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日曜日, 1月 06, 2013

2013年の釣果

12月23日
3連休,風もなく穏やかな天候だったが,海は荒れ気味だった.午後日立港第五埠頭に偵察に行った.サビキ釣りの人が,4,5人.サッパが少し釣れていた.さすがにアジ,イワシも終わりなのだろうか.
現在ホームページのカウンタが997000を超えて,もうすぐ100万アクセスになろうとしています.これは,1996年にHPを開設した以降の通算です.内容の薄い,釣りに役立たないHPにかかわらず,週に平均約1000件のアクセスがありました.飽きっぽい自分としては,よく続いていると思います.今年は,個人的に色々なことがあり,釣行回数が減ってしまいました.これからどんどん寒くなり,釣行がためらわれる時期に突入します.今までのような毎週釣行は厳しくなるかもしれませんが,忘れられないようできる限り更新していきたいと思っています.

12月8日,大津漁港,晴れ,10:00-11:00,サッパ5,ウルメイワシ1
早朝会瀬漁港に行こうと思ったら,風が強いので取りやめた.その後偵察をかねて北茨城方面へ出かけた.大津漁港内では,投げ釣りでメゴチ,シャコなどが釣れていた.サビキでは,豆アジ,イワシ,サバ,サッパなどが釣れていた.せっかくだから自分も釣っていこうと思ったがコマセを持っていない.私は冷凍コマセを,小分けして必要なときだけ使っている.だから偵察の場合には,冷凍コマセはベトベトになってしまうので,持ち歩かない.そこで初めて粉末コマセを買って使ってみた.粉末コマセが使えるのなら,偵察に常備することも可能だ.大津漁港内で,サビキ釣りの人たちの多くは,ウキは使わず,長めの竿で,コマセカゴに直結して釣りをしている.コマセカゴが,底の人もいる.水深は深くタナは底のようだ.粉末コマセを使った釣果は,サッパとイワシ.とりあえず使えることは分かった.でもそろそろサビキ釣りもお終いだろうなあ.

11月30日,会瀬漁港,晴れ,6:10-7:10,アジ4
アジ,イワシがまだ日立周辺でも釣れている.第5埠頭でも釣れているのだが,釣り座が限定されている.釣果よりものんびりと竿を出したい.朝マヅメに会瀬に出かけた.目標到着時間は明るくなるちょっと前だったのだが,港に着くと空はすでに明るくなっていた.車がかなり停まっている.サーフからルアーでヒラメを狙っているようだ.ヒラメにちょっと心を動かされるが,確実なアジの方を選択した.ウキサビキの仕掛けを投入したが反応が無い.暇なのでジグサビキも投げる.すると豆アジが釣れた.ジグサビキに気を取られているうちに,ウキが沈んでいる.巻き上げるとかなり重い.慎重に巻き上げると,22cm(堤防からのサイズとしては結構良型である)のアジが3つ,仕掛けが絡まり団子になって釣れた.仕掛けをほどくのにしばらく時間を要した.再投入したがその後は反応無し.その後周辺の鳥がどんどん集まり,巨大な鳥山が出現した.会瀬赤灯から南に300mほど.遠投しても届かない.朝飯前の釣りなので,この時間帯なら平日の仕事前にも釣りができると思ったが,やはりしんどい.

11月24日,日立沖,晴れ,6:00-13:00,ヒラメ(54cm)1,マダイ1,ショウサイフグ5,カサゴ1,ベラ2,その他チビダイ
出船は5時半過ぎ.まだ暗い中船は進む.彗星が見えるかなと期待したが見えなかった.陸地からの冷気とまだ暖かい海水がぶつかり,湯気が出て幻想的な感じである.一つテンヤでマダイを狙う.最初のゲストはショウサイフグ.本命のはずのマダイの反応は...ない.マダイは20cm台が1つだけ釣れた.しかしこの日は多彩なゲストが船上を賑わせた.船内でサメが何本もあがった.途中からマダイに見切りをつけ,ショウサイフグ本命に切り替えた.胴付きの針を追加し,イソメや海老などを付けた.胴付きの針には,チビダイやベラなども食ってきた.そして11時前,強い魚信と重い引き.船長も寄ってきて「サメじゃないといいなあ」などと言っている.不安とともに,浮上したのは平べったいやつ.54cmのヒラメ,最高の外道である.クーラーボックスは,鯛(ちょっと寂しい)や平目が舞い踊る状態になった.ショウサイフグを扱っているとき悲劇は訪れた.フグに親指の付け根を噛まれた.それも深く噛み付いている.そして離さない.しばらくしてやっとフグは外れた.船上で色々な痛みを体験してきたが,最大の痛みだった.

11月9日,会瀬漁港,晴れ,5:30-6:30,アジ14,サバ5,ウルメイワシ3
静かに季節は流れていき,いつの間にか11月である.そろそろ堤防からのウキ釣りも終盤だろうか.針にはイソメをちぎって付け,ウキ仕掛けを投げる.時刻は5時半.周囲はわずかに明るくなっているが,ウキが見えない.電気ウキも持ってきたのだが電池が見当たらない.そんなわけで手の感触で魚信を探る.しばらくするとプルと小さな反応がある.巻き上げるとチビアジだった.アジが生暖かい.水温がまだ高いようだ.そのうち明るくなって,ウキも見えるようになった.チビアジを中心に,20cmほどのサバ,10cmのミニウルメイワシも釣れた.風が強くなり,体感気温が下がったので竿じまいとした.7時開店の喫茶店で暖を取ろうとしたが,10分過ぎても開店の気配がない.悲しく帰途についた.釣った魚は,南蛮漬けとなった.

