿を出している.カレイ狙いだろうか.続いて日立港なぎさ公園.たくさん車が停まっている.釣り座は満員状態.カレイがぽつぽつあがっていたようだ.ここで「久慈浜だっぺ」のyamaさんと遭遇.yamaさんも偵察にきたとのこと.自宅から徒歩で釣り場まで来られるのはうらやましい.そういう自分も釣り場までは車で10分である.この厳しい時期は,近場の人より,遠方の人の方が気合が入っているのかもしれない.その後川尻漁港にも行ってみたが釣り人は1人だけ.近くまで歩いていく元気もなく,遠くからちょっと眺めて偵察終了.そろそろ何か釣らないとなあ.

1月20,21日
釣行しませんでした.釣果なしで,1月が終わってしまう.
(塩麹)今年の冬は塩麹にはまっている.二度自分で作った.麹,塩,水を混ぜて,毎日1回かき混ぜながら,1週間おくだけでできる.塩麹の出来上がりの分量を増やしたい場合,麹の三分の一程度のご飯を混ぜても良い.塩麹は,魚の切り身に乗せて焼いても,イカや豚肉と混ぜで炒めても,漬物に混ぜても良し.先日は鶏挽肉と塩麹で鶏そぼろを作った.最後に胡椒をちょっと入れたので味が締まったと思う.

1月14,15日
釣行しませんでした.
(常陸太田)先日常陸太田の西山荘に行った.水戸黄門のTV放送が終了したが,各シリーズで開始と終了は西山荘だった気がする.森があり,池があり,水鳥が休んでいる.お日様が出て,風がなければ,冬の西山荘も良いと思った.西山荘を見た後,常陸太田の街中を車で回った.常陸太田市は,私が生まれて幼稚園の夏まで過ごした場所でもある.市街地は昭和(明治も)が残っている.タイムスリップしたようなレトロないい感じである.旧市街は細長い丘の上にあり,一方通行も多いので注意が必要である.常陸太田の名物としては,ちまき,そば,酒,醤油,味噌などがある.

1月7日,会瀬漁港,晴れ,18:30-20:30,ボーズ
本日は風もなく,海も凪.メバルにチャレンジしてみよう.アオイソメも残っている.メバル狙いの竿を2本と,投げ竿を1本出した.重装備で出かけたので体は寒くない.しかし足元,指先が凍える.たまに仕掛けをチェックすると餌が減っているので何か生き物はいるようだ(フグ?)結局2時間粘ったが,ボーズ.投げ竿も根掛りのみ.メバルをルアーでも狙ってみるつもりだったが,寒さで仕掛けを用意する気力がなかった.
(干し物)久しぶりに那珂湊に行った.漁港は改修工事のためか,釣り人はゼロ.魚市場は多くの人で賑わっていた.魚種も豊富である.ヒラメ,マトウダイ,マダイ,ハナダイ,ヤリイカ,フグ,タコ等等,この時期船で狙えるものもほとんどそろっている.船に乗るお金で買い物をしたら,どれだけのものが買えるだろう?いやいや,釣りはプライスレス,お金に換算してはいけないのだ.目に留まったのはさまざまな干物である.サンマ,アジ,サバといった正統派からサメなど変り者の干物もある.試食もできる.サメの干物(みりん干し風)が思ったより美味だったので買ってきた.気温が低く乾燥するこの時期は,干し物の最盛期である.干し芋も含めて干し物を楽しめる時期だと思う.個人的には食欲の秋よりも,食欲の冬かなという気もする.
干物は


明けましておめでとうございます.今年も「ゆるく」釣りを続けて行こうと思います.

1月3日,会瀬漁港,晴れ,15:30-16:30,ボーズ
正月とは思えない穏やかな天候である.アオイソメを買って会瀬へ出かけた.予定では,まずアイナメなど根魚を釣って,暗くなったらメバルを狙うつもりだった.
(本日はカードゲーム風に)最初の持ち点は2000ポイントでゲームスタート.釣り場に着くとうねりが大きくいつもの場所に入れず500ポイントのダウン.気を取り直してカレイ狙いで船道に仕掛けを投入する.昔は砂地だったはずが,底はヌルヌルのトロロ昆布のような海草びっしりで500ポイントのダウン.根掛り覚悟で磯場に仕掛けを投入するもやっぱり根掛で500ポイントのダウン.もう一度磯場に投げてまたもや根掛で500ポイントのダウン.ライフポイントゼロでゲームセット.何か魚が釣れていれば,ライフポイントが回復したのだが.ドンコ,子カレイで500ポイント,メバルで1000ポイントくらいかな.