11月3日,河原子海岸と漁港,曇り,15:00-16:30,ハゼ2
日立市の海岸通を走っていると砂浜から竿を出している人を見かける.イシモチ釣りだろう.ということで,アオイソメを持ち河原子海岸に出かけた.砂浜から海へ向け仕掛けを投げる.1本の竿は手持ちで,もう1本は三脚に立ててと思っていたら,三脚の脚が折れた.10年以上使っていたものなので経年劣化だろう.何とか三脚の2本足と竿とでバランスを持たせ立たせようとしていたら,もう一つの足も折れた.結局1本の竿をもち竿で使うことに.餌は無くなる(フグ,カニ?) ,時々魚信はあるのだが何も釣れなかった.ボーズでは寂しいので,河原子漁港に移動し,ハゼ調査.30分でまあまあの型の真ハゼが2つ釣れた.
(徒然草のみかん)徒然草では,みかんの話と味噌を肴に酒を飲む話が好きである.昔から「当時のみかんはそんなに旨いものだったのだろうか」という疑問があった.調べると「ふくれみかん」が,当時のみかんに近いものらしい.笠間稲荷に行ったら鉢植えのふくれみかんを売っていた.どうしても欲しくなり購入した.小さくて可愛いみかんである.味は,酸っぱくて,ほんのり甘い.甘いもののない当時としては,貴重なものだったのだろう.

10月20日
先週釣ったマダイを解凍して食べた.煮たり焼いたりは,全く問題がない.しかし刺身は,身が水っぽくグニャグニャだった.味は良いのだが,マダイではない別の刺身と考えて食べた方が良い.シャブシャブとかはOKかもしれない.
(温泉卵) 好きな時に好きなだけ温泉卵を食べるのが夢だった.大きめのアルコール(赤)温度計を購入した.鍋に卵と水を入れ,弱火で加熱する.70度になったら火を止め,10-15分ほどおく.再び70度まで弱火で加熱する.これを繰り返し30分ほど65-70度の範囲で保温すれば出来上がり.

10月14日,日立沖,晴れ,6:00-13:00,マダイ12
一つテンヤでマダイを狙う.場所は日立駅周辺の沖合い水深30mほどのところ.まずはお決まりの沈黙の時間.周りがポツリポツリ釣れ始め不安が募る.最初の釣果はトラギスのようなハゼ?前日福引で赤玉を出し商品券をゲットした.これで今年の運を使い果たしたかもと考える.そしてそして待望のマダイヒット.タモいらずの抜き上げサイズである.その後入れ食いタイムがやってきた.抜き上げサイズのマダイが4連続ヒット.結局本日は20-30cmの抜き上げサイズのマダイが12枚釣れた.20cm以下を3つほどリリース.久々の大漁旗である.周囲ではヒラメ,ウマヅラハギ,アイナメなども釣れていた.大物は厳しいかもしれないが,ボーズは少ないと思うので,マダイ釣りデビューしたい方には格好の時期だと思う.

10月13日,会瀬漁港,晴れ,5:30-7:00,アジ20,サッパ5
実に1ヶ月ぶりの海の上の竿出しである.仕掛けはコマセを使った浮きサビキ.針にアオイソメを付けた.風が強く仕掛けが飛ばない.仕掛けがちょっと先にポチャンと落ちる.これではアジは厳しいなと思っていたが,今日は海の神様のサービスか,豆アジが釣れてくれた.サッパも混じった.久しぶりの海だとグーフーも懐かしい.浮きでは遠方に届かないので,ジグサビキも投げてみた.こちらも豆アジが少し釣れた.7時を過ぎ,豆アジの群れが過ぎ,フグだけになったので終了した.

10月5日,久慈川河口,曇り,15:00-16:00,ハゼ4
先月は港の釣り始まって以来の少ない釣行となった.川に2度,海は無し.今月は気合を入れて...と行きたいところだが,天候も悪く,雑用も多い.土曜午後,雨の合間を縫って久慈川に出かけた.イソメを300円分買った.ハゼ釣りは1時間にイソメを3本ほどしか使わないので本当はイソメを本数単位で買いたいところだ.マダイやヒラメの釣りをハイリスクハイリターンの釣りだとすれば,ハゼ釣りは究極のローリスクローリターンかもしれない. 雨の合間かつ満潮時ということで,川は濁って増水している.今回は,とにかく一つでも釣れれば良しとしよう.開始後3分,プルプルと小さな魚信.小ぶりだがハゼだ.結局1時間で4匹という寂しい釣果だが,久しぶりの釣行なのでOKとしよう.来週は海に出たいし,もうちょっと大きいのが釣りたいなあ.

9月21日,久慈川河口,晴れ,9:30-10:30,ハゼ20
台風の後も久慈川のハゼは釣れている.子供に「お父さん,凄いね!」と言われるチャンスかもしれない.入れ食いまではいかないが,コンスタントにハゼが釣れる.型がまだ小さいので,小さめの針で,餌も小さく付けるのが良いと思う.気持ちの良い魚信,きれいな魚体.釣りの原点はやはりハゼ釣りかもしれない.

9月16日
(鍾乳洞) 今週も釣行無し.化石によって,その土地が,過去にどのような状態にあったかを知ることができる.中学で勉強した.例えば珊瑚の化石が出ればその場所が昔,浅く暖かい海だったことが判る.しかしそうとも限らないということをTV番組ではじめて知った.プレートテクトニクスによれば,太平洋の海底はゆっくりと日本側に押し寄せてきている.大昔に南太平洋にあった珊瑚礁が,ゆっくりと動いてきて日本にぶつかり,石灰質の地層ができ,ここに鍾乳洞ができたそうだ.日本の多くの鍾乳洞はこのような過程でできたものだという.つまりここから珊瑚の化石が出ても「ここが昔暖かい海だった」ということにはならず,珊瑚の化石は遠い南の島から流れてやって来たものだということだ.このように,動いてきた海底の上部にあった島などが,大陸にぶつかり取り残された塊を付加体というそうだ.ロマンを感じる話だと思う.

9月8日
(徒然草) 今週の釣行は無し.2週前,大物?をもう少しのところでばらしたのをまだ引きずっている.ヒットしたときに大物と分かったので,慎重に慎重に巻き上げてきた.でももうすぐ魚体が見えるという段階で「魚もだいぶ弱ってきたようだし,何とか釣り上げられそうかな」と思ってしまった.油断してちょっとだけ強引になった.プツンと来たのはそんな瞬間だった.こんな話どこかにあったなあ,と思い出したのが高校の古典で勉強した徒然草である.百九段,木登りの師匠と弟子の話である.弟子が高い木に登った時,高いところでは何も言わず,降りてもうちょっとで地面に着くところで,気をつけるように注意をする.危険なところでは事故は起きにくく,安心するような局面で逆に事故は起きやすい.同様のことは中国の古典易経にも「君子安而不忘危」とある.人は何千年も同じようなことをしては後悔を繰り返しているのだろうか.

9月1日,久慈川河口,晴れ,9:00-11:30,ハゼ22,セイゴ1
外海が荒れそう(実際にはそれほど荒れなかったようだが)なときには,川がある.久しぶりにイソメを買ってハゼ釣りに出かけた.場所は久慈川の日立側国道の橋のちょっと上流.川の水音,背後からは葦を風が抜ける音.日差しはまだ強いが心地よい.海もいいけど川もいいなあ.かすかにバーベキューの匂いが漂ってくる.本日は久々にハゼがいい感じで釣れた.仕掛けを投げ,反応が無ければ少し前にゆっくり引いていく.魚信があれば,うまく合わせる.大きくはないが,コンスタントに釣れた.今年は久慈川のハゼは良さそうだ.私が20以上釣れているのだから,上手い人は100超えも十分可能だろう.外道にフグと15cmのセイゴがかかった.

8月25日,北茨城沖,曇り,6:00-13:00,ヒラメ1,マダイ2,ベラ1
8月ももうすぐ終わる.この時期になると何となくそわそわしてしまう.夏休みの宿題も,夏の思いでも,自由研究も必要ないのだけれど.8月たぶん最後の釣行は北茨城沖.一つテンヤ.乗客は6名で,周りに迷惑をかけず何でもできる条件だ.まずはナブラ発見.みんなでジグなどを投げ込むがヒットなし.本日のナブラはこの一回きりだった.続いて一つテンヤ開始.周囲で20cm台のマダイがポツリポツリと釣れる.私の竿には反応無し.ようやくベラが釣れる.世界中で桶の中のベラと私の二人っきりのような,きまづい時間が続く.そしてようやくまともな魚信があり,20cm台のマダイが釣れる.人によっては30cm以下はマダイと認めない人がいるかもしてないが,私の認識では20cm台は,とりあえずマダイである.そして運命の時.魚信があり,合わせると,強い引きがある.ドラグが鳴り,魚が激しい抵抗を示す.かなりの大物であることは,私も周囲もすぐにわかる.周りも暇なので私の周りに人が集まってくる.「赤か?青か?サメか?」などと言いながら,巻いてはドラグが出てを繰り返し,徐々に魚との距離が詰まっていく.もう少しで魚体が見えるというところで「プッツン」ラインが切られてしまった.「結局あなたとは縁がなかったのね.さようなら.」私は主役にはなれない男なのだと思う.傷心を癒すのにちょっと時間がかかった.傷心を癒すかのように,魚信があった.前の反応に比べれば数分の一だがそれでも結構な引きだ.慎重に巻き上げ,上がってきたのはジャスト50cmのヒラメだった.結局本日の釣果は,ヒラメと20cm台のマダイが2つに,ベラだった.私の力量からすると良い方だろう.でもやっぱり未練があり,リベンジしたいなあ.

8月18日,大津港,晴れ,17:30-18:30,チビ鯛1
久々に大津港を偵察する.復旧工事が進んでいて,今まで車で入れた場所が,入れなかったりするの注意が必要だ.冷凍庫周辺に釣り人があるが,低調なようだ.サビキでチビ鯛がポツリポツリ釣れている程度だ.偵察ということで,コマセも用意していないので,ジグサビキを投げ,また足元に落とし誘ってみる.また青物を期待して,ミニジェット天秤+弓角を投げてみる.ジグサビキを足元に落としたらチビ鯛がかかった.3年後の再開を,堅く堅く約束してリリース.

8月10日,久慈漁港,晴れ,16:00-17:00,小魚1
久慈漁港南側を偵察.釣れている気配がない.時々チビ鯛が釣れている程度.暗くなったらアジでも回ってくるかと,ジグサビキをやる.投げても投げても反応なし.足元に落としたら,カサゴのようなカジカのような小魚が食いついた.昔だったら未知の魚はキープして図鑑で調べるところだが,リリース.手ぶらで帰途に着いた.

8月3日,会瀬漁港,晴れ,5:00-7:00,アジ2
海のシーズンなので,先週に引き続き近いところで釣りをする.ウキサビキの仕掛けを出しながら,ルアーも投げる.沈黙の時間が続く.あきらめかけた頃,ウキが深く沈んだ.アジ20cm弱.まあまあの型である.その後もう一つ追加して終了した.アジに関して言えば,やはり明るくなってしまうとダメなようだ.かといって,アジのために3時台に起きる元気もない.夜は家でゆっくりしていたい.やはり気合がないと満足いく釣果は望めないようだ.

7月28日,会瀬漁港,晴れ,5:00-7:00,イワシおよびサバ13
変な天気が続いている.雨の合間を縫って釣行した.とりあえず狙いはサビキ釣りでアジ.先客は3人ほど.ルアーを投げているが反応はないようだ.さっそくウキ仕掛けを投入する.同時にスキップバーニーを投げてみる.しばらくしてウキが沈んだ.しかしあの鋭い沈み方と違う.巻き上げると,イワシが3つ付いていた.よくみるとウルメイワシだった.その後もポツリポツリと釣れ続けた.ウルメイワシがほぼ半分,あとはカタクチイワシとサバが混じった.目当てのアジは釣れなかった.スキップバーニーにも反応無し.
(魚の処理) 前回釣った鯛は,1尾だけだったので,丁寧にワタを取り,チルドに一日寝かして,塩焼きにして食べた.今迄で一番美味な塩焼きだった.これまでは当日食べるか,寝かせて刺身にするか,冷凍庫に直行の選択肢しかなかった.塩焼きでも,丁寧に処理をして寝かせてから食べた方が良いようだ.
  
7月21日,北茨城沖,曇りのち晴れ,6:00-12:30,マダイ1,カサゴ1,ショウサイフグ1,アイナメ1
一つテンヤでマダイを狙うも,このところ良い情報がない.「まあ,何かは釣れるだろう」 と,謙虚な気持ちでスタートする.早い時間帯に,ギリギリキープサイズ(20cmほど)のマダイが釣れる.仕掛けはとんてんかんてん,金づちで打って自作した金テンヤ8号.その後1時間ほどしてカサゴが釣れる.その後沈黙の時間が続く.ジャミと呼ばれる小鯛,ベラ,フグはいるようで,小さな魚信はあって餌は無くなるのだが,針掛りしない.終了前30分を切って船内が少し活気づいた.私も良型フグとアイナメ(約40cm)を釣って終了した.本日は船内でもキロオーバーのマダイは釣れなかった.20cm前後の,スーパーで3枚400円位で売られているようなやつしか釣れなかったようだ.船長によると水温も徐々に上がっており今後に期待とのこと.その言葉,信じたい.
(日焼け止め) 肌が気になるお年頃ではないのだが,日焼けで肌が赤くなってヒリヒリするのが嫌だ.6-9月は,日焼け止めクリームを塗るようにしている.本日も顔,耳,手の甲などしっかり塗ったつもりだったが,親指の下から腕時計にかけての部分を塗り忘れていた.この部分だけ真っ赤になった.耳なし芳一を思い出した.

7月13日,会瀬漁港,晴れ,15:30-17:00,アジ4
午前中は偵察.久慈浜では海水浴客で賑わっている.久慈漁港では5cmほどのチビ鯛が釣れていた.第5埠頭ではアジ,イワシ狙いの人がいたが釣れていない様子だった.
本日は会瀬でアジを狙うことにした.まずは,ミノーを投げて,青物を狙ってみる.7月に青物(ワカシ)が釣れた実績はあるのだが,今回は何の反応もなし.続いてアジを狙う.ウキ釣り,ジグサビキ,ワームでのアジングを比べるとリーチが長いのがジグサビキである.まずはジグサビキにトライ.仕掛けは,シーバス用のロッド,0.6号の一つテンヤ用のリール,赤+緑の5本針のサビキ,フックなしのメタルジグである.道具にこだわりのある人なら一つテンヤ用のリールを転用(流用)などはしないと思うのだが,私は全く気にならない.投げては,巻いてを繰り返す.30分ほどして,「釣れないのでコマセを使ったウキ釣りに切り替えよう」と思った頃,ガツンと来た.ジリリとドラグがちょっとだけ出る.魚が何とか根に潜ろうとするのが感じられる.慎重に巻き上げると,20cmクラスのアジが2つ付いていた.その後アジを二つ追加した.その後ウキ釣りに切り替えたが何の反応もなし.そのうちお腹がゴロゴロしてちょっと痛みが.赤信号というか黄信号である.釣りを切り上げ帰途についた.

7月7日
釣行なし.
梅雨が明け本格的な夏が始まった.いつものごとく釣り人受難の時期である.海水浴場となる場所は,駐車場が有料となる.落ち着いて釣りをするには,早朝か夜しかない.今年は夜釣りでアジを究めたい気もする.浮釣りでもいいし,アジングも面白そうだ.
(沖メバル) 沖メバルは,スーパーなどで結構いい値段がついている.小さくても一尾500円,800円ぐらいのものもある.なかなか安値が付かない.一方マダイでもちょっと小さいと,二束三文の扱いとなる.魚の値段は,旨さとどの程度対応しているのだろうか?中学生の時,需要・供給曲線というものを習った.需要と供給のバランスから,モノの値段が決まる.沖メバルに関して言うと,値段はちょっと過大評価されている気がする.見た目の美しさと,煮ても焼いてもばっちりというイメージが優先するのだろうか.でももし沖メバルを500円で買ってくれる人がいて,20尾釣れれば船代の元が取れる計算になる.しかし,遊漁と漁業の法律の問題などで難しいのだろうと思う.

6月30日,日立沖,晴れ,6:00-12:30,沖メバル14
1年以上使っていなかった電動リールのメンテもかねて,メバル五目の船に乗った.船は港から一直線に沖に向かう.空は曇り,多少霧がかかっていて,この世界に自分たちの船しか存在しないような不思議な気分になる.仕掛けは6本針,錘60号.餌は船で支給されたサバの切り身.水深は50-60m.メバルの群れは多いようなのだが,腹の中がオキアミで一杯で,食欲がなく活性が悪い. 船内では他にマダラがあがっていた.まあまあの型が14釣れた.トップの人とは倍くらい差があるが,自宅で裁く手間とかを考えたら,10から20くらいがちょうどいい.釣果を伸ばすには,たまに訪れるフィーバータイムでしっかり数多くの魚を針掛りさせることだろう.私は前日に作った飾り無しの仕掛けを使ったが,蛍光とキラキラの付いた仕掛けの方が釣果が伸びるようだ.途中からは一番下の針にイワシを付けたが,2度頭だけ残して食い逃げされた.マダラだろうか.

6月23日,会瀬漁港,晴れ,16:30-18:30,イワシ9,アジ2
毎年会瀬でアジを釣っているのだが,今年も釣れるだろうか?浮きサビキを投入する.しかし反応がない.ルアーを投げたり,パニック仕掛けなども投入するが反応がなく,1時間が過ぎる.そしてウキがピコピコ動いて沈んだ.この反応は,フグかあいつだ.予想通りまあまあの型のイワシが5匹繋がってあがった.そしてまた時間が過ぎる.ウキがスッと消えた.あがったのは20cmほどのアジだった.毎年のことながら初物は嬉しい.その後イワシが4連で釣れ,さらにアジと5cmほどのマイクロ鯛,そして他人の根掛りした仕掛け(ウキやコマセカゴなど)が釣れた.アジは,骨も塩胡椒をして小麦粉を付けて骨せんべいにした.美味だった.

6月15日,久慈漁港,晴れ,10:30-11:30,サバ2
時間があまりなかったので偵察を兼ねた竿出し.まず第5埠頭に行くが,測量作業を行っていて竿出しできなかった.第5埠頭の改修作業は着々と進んでいるようだ.でも昔の釣り人にも優しい小さな港という雰囲気は無くなった気がする.第5埠頭の奥が材木置き場で,自由に入れたのはいつだったか.昔は新堤防も先まで行けたのに.釣りのできる場所は徐々に減っている.そんな感慨は置いておいて,久慈漁港に移動した.サビキでサバが釣れているので,参戦する.コマセを持参しなかったので,コマセ無しで勝負だ.サバは10cmほどのが2つ釣れた.フグも2つ釣れた.コマセの人は3分に1匹,私はコマセなしで30分に1匹ペースだった.でも釣れただけ嬉しい.この時期は,とにかく海に行って何か釣れただけでよしとしよう.

6月9日,日立沖,晴れ,6:00-12:30,カサゴ1,アイナメ1
本日は一つテンヤ.風もなく海も穏やか,クルージングを楽しむのには最適な日である.しかし,釣果は厳しかった.私だけではなく船内全体で厳しかった.目標のマダイは姿を見せず.他船も同様のようで,無線を通して船長のボヤキしか聞こえてこない.どこへ行っても状況は同じ.海が澄みすぎている,底潮が冷たい,底にオキアミが入っている,というような感じだった.魚探で魚の反応はあるのだが活性が低く食いつかない.確かに最初に釣ったカサゴはげっぷとともに大量のオキアミを吐きだした.船長曰く,台風が来て潮がかき回されれば状況がよくなるのでは,とのこと.期待しよう.
(冷凍した魚の食べ方) 丸ごと冷凍してあった魚を,解凍し,開いて,麺つゆに30分ほど漬け,焼いて食べた.簡単だが美味しい.

6月1日,久慈川河口,曇り,15:30-17:30,ボーズ
青イソメを用意して久慈川河口でイシモチでも狙ってみようかと思った.日立港第5埠頭および久慈川河口方面はしばらくご無沙汰だった. 第5埠頭は改修工事の真っ最中で,様相がかなり変わってしまった.竿出しできる場所もどんどん少なくなっている.久慈川河口の方は,川沿いに車を止められなくはなったが,(第5埠頭内に駐車スペースがある)竿出しできる場所は前と変わらないようだ.釣り人は超まばら.好きな場所を選び2本竿を出した.ところが,海藻や枯葉などのゴミが大量に流れていて,仕掛けは毎度ゴミだらけになって戻ってくる.フグの反応もなし.暇なので稚アユの竿も出してみる.一度だけ10cmほどの小魚が食いついたが,引き上げるときにピョンと飛んで行った.イワシ?サッパ?ボラ?結局本日の生体反応はこれだけ.風も強く体感気温が下がったので早めに終了した.

5月26日,会瀬漁港,晴れ,6:45-7:00,ボーズ
稚アユを求めて会瀬港へ.仕掛け揺らすが何の反応もなし.粘っても釣れる予感が全くなかったので,15分で終了.もう稚アユも終わりかな.会瀬南の突堤では,イシモチ狙いの人が結構出ていた. さて6月になったら何を釣ろう?

5月19日,日立沖,曇りときどき晴れ,5:00-12:00,フグ3,アイナメ1
本日はジギングと一つテンヤのリレー.まずは鳥山を発見して,ジギング.ジグを落としては巻き,落としては巻く.しかし魚の活性が悪いのか船内ノーヒット.ちなみに日立周辺の高台から望遠鏡で海を眺めると,時々鳥山を見つけることができる.青物を諦め一つテンヤ開始.しかしこちらも低調だった.マダイは同行のNさんを含め船内で2,3枚だろうか.あとは,フグ,カサゴ,アイナメ,メバルなどが船内でポツリポツリと釣れた.帰港の再,日立港のちょっと先で鳥山が出現した.道具をしまっていたのだが,ジギング最後のトライをした.ワラサはいらないと思いながらも,ルアーを巻き続ける.2人に1本程度ワラサが釣れて,本日の釣り終了.結局私は,ショウサイフグが三つに,アイナメが一つ.この時期の釣りとしては,こんなものか.ショウサイフグは家族にも好評である.肉はうまみがあり弾力がある.背骨だけで,肋骨や小骨も無い.塩焼きや唐揚げなどが良い.

5月12日
(水中撮影)釣りをする人なら理解してもらえると思うが,水中がどのようになっているか見てみたいという思いが昔からあった.直接潜るのは難しい,それに私はカナヅチである.ならカメラを水中に下ろして撮影をすればよい.数年前から漠然と考えていたのだが先日初めて実行に移した.ビニール製のデジカメ防水ケースを購入した.10mまでOKとある.デジカメを入れ,80号錘を着け,ヒラメ用4号PEラインの先に着けた.テスト場所は久慈漁港.人に聞かれて説明するのが面倒なので,人気の無い場所でテストを行う.動画撮影モードにしゆっくり沈めた.錘とカメラケースがしっかりと固定されていなかったので,カメラは上下左右にグルグルと回ってしまう.家に帰って映像の確認を行う.この日は曇っていて,なおかつにごりもあったので,真っ暗な映像もあったが,海底のワカメなどの撮影ができた.今後機会があれば水中で魚が餌を食いつく映像などを撮ってみたい.

5月6日,会瀬漁港,晴れ,14:30-16:30,稚アユと稚サバ30,サッパ1
釣りをしている時は,日常と違う時間が流れている気がする.釣れても釣れなくても,水面と竿先を見つめ,時々遠くの山などを眺める.ゆっくりと時が流れていく.これも釣りの醍醐味だと思う.稚アユと稚サバが30ほど釣れた.またサッパも釣れた.
(日立市南部図書館) 久慈地区に新しく図書館がオープンした.施設も開放的で使いやすい.蔵書がほとんど新品なのが嬉しい.また久慈地区らしく海関係の書籍が豊富なのも面白い.図書館によって釣りもして,というのも良いかもしれない.

4月27日,会瀬漁港,晴れ,6:00-7:00,稚アユ2
GWがスタートした.GW中は道路が混雑するし,釣り人口も急増するので,釣り場をよく考えないといけない.
今年はまだ稚アユを釣っていない.ゼロと1とは大違いなので,とにかく稚アユを一つでも釣って新年度をスタートさせたい.河口は前日の雨で濁っていると思い, 会瀬漁港へ出かけた.パニック仕掛けを上下させるが反応が無い.20分経過.やっと魚信があり,釣れた!と思ったら,針から魚がポロリ.そしてまた沈黙の時間が続く.自分にはもう二度と稚アユは釣れないのでは.そんな悲観的な考えも頭をよぎる.急に風が強くなり終了を考える.そして二度目の魚信.稚アユが付いている.慎重に抜き上げて,今季初の稚アユゲット.重さは,前に釣ったワラサの千分の一程度だが,大事な釣果一匹には変わりない.その後もう一つ稚アユを追加し終了.春の山菜でも買って一緒に天ぷらにしようかな.

4月21日,久慈漁港,曇り,15:30-16:00,ボーズ
雨がやんだので偵察を兼ねて海に出た.外海はまだ大荒れ.河口は増水しているだろう.ということで, 久慈漁港で稚アユの調査.北風が吹き2月頃の気温のようだ.30分ほど竿をしゃくったが何の反応もなし.釣れなかったので魚を購入して帰宅した.

4月14日,北茨城沖,晴れ,6:00-13:00,ワラサ(60cm)2
目覚ましが鳴る.目を覚ます.外がだいぶ明るい.「日が長くなったなあ.」 次の瞬間目覚ましのセットを1時間間違えたことに気がついた.集合5:30,出船6:00である.頭の中が真っ白になったが,慌てて家を飛び出し,高速をひた走り,集合時間にちょっと遅れて漁港に到着した.しかし上には上がいるものである.Nさんが出船時間になっても来ない.Yさんが電話をすると彼は家で寝ていた.予約を忘れていたのだろうか.
本日のメインは,スロージギングによるワラサ釣りである.ちょっと前までイカも釣れていたので,一応スッテの用意はしておいたが出番が無かった. 最初の流し,ジグが着底したかと思ったらいきなりガツンときた.強い勢いで魚が走る.今まで体験したイナダクラスとは引きが違う.10m巻き上げると,また10m走られる.ずいぶん長いやり取りでへとへとになったが,あがったのは60cm程度のワラサである.ブリと呼んでも良いかな?とりあえず家族にはブリと言った.この日は風が強くうねりもあったが船内はワラサフィーバーに沸きかえった.私は一度ばらした後,もう1本ワラサを追加した.しかしうねりにより気持ちが悪くなりしばし休憩する.
少し休憩したら元気になったが,60cmのワラサ2本で私のクーラーボックスは満杯である.持ち帰って自分で捌くことや,冷蔵庫の中身を考えてワラサは自主規制した.その後は,冷凍イワシ餌で,根魚を狙った.イワシが頭だけになったことが一度だけあったが,魚はあがらなかった.船内では他に,良型のスズキ,メバル,アイナメなどが釣れていた.ワラサは多い人で10数本あげていた.どうやって持ち帰るのか,どう処分するのか気になった.

4月6日,日立港,曇り,5:30-6:30,イワシ2
荒天が予想されるこの週末,釣行の可能性があるのは,土曜の早朝のみ.第五埠頭に今季初の稚アユ調査に出掛けた.第五埠頭は,改修が進みずいぶん綺麗な感じになった.パニック仕掛けを上下する.反応が無く時間だけが進む.30分後やっと魚信がある.良型の稚アユと思いきや,イワシだった.その後イワシをもう一つ追加して今週の釣りは終了.海に行って魚のプルプルを感じられただけでも良しとしよう.

3月31日
(寒い寒い寒い)日立港に偵察しようと考えていたのだが,国道が渋滞していて引き返してしまった.しかしなんでこんなに寒いのだろう.寒い時には温まるものを食べたい.先日TVの茨城の特集でスタミナラーメンが出ていた.久しぶりに食べた.野菜もたっぷりだし,レバーも含めて色々な栄養が取れて,旨い.考え出した人は偉いと思った.唐辛子も入っていて,冷たくなった体が少し温まった.

3月23日,会瀬漁港,曇り,18:00-19:00,ボーズ
狙いは先週と同じ.暗くなったタイミングでドンコ相手に遊ぶ.しかし,今回は予定通りに行かなかった.家を出るときはちょっと風が強い程度だったが,海に着くと強風に変わっている.さっと釣ってさっと引き上げようと思ったのだが. 今回は根掛ばかりで,魚の反応がない.思い切っていつもは竿だししないポイントに仕掛けを投入するとまた根掛り.風により体感気温も下がった.ということで戦意喪失して早々に引き上げた.
(ひたち BRT)旧日立電鉄線を利用した,バスが25日からスタートする.大甕駅からお魚センターまで10分,200円で行く.24日のオープニングセレモニーに行ってきた.お魚センター周辺にこれだけ人が集めっているのを初めて見た.プチぶらり旅が好きな人は,大甕駅からこのひたち BRTを利用してみたらどうだろう.海を見て,魚を食べて,買って帰る.電車からの釣りも良いかもしれない.なぎさ公園で竿出しして,釣れなければ買って帰ればよい.

3月16日,会瀬漁港,晴れ,18:00-19:00,ドンコ4
今年もまた春がやってきた.気温の変動より水温の変動の方が1月ほど遅いので,海の中は真冬である.この時期何が確実に釣れるか?稚アユはまだ早いので,早朝の寒い中粘ってもシラウオみたいな小さい奴が10くらいかな.それよりはということで,1月前と同様,夜間の短期集中ドンコ狙い.幸い先週船釣りで出番のなかった青イソメが余っている.家を出るときはちょっと風があるかなというくらいだったのだが,海に着くと強風に変わっている.状況によっては,浮釣りでメバルもと思っといたのだが,胴付の投げ竿オンリーで勝負する.結果としては,20cm弱のミニドンコが4つ釣れた.ここ会瀬に限らず,漁港周辺で底が岩場になっているような場所だったらどこでもドンコは釣れそうな気がする.風が強く気が付いたらクーラーボックスが強風で動いて,岸壁から落ちそうになっている.4分の1くらい身を乗り出した状態でまさに風前の灯だった.あわててクーラーボックスを回収した.夜釣りなので,釣行にはくれぐれもお気をつけてください.
3月10日,北茨城沖,曇り,6:00-12:00,沖メバル1,サバ3,ホウボウ1,ショウサイフグ1
この日は後から風が強くなるという予報が出ていたのだが,釣り馬鹿は気にしない.五目釣ということで,始めはメバル狙いの5本針で,後半にスロージギングにトライする予定を立てた.しかし最初の1匹がなかなか釣れない.周囲では,マダラ,イカ,沖メバルなどを釣り上げるが,私の竿に反応はない.時間だけが過ぎていく.坊主を覚悟した8時過ぎ,やっと沖メバルが釣れた.その後良型のサバが釣れたので, スロージギングにチェンジと思ったら風が強風に変わり船長が早上がりを宣言した.まだ9時前であるが天候には勝てない.船が帰途に着く途中風がすこし収まってきたので,船長が続行を宣言して,12時まで釣りをした.私のスロージギングの釣果は,ホウボウとショウサイフグのみ.後は良型テヅルモヅルも釣り上げた.

3月3日
(干物と干し芋)
土曜日は春一番というよりも台風のようだった.日曜日には風もおさまり,釣行しようと思えばできたのだが,体が動かなかった.この時期,茨城からいわきあたりまでの沿岸は,干し芋,干物など,乾燥した冬ならではの物産が並ぶ.乾きもの街道と命名したらどうだろうか.先日は生でも食べられるという切干大根を買ってみた.水で戻し,シーチキン,マヨネーズなどを混ぜサラダにしたらとても美味だった.那珂湊の市場でも様々な干物が軒先に並ぶ.買ってよかったという当たりもあるが,大したことはなかったというはずれもある.このような店との勝負も面白い.

2月24日
(しめ鯖)先月しめ鯖のアニサキスに当たって大変な思いをした.しめ鯖にリベンジした.今回は,サバを三枚におろし冷凍しておいたものを使った.冷凍によってアニサキスの心配は無くなる.あとはしめ鯖が上手に仕上がるかが問題だ.サバにたっぷりと塩を振り,3時間以上待つ.塩でサバの水分がだいぶ抜ける.その後よく水洗いして,ひたひたの酢に漬け丸1日置く.皮をはがし,骨抜きで中骨を取りスライスして出来上がり.酢がちょっときつい気もするが美味に出来上がったと思う.次はサバ寿司にでもトライしてみようかな.

2月17日,会瀬漁港,晴れ,18:00-19:30,ドンコ2
(夜釣り) 今までの冬の釣りは,次のパターンが多かった.とりあえず海にでも行ってみるかと,午後3時頃海に着く.竿を出すが反応は皆無.風で体感気温はさらに下がり,指先はかじかんでしまう.夜になったら何か釣れるかもと思うが,体力を消耗し,6時前に帰途につく.
今回はこの悪い流れを断ち切りたい.まずは釣行時間.6時から1時間ほどに集中する.風のない晩を選ぶ.服は船釣りと同様に重装備.靴下は2枚.仕掛けは,出かける前に準備しておく.狙いもはっきりさせておく.メバル狙いのイソメの浮釣りと,ドンコ狙いの胴付2本針仕掛けとヘチ釣り仕掛け.
そんな感じで気合を入れて海に行った.ドンコが2匹釣れ,メバルはダメだった.胴付2本針には,イソメ,タラ切り身,沖アミなど試したが,今回はイソメの反応が一番良かった.根掛りを防ぐため,胴付2本針の投げ竿をずっと持っていたが,6時台には魚の食いつく反応が頻繁に感じられた.その分メバル狙いの浮釣りがおろそかになってしまったかもしれない.ドンコが2匹だけだったが,自分としては釣りを楽しめた.やはり寒さを感じなかったのが良かったと思う.

2月10日,北茨城沖,晴れ,6:00-13:00,マダラ1,沖メバル2,サバ2
波の予報は2.5mだったが,波も風もなく冬としては絶好のクルージング日和だった.本日は五目釣りである.餌はオキアミが支給され,あとは各自勝手に持ってくる.私はアオイソメと冷凍イワシと一つテンヤの残りのエビを持参した.本日の目玉はマダラだった.マダラは100m以上の深場釣りのターゲットである.40-50cmのマダラが50m前後の浅場に集まっているようだった.私も一番下のイワシにマダラが一つ掛かった.他にはサバ,沖メバルが釣れた.同行のYさんはジャンボサイズのフグを釣り上げたのだが,船長も種類が判らずリリースした.仕掛けは5本針だけではなく,イソメやスロージギングなど色々試したがお祭りだけで有効な釣果は無かった.マダラは身よりも白子の方が価値があるとも言われるが,今回のマダラは若魚のせいか,白子は無しだった.

2月3日
今週末も釣行なし.行こうと思えば行けるのだけれど,そんなときに限って風が強かったり,寒かったり.それほど寒くなく風もない晩に釣行してみようと思っているのだけれど...そんな日はないか.どんどんひ弱になっている気がする.野菜室にはアオイソメが入ったままだ.先週はまだ生きていたのだが,今はちょっと怖くて確認できない.
先日荷台にクーラーボックスを載せ,竿を抱えた自転車の少年を見かけた.海からの帰りのようだった.何か釣れているのか気になったがこちらは車の中.心の中で「がんばれよ」と声をかけた.

1月27日
おかげさまでアニサキスは,病院に行かず無事に治まった.自然のものを生で食べるということは,それなりのリスクもあるという覚悟が必要かもしれない.でも釣った魚を刺身で肴にして,日本酒を一杯なんていうのは最高の贅沢だと思う.特にこの時期日本酒の新酒が出回っているので,日本酒を楽しみたいと思う.ビール,焼酎,ワインも良いのだが,個人的には日本酒が一番美味しく感じる.日本酒は,麹によるデンプンの糖化,そして酵母によるアルコールの生成という絶妙のバランスで作られている.刺身で食べる魚と,醤油と酒が口の中で一緒になる.釣りをして良かったと思う一瞬である.でも刺身になるような魚はなかなか釣れないんだけれどね.

1月20日
(アニサキス) とうとう当たってしまった.大当たりである.先週釣ったサバは船内でワタを取っておいた.これなら刺身でもシメサバでも問題ないはずだ.翌日1日酢に締めたサバを食べた.今思うと切り身を分厚く切ったのがワイルドだったかな.その晩.胸のあたりにキリキリと刺すような痛みが出て眠れない.症状からしてアニサキス以外には考えられない.翌日も結構きつかったのだがそのまま仕事をした.痛みがもっとひどくなったら病院に行くしかないと思ったが,運良く症状が徐々に軽くなった.2日後には,腹部に多少の違和感は残ったが,痛みは消えた.これで当たるべきものには全て当たってしまった気がする.牡蠣に当たったし,アジの腸炎ビブリオにもやられたし,生焼けの鳥レバーでカンピロバクターにより死ぬような思いもした.でもキャッチアンドイートはやめられない.慎重にかつちょっとワイルドに,釣りライフを今年も楽しみたい.

1月13日,北茨城沖,晴れ,6:00-13:00,良型サバ6
スロージギングが流行りつつあるようだ.試してみたい.ということで一つテンヤとスロージギングが両方できる船に乗った.まずはテンヤから.同行のYさんはヒラメ,Nさんはマダイにソイと,いきなり良型を連発する.完全に出遅れた私.どうせ駄目ならスロージギングでも試してみるか.お隣は,すでにスロージギングで沖メバルやイカなどをあげている.スロージギング用に,とりあえず100gのメタルジグを購入した.竿とリールは,普通の沖釣り用のものを使う.PEは2号.そしてサバタイムが始まった.水深20m前後で,良型のサバが入れ食いになった.スロージギングで初の釣果である.というより,テンヤでもなんでも,針があればサバは釣れた.5本で自主規制しようと考えたのだが,結局6本釣ってしまった.本日は50m程度が底だったのだが,底に仕掛けが着く前にサバに食われてしまうのだ.その後,テンヤとジグを交互に試してみるが,釣れたのはテヅルモヅルのみ.テヅルモヅルは何度も釣っているので,だんだんテヅルモヅルの魚信が判るようになってきたかも.結局スロージギングの釣果はサバのみで,スロージギングの有効性は何とも言えない.一つテンヤ,スロージギング,いずれも異なる釣趣かなと思う.ただゆっくりとは言え100gのジグをシャクリ続けるので,かなり疲れる.五十肩の危険性も大である.スロージギング専門で,6時間続けるのはきついかもしれない.

明けましておめでとうございます.「みなとによる港の釣り」という形で情報を発信し始めたのが1996年末.何事にも飽きやすい私が,よく続いたものだと,自分でも驚いています.釣行頻度は少しずつ減ってはいますが,今後も「ゆるく」釣りを続けて行こうと思います.

1月6日,河原子海岸,晴れ,15:00-16:00,ヒラツメガニ1
風もなくそれほど寒くもない.初釣りには良い天候だ.投げ釣りの竿を出し,同時にルアーでヒラメでも狙ってみるか.アオイソメを買って,河原子海岸に行った.投げ竿には,ヒラツメガニが釣れた.まあまあのサイズである.初釣りだったので縁起をかついで(?)リリースした.ルアーには,当然のことながら何も来なかった.しかし海面でバシャと魚の跳ねる動きがあったので,もしかしたらヒラメかもしれない.とにかく海岸から500mくらい沖に行けば,良型ヒラメが釣れているわけだから,砂浜から釣れてもおかしくはないだろう.

12月23日,日立沖,晴れ,6:00-12:00,ヒラメ2(55cm,45cm)
いくつかの船宿情報を見ると,今年の日立沖のヒラメは好調のようだ.実際に確かめるしかない.波の予報は2mから2.5mに変わった.そして前夜,かなり風が強かった.いやな予感がしたが,海の状況は思ったほど悪くはなかった.風はおさまり,多少うねりはあるが,釣りに支障はない.気温も手先がかじかむほどは寒くない.

久々のヒラメ釣りなのでロッドキーパーを忘れた.船はあっという間に釣り場に着いた.久慈浜から河原子までの,沖合い2kmくらいが釣り場だった.開始早々フィーバータイムが始まる.船内あちこちで,平均が50cm以上のヒラメがポンポンあがる.同行のNさんも良型を釣り上げている.通常ヒラメが数釣れる場合は,ソゲクラスがほとんどで,時々良型が混じるケースが多いのだが,今回は違う.ソゲクラスがほとんど釣れず,90%以上が50cm以上の良型だったと思う.それにいつもなら外道が釣れて傷心を癒してくれるのだが,外道もほとんど釣れていない.とにかく釣れるのは良型ヒラメだけなのだ.そんな中,私は...なぜか釣れない.確率の問題?腕が悪い?日頃の行いが悪い?朝マヅメのフィーバータイムを過ぎても,船内でポツリポツリと釣れ続けている.10時過ぎ,やっと魚信があり慎重に巻き上げると,ヒラメだった.船長が「やったね!」とすごく喜んでくれたのだが,それもそのはず,その時点でゼロだったのは私だけだったようだ.しかしその後も私は沈黙を続けた.船内平均がちょうど3枚くらいだと思う.刻々と終了時間が迫る.船長が「あと1分ね.」と言った.そして残り30秒ほど,本日2度目の魚信があった.慎重に巻き上げる.ということで本日はヒラメが2枚.船内平均には及ばなかったが,私の腕では,こんなものでしょう.

12月16日

今週は釣行なし.現在日立沖でヒラメが絶好調のようである.船宿情報は,何故か数サイズとも2割り増しになっている場合が多い.その分を差し引いても,今期は,多くの船の釣果報告を見ると数も型も良いようだ.今までは,経験的に,三度釣行して,一度ヒラメにお目にかかればよいという感じだった. しかし,今期は最低でも1枚,ボーズなしのケースが多い.ヒラメ釣りは,魚信の後しばらく待って,合わせたときのガクガクという強烈な反応が,アドレナリンを分泌させ最高である.